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古くから栽培される青梨【二十世紀】の特徴や赤梨と青梨の違いとは?

投稿者:ライター 諸田結(もろたゆい)

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

2019年9月 2日

今回紹介するのは、誰もが一度は聞いたことがあるだろう「二十世紀」という梨の品種。二十世紀は青梨の品種の1つだが、日本にある赤梨と青梨の違いとは何なのだろうか。青梨の代表格である二十世紀の特徴や味わいを紹介するとともに、赤梨と青梨の違いを比較し、紹介しよう。

1. 二十世紀は古い歴史を持つ青梨

二十世紀は青梨の品種で、古い歴史を持つ梨でもある。どの品種を掛け合わせてできたのかは不明だが、現在では鳥取県や福島県などを中心に栽培されている。二十世紀の始まりは1888年で、その16年後に命名された。二十世紀梨は鳥取県のイメージがあるが、じつは最初に発見されたのは千葉県の松戸である。

二十世紀の名前の由来

二十世紀はもともと「新太白」と呼ばれていたのだが、品質の高さが認められて二十世紀を代表する美味しい品種になってほしいという願いを込めて二十世紀と再度名付けられた。その名前の通り、現在では青梨を代表する有名な品種へと成長したのだ。

2. 二十世紀は甘みと酸味を味わえる梨

二十世紀は甘みだけでなく、酸味もしっかりと感じられる品種だ。甘みの強い幸水などと比べると、さわやかでスッキリとした味わいが特徴である。強すぎない酸味が梨の甘みを引き立ててくれ、とてもバランスのよい味である。二十世紀の特徴の特徴をいくつか挙げよう。

■やや小さめのサイズ

二十世紀は約300g程度と、梨の中ではやや小さめのサイズ感である。小さい実の中に甘みと酸味がギュッと詰まった美味しい梨なのだ。

■ジューシーで果汁が多い

口の中に入れるとジューシーでたっぷりの果汁を楽しむことができるのも特徴の1つ。食感は柔らかめで、ほどよいシャキシャキ感とたっぷりの果汁がなんとも美味しいのである。

収穫時期は?

二十世紀の収穫時期は8月下旬~9月下旬頃。8月下旬になると手に入れることができるようになり、9月に入ったころから収穫量が増え、10月に入るとどんどん減少していく。二十世紀を食べるなら9月上旬ごろがおすすめだ。

3. 赤梨と青梨の違いとは?

今回紹介している二十世紀は青梨だが、日本で栽培されている梨は大きく分けると赤梨と青梨に分けられる。ここでは、赤梨と青梨の違いを比較してみる。

■表皮の色の違い

最も大きな違いは、表皮の色だ。赤梨は茶色っぽい褐色をしているが、青梨は黄緑色をしている。とくに青梨は熟す前はしっかりとした緑色をしたものが多く、あまり知識がなくても見た目で簡単に見分けることができるだろう。

■味の違い

赤梨は甘みが強く、青梨は甘みと酸味の両方が感じられる傾向にある。例外もあるが、青梨は収穫初期の頃は青みが目立ち、酸味も強く感じられる。酸味が苦手な人は赤梨を選ぶか、しっかり熟して黄色みを帯びた青梨を選ぶとよいだろう。

■手触りの違い

赤梨は表面がザラザラとしているのに対し、青梨はツルツルとしている。気にして見ないと分からないが、赤梨と青梨には意外にもたくさんの違いがあるのだ。

4. 二十世紀から生まれた人気の梨たち

二十世紀はそれ自体も人気の品種だが、そこから改良された品種もたくさんある。

■ゴールド二十世紀

ゴールド二十世紀は、二十世紀を改良して作られた品種だ。病気に強く、二十世紀よりも栽培しやすいのが特徴。

■おさ二十世紀

二十世紀の枝変わりとして発見されたのが、おさ二十世紀。自身の花粉を使って受粉できるので、人工授粉の必要がないのが特徴。やや病気に弱く、育てにくい品種。ほかにも二十世紀から派生した人気の品種はたくさん存在するのだ。

結論

今回は二十世紀という青梨と、赤梨と青梨の違いについて紹介した。梨にはたくさんの種類があり、品種によって特徴や収穫時期も異なる。それぞれの旬をチェックし、一番美味しい時期に梨を味わってみてはいかがだろうか。ちなみに、江戸時代には150種類もの梨の品種があったそうだ。現在でも20種類程度の梨が存在しているので、ぜひいろいろな品種を食べ比べてみてほしい。
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