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世界に誇れる日本生まれの甲州ワインの魅力を調査

投稿者:ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

2019年10月23日

ワインといえば、ヨーロッパをイメージする人が多いかもしれないが、じつは国産ぶどうを使用して国内で製造された日本ワインにも150年ほどの歴史がある。この日本ワインの代表といわれるのが、甲州ワインなのだ。近年世界でも高い評価を受けている甲州ワインについて紹介する。

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1. 日本固有のぶどうで作られた甲州ワイン

甲州は日本固有の品種の白ぶどうであり、2010年に国際ぶどう・ワイン機構(OIV)にて、日本初のぶどうとして品種登録された白ぶどうである。日本でワインが作られるようになった歴史は150年ほどだが、甲州ぶどうは1000年以上の歴史をもつといわれている。
ワイン醸造に使用されている甲州ぶどうのほとんどが山梨県で栽培されており、このぶどうで作られたワインが甲州ワインなのである。

明治時代から作られていた甲州ワイン

明治時代に初めての日本ワインとして作られたのが甲州ワインである。しかし、この時代はまだ生産技術が低く、一度目はたった2年で廃業してしまうこととなった。しかし、その後も試行錯誤し、甲州ワインの醸造に取り組んだ結果、近年になり、甲州ワインは世界中から高評価を得ることができるワインとまでなることができた。

2. 甲州ワインの選び方

甲州ワインの原料である甲州の見た目は、デラウェアの粒よりやや大きい程度の大きさで、色は淡い赤紫色をしている。生産地である甲府盆地は日照時間が長いことに加えて雨が少なく、斜面がなめらかなうえに水はけがよい土地である。そのため、質のよいぶどうが収穫されるといわれている。
しかし、甲州はヨーロッパ系品種のぶどうと比較すると、糖度が低いという弱点がある。そのため、発酵をしっかりと促し、ワインを作る過程において、糖を補うことによりワインの仕上がりをよくしていることが多い。ただし、各生産者の努力もあり少しずつ糖度の高い甲州が栽培されるようになったり、糖度を無理にあげることをせずに逆にアルコール度数の低いワインを製造したりとさまざまな努力がなされている。

醸造方法で異なる甲州ワインの味わい

甲州ワインには大きく4種類の醸造方法がある。それぞれの醸造方法で味わいが異なるので、自分の好みに合うものを選ぶとよいだろう。辛口が好みで、フルーティーな香りにミディアムライトですっきりとした味わいを求める人には、「シュール・リー」という醸造方法のものがおすすめである。味わいに厚みと深みがあり、複雑性のあるミディアムライトボディーを好む人には、樽でしっかりと熟成させることで醸造する「樽熟」がある。樽についているバニラ香や燻香などがワインに移ることでいろいろな表情が楽しめる。白ワインであるが、ほどよい苦味とほんのりオレンジ色がかった個性的なワインを楽しみたい場合には「スキンコンタクト」を選ぼう。また、甲州ぶどうを使用した「スパークリングワイン」も作られているので、発泡性のある軽い飲み心地を望む人におすすめである。

3. 甲州ワインと相性のよい食事とは

全体的には柑橘系の香りがベースであり、強くない穏やかな酸味ですっきりとした飲み心地である甲州ワイン。日本ワインである甲州ワインと相性がよいのは和食であるといわれている。
一般的に和食とは合わないといわれているワインであるが、甲州ワインは繊細な味を壊さないという点から、出汁をきかせた煮物や寿司、刺身、魚料理全般との相性がバツグンであるので、日本の食卓にはピッタリなのである。
もちろん、和食だけでなく、野菜を中心として作られた料理とも相性がよい。

結論

日本生まれのワインである甲州ワインは、本場ヨーロッパでも認められている日本が誇れるワインである。和食との相性がバツグンであるワインなので、毎日の食卓の中にも取り入れやすい。ぜひ、日本が誇るワインである甲州ワインを積極的に取り入れてみてはいかがだろうか。
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