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【てっさ】はどんな食べ物?カロリーや栄養を紹介!食べ方のマナーも

投稿者:ライター 田口忠臣(たぐちただおみ)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年9月17日

てっさという料理をご存知だろうか?てっさは、ふぐ刺しのことで関西ではふぐのことを鉄砲と呼び、鉄砲の刺身だからてっさと呼ばれている。高級料理を代表するふぐ料理は、なかなか食べる機会が少ないかもしれないが、今回はてっさをはじめふぐ料理のカロリーや栄養について紹介しよう。

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1. てっさってどんな食べ物?

てっさという言葉の由来は戦国時代にまで遡る。ふぐ自体は縄文時代から食べられていたようであるが、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、下関でたくさんの兵がふぐの毒に当たったため、「河豚食禁止の令」が出された。その後も禁止されていたが、1888年に初代内閣総理大臣の伊藤博文が、ふぐの美味しさに感嘆し山口県令(知事)に働きかけて解禁させた。
禁止されてからも、その美味しさから隠れて食べる人は多くおり、ふぐの毒に当たって運悪く死ぬ人もいた。豊臣秀吉の時代は、ちょうどポルトガルから鉄砲が伝来したころで、
・ふぐも鉄砲も当たると命を落とす。
・河豚食禁止の令が出ているため、公にはい言えないので隠語を使う必要があった。
の理由から、関西ではふぐのことを鉄砲と呼ぶようになったのである。
ふぐ(鉄砲)の刺身でてっさとなり、ふぐを使った鍋料理はてっぽう鍋、ちり鍋はてっちりと呼ばれている。

2. ふぐ料理の種類とカロリーや栄養について

ふぐは高たんぱく質で低カロリーな食材である。生のとらふぐで100gあたりカロリーが85kcal、たんぱく質が19.3gとなっている。ふぐ料理の代表的なものとカロリーも紹介しよう。

てっちり(ふぐちり鍋)

身だけでなく、アラや白子までふぐを余すところなく使う鍋料理。ほかに白菜やネギ、しいたけ、木綿豆腐などが入り、高タンパク質・低カロリーのヘルシーな鍋料理である。
カロリー1人分 約350kcal

ふぐの唐揚げ

淡白な味のふぐは油との相性がとてもよく、唐揚げは人気のふぐ料理だ。
揚げすぎると身がかた硬くなってしまうので、揚げ時間に注意し、170℃くらいの油でうっすらきつね色になるまで揚げよう。
カロリー1人分 約200kcal

てっさ(ふぐ刺し)

生のふぐの身は、かたくとても弾力があるため、盛り付けたお皿の絵柄が透けて見えるぐらい非常に薄く切られる。薄く切った刺身は、縁を立て、美しい菊の花のように盛り付ける「菊盛り」などにされる。
カロリー1人分 約26kcal

3. てっさの食べ方のマナー

ふぐの刺身であるてっさは、目でも楽しむ料理である。薄く切られた刺身を大皿に花のように盛り付けるその様子は芸術品でもある。食べる時にも、ぜひ美しく食べるようにしよう。

てっさの盛り付け

てっさは、「ふぐ引き包丁」といわれる専用の包丁で調理される。ふぐ引き包丁は、一般的な刺身包丁と異なり、刃の厚さは3㎜以下と非常に薄く、刃渡りは長い。ふぐ引き包丁の「引き」とは、包丁を手前に引いてふぐの身を薄く削ぐ切り方から名付けられた。ふぐ刺しの場合には、刺身を切るではなく、引くというのだ。
てっさは、大皿に花のように美しく盛り付けられる。菊の花のように盛り付ける「菊盛り」や、牡丹の花のように盛り付ける「牡丹盛り」がある。盛り付けの美しさを目で堪能するのもてっさの楽しみ方のひとつである。

てっさの食べ方

てっさは、皿の外側から円を描くように美しく重ねながら中央に向かって盛り付けられる。日本料理では、盛り付けられた料理は、料理人が盛り付けた順番の逆からいただくのがマナーとされている。したがって、てっさの場合にも盛り付けの上となる皿の中央の部分から食べるのが正しいマナーである。
てっさはとても薄いので、味を十分に楽しむなら1枚ではなく2~3枚をまとめて箸ですくい取ろう。添えられたネギなどの薬味を好みで巻いてポン酢をつけて食べると、ふぐ本来の繊細な味と食感が楽しめる。

結論

高級料理といわれるふぐ料理。関西ではてっさと呼ばれるふぐ刺しは、ふぐ料理の代名詞ともいえる料理である。薄く引かれ花のように美しく盛り付けれらたてっさは、目で楽しむ料理でもある。てっさは1人前約26kcalとカロリーを気にせずに食べることができる料理であるが、ほかの料理や酒と一緒にいただくことが多いので、トータルのカロリーには気を付けよう。
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