このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

スイス産の樽型チーズ【トノウ チーズ】の特徴や美味しい食べ方

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年10月23日

ヨーロッパのチーズは、外観の特徴から名付けられているものが多い。今回紹介する「トノウ チーズ」もその一つである。ハードタイプのチーズでありながら日本人も食べやすいといわれるトノウ チーズとは、どのようなものなのだろうか。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. トノウ チーズとは

トノウ チーズの「トノウ」は樽を意味する言葉である。樽のような形をしていることが名前の由来だ。原料は牛の生乳で、スイスのジュラ山脈地帯で生産されている。

黒い表面に反したクリーム色の中身

まさに樽のようなずんぐりとした外観のトノウ チーズは、表面の色も独特である。色素により黒々としているため、一見ビックリしてしまう人もいるだろう。ところが、カットすると断面は美しく濃いクリーム色である。質感もなめらかで、いかにも美味しそうなチーズだ。

トノウ チーズはややこしい

見た目が樽に似ているチーズはほかにもあり、それらもトノウ(トノー)という名称で出回っている。そのため、トノウ チーズを探そうとするとほかの種類のチーズにいきついてしまうことも少なくない。とくに、フランス・ブルゴーニュ産のヤギのミルクで作られたものが有名である。こちらも美味しいと評判のチーズだが、産地も原料も異なるまったく違うもののため注意が必要だ。

トノウ チーズはフランスで人気

スイスで作られているトノウ チーズだが、生産国よりもフランスで人気を集めている。トノウ チーズの産地であるジュラ山脈地帯はフランスとの国境に位置し、チーズ生産がさかんな地域である。ジュラ山脈地帯のフランス側でもチーズ生産が行われている。つまり、国は違えどチーズ生産の環境を共有しているも同然といえるだろう。スイス産のトノウ チーズがフランス人に違和感なく受け入れられるのも自然なことなのだ。

2. トノウ チーズってどんな味?

フランス人にも人気のトノウ チーズは、ハードタイプに属する。チーズは長期熟成するとクセや香りが強くなり食感もポロポロしたものになりがちだが、トノウ チーズは長期熟成したわりになめらかでクセがないのが魅力である。

ナッツのようなコクとパイナップルのような風味

トノウ チーズはクセがなく食べやすいが、コクがしっかりと感じられる。ナッツのような濃厚なコクとともに、甘みも持ち合わせている。その甘みはパイナップルにたとえられることも多く、フルーティーで心地よい風味なのだ。ヨーロッパのナチュラルチーズの強い風味やクセが苦手な人でも、トノウ チーズなら安心して食べられるのではないだろうか。

3. トノウ チーズの美味しい食べ方

ハードチーズはワインなどの酒のつまみとして楽しむイメージが強いが、トノウ チーズはなめらかで食べやすいため食事用にもぴったりだ。そのまま食べてももちろん美味しいし、料理にも使いやすいチーズである。

チーズフォンデュに向く

トノウ チーズはすりおろせるほど硬くはないため、カットしたり加熱して溶かしたりして使うことが多い。芋や野菜をつけてチーズフォンデュにすると美味しい。パンとの相性もよく、チーズトーストにしたりサンドイッチの具にしたりするのもおすすめだ。

ジャムやはちみつとも合う

卵や野菜と組み合わせても美味しいため、さまざまな料理に使えるだけでなく、甘みのあるものと合うのがトノウ チーズの魅力。クセも塩気も強くないため、ジャムやはちみつと一緒に食べても意外といける。朝食や子どものおやつにもぴったりのチーズなのだ。

結論

スイス産のトノウ チーズは、なめらかでフルーティーな風味が魅力。日本人でも食べやすくつまみにも食事にも向く万能なチーズである。しかし、フランス産などほかのトノウ(トノー)よりも情報が少なく、日本でもほとんど見かけることがない。日本のチーズ専門店でもぜひ取り扱ってほしいものである。
この記事もCheck!

おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ