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触ってわかる!洋梨の食べ頃とおすすめの食べ方

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2018年9月21日

洋梨は食べごろの判断が難しいとされ、軸のまわりの柔らかさを確かめるのが一般的だ。見た目で色が変わる品種もあるが、ほとんどが見た目に変化がなく、食べごろを逸したり、まだ固すぎる状態で切ってしまうなどの失敗も。そんな洋梨の食べごろについて、品種ごとの違いも交えて解説する。

1. 洋梨の食べごろとは

洋梨は、基本的に軸がしっかりしていて表面に傷がなく、まだ固いうちに購入するのがポイントだ。洋梨は、樹上で成熟せず「追熟」のひと手間が必要となるため、購入後自宅で食べ頃まで保管しながら追熟させる。
洋梨をおいしく食べるには、この食べごろを見極めるのが非常に重要となる。
洋梨の品種によって見た目や香りがほとんど変化しないものもあるが共通の見極めポイントは軸回りの果肉の弾力だ。
片手で軽く放り投げてキャッチした時にゴツゴツと感じる場合は熟しきっておらず、甘味もまだ薄くて歯ざわりはガリガリと固い。
軸周りの果肉を指でそっと軽く押してやわらかさを感じたら食べごろだ。熟してくると軸も茶色くなって乾燥してくる。
明らかにやわらかいものは熟し過ぎで、完全に熟れた状態のものは傷みやすい。そうなると冷蔵保存してもあまり日持ちしないので、一日二日程度で食べきるようにしよう。
購入時の状態や保存環境によっても異なるが、洋梨はエチレンが多く、熟しはじめると足が速い。できれば毎日チェックし、肌触りで確認して食べごろのタイミングを探ろう。
なお、保存の温度を高くしたりリンゴと共に保存しておくと熟期が早まる。逆に、水分を失わないように密閉を保った状態で低温保存をすると追熟を遅らせることができる。

2. 品種別の食べごろ

品種によって、熟すと香りが強くなるもの、表皮の色が変わるもの、ほとんど見た目は変わらず柔らかくなるものがある。
  • ラ・フランス:熟しても果皮の色はあまり変化せず、香りもさほど強くはないが、軸周りの果肉に弾力が出てくる。指先で軽く押して、少しひっこむくらいが食べごろだ。
  • ル・レクチェ:熟すと果皮がブライトイエロー(鮮やかな黄色)になり、豊潤な香りがするようになる。指で触れると軟らか。
  • バートレット:果皮は熟すと黄色になり、フルーティで芳醇な香りが立つようになる。お尻の部分を軽く押して柔らかく感じたときが食べごろ。
  • オーロラ:熟すと果皮が黄金色になり、香りも強くなる。軸の付け根の部分を指で押すと跡がつくくらいが食べごろとなる。
  • ゼネラル・クラーク:熟すと果皮が黄色くなり、特有の香りがする。指でおすと跡がつくほど柔らかく、皮をむくときもするすると滑らかにむくことができる。
  • マルゲリット・マリーラ:熟すと果皮全体が黄色くなり芳香が増す。食べごろには、手にとって柔らかさを感じる頃である。
  • シルバーベル:果皮は黄緑色で、完熟すると黄色みがかるのが特徴。甘い香りがたち、軸の周りを押して柔らかさを感じるようになると食べ頃だ。さらにもう一段深く完熟すると、ぶつかり合ったような跡がつく(表皮が茶色く変色する)。

3. 食べごろではない洋梨のおすすめの食べ方

まだ食べごろではない固すぎる状態の洋梨に包丁を入れてしまった場合や明らかに熟しすぎてしまった場合は、思い切って調理をしてみよう。

◆ まだ固すぎる状態で包丁を入れてしまった場合:コンポート

① 洋梨を縦4つに切り、皮をむく。
鍋にカットした洋梨を入れ、水と白ワインやロゼワインをひたひたになる程度加える。さらに砂糖50g程度を入れて10分程度弱火で煮る。アクが出たら取り除く。
② 火を切る直前にコアントローやグランマニエなどのリキュールを振り掛けると大人の味わいに。鍋から取り出し、粗熱がとれたら冷蔵庫へ。
洋梨のコンポートは、バニラアイスに添えて食べたり、洋梨のタルトやコンポートゼリーの具材になる。

◆ 熟しすぎてしまった時のおすすめの食べ方:ジャム

① 鍋にいちょう切りにした洋梨を入れ、レモン汁と洋梨重量の1/2量のグラニュー糖を入れ、サッとひと混ぜする(できあがりに洋梨の形を残したい場合は大きめにカットする)。
② 鍋を強火にかけ、アクが出たら取り除く。
③ 沸騰したら中火で10分程度、洋梨が透き通ってくるまで煮る。
④ 量が多い場合は、衛生的に瓶詰めする。
洋梨はペクチンが多いため、ジャムにしたときにとろりとした状態になりやすい。ジャムは、パンに塗ったり、ヨーグルトにかけたりと日常的に楽しめる。

結論

洋梨は追熟することで、洋梨に含まれるでんぷん質が果糖などの糖分に変化する上、ビタミンの量も増加がみられ、甘みや酸味などフルーティな味わいが強くなる。食べごろを逃さないように、完熟したタイミングをぜひ見極めたい。
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