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1. カニ鍋のカニと具材の選び方

カニ鍋には、カニを中心としたさまざまな食材を入れる。食材選びは自由度が高いが、一応の目安を簡単に見てみよう。
カニ
カニの種類はいずれでも美味しい。下ごしらえの手間や扱いやすさを考えると、カット済みのタラバガニあるいはズワイガニの脚を買うのがよいだろう。ズワイガニの脚は、タラバガニに比べて細く殻も薄いため、火が通りやすい。ちなみに、自分で解体できるのであれば、思いきって姿のままを買うのもありだ。冷凍でも生でも構わない。
野菜
一般的な鍋ものの具材としてイメージできる野菜を、どんどん入れたい。にんじん、白ねぎ、しいたけ、春菊などが定番だ。ほかにも好みで野菜を入れてみよう。
肉
意外に感じるかもしれないが、鶏肉や豚肉とカニの相性はよいのだ。今回の主役はあくまでカニなので、肉の味や出汁が主張し過ぎないように小さめ、薄めの肉を選ぶのがよいだろう。たとえば豚肉なら薄切りや細切れ、鶏肉ならもも肉やむね肉を小さくカットするのがおすすめだ。
スープ
カニの香りをしっかり楽しむためには、淡泊な味わいのスープをおすすめする。たとえば自分で昆布などから出汁を取るなら、出汁にしょうゆとみりんを少々加える程度でもよいだろう。市販のスープの素を使っても構わないが、味が濃い傾向にあるため、場合によっては薄めて使うのがよいかもしれない。
その他
好みに応じて豆腐や春雨、あるいは葛切りなど、遠慮なく入れてみてほしい。食材が増えていくとスープの味が複雑になり、より美味しくなるのだ。カニだけでなく、さまざまな食材の味を楽しみたい。
2. カニ鍋の下ごしらえ

冷凍のカニを買った場合は、あらかじめ解凍する必要はない。凍ったまま鍋に入れて加熱して問題ないからだ。
ただし、殻の表面に張っている氷の膜(グレーズという)を取り除く必用がある。流水にしばらく当てて、グレーズが剥がれ落ちるのを待とう。無理に引き剥がす必要はない。
その後は、鍋に入れやすい大きさ、食べやすい大きさにカットすればよい。カット済みのものを買えば、苦労しないはずだ。
ただし、殻の表面に張っている氷の膜(グレーズという)を取り除く必用がある。流水にしばらく当てて、グレーズが剥がれ落ちるのを待とう。無理に引き剥がす必要はない。
その後は、鍋に入れやすい大きさ、食べやすい大きさにカットすればよい。カット済みのものを買えば、苦労しないはずだ。
ほかの食材を食べやすい大きさに切る
どの食材も、基本的にひと口サイズに切る。カニのサイズが大きいので、とくに鍋が小さい場合は、ほかの食材を小さくしないと入りきらない可能性もある。環境に応じて調整しよう。
下ごしらえのコツはコチラでも解説!
カニの上手な切り方はコチラ!
3. カニ鍋の作り方・レシピ

下ごしらえまで終われば、あとは簡単だ。鍋にスープを入れて加熱し、カニやそのほかの食材を入れてじっくり煮込めばよい。
冷凍のカニを使う場合には、入れてから再度沸騰するまでに時間がかかる。そのため、ほかの食材はあとから入れるのもよいだろう。
春菊などのすぐ火が通る食材を除いては、ある程度は時間をかけて煮込みたい。そうすることでそれぞれの食材から出汁が出て、スープの味を豊かにしてくれる。せっかくのカニを使うので、スープまでじっくりと味わえるような仕上がりにしたい。
冷凍のカニを使う場合には、入れてから再度沸騰するまでに時間がかかる。そのため、ほかの食材はあとから入れるのもよいだろう。
春菊などのすぐ火が通る食材を除いては、ある程度は時間をかけて煮込みたい。そうすることでそれぞれの食材から出汁が出て、スープの味を豊かにしてくれる。せっかくのカニを使うので、スープまでじっくりと味わえるような仕上がりにしたい。
しめも味わいたい!
カニ鍋自体非常に美味しいが、食べ終わったあとのスープにも旨みがたっぷり残っている。ぜひしめを作って、最後まで味わっていただきたい。スープを薄味にしておけば、塩分過多の心配も少なくなるはずだ。
カニ鍋におすすめのしめはコチラ!
結論
カニ鍋作りは、カニの下ごしらえが難しそうに思えて意義と簡単だと感じていただけたのではないだろうか。カニさえ手に入れば、自宅でも好きな食材とカニとの旨みを組み合わせ、美味しいカニ鍋を簡単に楽しむことができる。今回は基本的な作り方を紹介したが、ほかにも味付けや食材など、こだわり次第でアレンジできる余地は十分にある。ぜひ、好みのレシピを見つけていただきたい。
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