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カニ鍋の具材を紹介!メインのカニやその他の野菜・肉類はどう選ぶ?

カニ鍋の具材を紹介!メインのカニやその他の野菜・肉類はどう選ぶ?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年11月25日

大きなカニの足が入った豪華な鍋料理の一つ「カニ鍋」。そんなカニ鍋には、メインであるカニをはじめ、野菜類、キノコ類、肉類、魚介類などさまざまな具材が使われている。今回は、そんなカニ鍋の具材に注目して、基本的な組み合わせ例やカニ鍋におすすめの具材などを解説する。

  

1. カニ鍋ってどんな料理?

カニ鍋とは、タラバガニやズワイガニといった「カニ」がメインの鍋料理のこと。また、鍋料理の種類には、濃い目のスープを使う「カニすき」、薄めのスープを使う「カニちり」、グツグツしたスープでサッとカニを茹でて食べる「カニしゃぶ」などいくつかある。いずれもスープや食べ方などは異なるが、使用する具材は豆腐、野菜類、キノコ類、肉類、魚介類など共通しているものが多い。

2. カニ鍋の基本的な組み合わせ

カニ鍋の具材の組み合わせはさまざまあるが、基本はメインとなるカニに豆腐、野菜類、キノコ類を組み合わせたものが多い。一般的な組み合わせの例には、以下のようなものがある。

【カニ鍋の具材の組み合わせ例】

  • 組み合わせ例1:カニ、豆腐、白菜、長ネギ、シイタケ、春菊
  • 組み合わせ例2:カニ、豆腐、白菜、長ネギ、人参、シイタケ、えのきだけ、春菊
  • 組み合わせ例3:カニ、焼き豆腐、白菜、長ネギ、シイタケ、セリ

3. カニ鍋の「カニ」は何がいい?

カニ鍋にはさまざまな種類のカニが使われているが、一般的にはタラバガニ、ズワイガニ、毛ガニなどが定番となっている。そこで、これらのカニの特徴について確認しておこう。

その1.タラバガニ

「カニの王様」といわれることもあるタラバガニは、カニ鍋の定番食材の一つ。その食べ応えがたっぷりのタラバガニの脚肉には、甘みも詰まっており、お腹も心も満足させてくれる。日本では北海道で水揚げされているが、基本的には海外産のものが多く出回っている。余談だが、タラバガニにはカニと付いているが、分類的には「ヤドカリ」の仲間とされている。

その2.ズワイガニ

「カニの中でも最も美味しい」といわれるズワイガニを使うのもおすすめ。そのしっかりとした脚肉には、タラバガニと同じく強い甘みがあり、ねっとりとした上品な味わいもある。なお、地方名やブランド名が数多くあり、地域によって松葉ガニ(島根・鳥取・兵庫・京都)、越前ガニ(福井)、加納ガニ(石川)などズワイガニの呼び名は異なっている。

その3.毛ガニ

「濃厚な味わいが楽しめる」といわれている毛ガニ(ケガニ)もおすすめ。タラバガニやズワイガニに比べるとやや小ぶりではなるが、その分、身が詰まっており甘くて美味しい。また、毛ガニには濃厚なカニ味噌が詰まっており、これも非常に美味しいことで知られている。〆のおすすめは、毛ガニのうま味を楽しめる「カニ雑炊」となっている。
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4. カニ鍋に入れたいおすすめ具材

カニ鍋には前述したカニ以外にも、豆腐・野菜類・キノコ類・肉類・魚介類などの具材を一緒に加えることが多い。ここではそんなカニ鍋にぜひ入れたいおすすめ具材をいくつか紹介する。

具材1.豆腐

カニ鍋には、ほかの鍋料理と同じように、豆腐や焼き豆腐が使われることが多い。豆腐自体は淡白な味ではあるが、カニやほかの食材のうま味を吸うことで非常に美味しくなる。また、アツアツの状態を食べれば体の芯から温まるのも魅力である。「縁の下の力持ち」のような存在といえるだろう。

具材2.野菜類

カニ鍋には、鍋料理の定番である白菜、人参、長ネギをはじめ、さまざまな野菜が使われている。また、香りが強い春菊やセリなどを使ったり、香味野菜の一種であるショウガなどを加えたりすることも多い。そのほか、かさ増しにも役立つキャベツやもやしなどを入れるのもおすすめだ。
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具材3.キノコ類

ほかの鍋料理にも欠かせないが、カニ鍋にもうま味をプラスできるキノコ類は欠かせない。定番はシイタケやえのきだけ、シメジなどであり、お好みのキノコをプラスすればOK。火を通すことで柔らかくジューシーになり、よりいっそう美味しく食べられるようになる。

具材4.肉類

カニ鍋のメインは当然カニではあるが、豚肉や鶏肉といったうま味をプラスできる肉類を加えるのもおすすめ。肉類を加えることで、鍋料理の見た目も豪華なものになる。また、カニ鍋に肉類を加えるなら、豚モモ肉や鶏ムネ肉といった脂肪が少ない肉を選ぶほうがよい。

具材5.魚介類

カニ鍋には、カニ以外の魚介類を入れるのもおすすめだ。特に淡白な味わいのタラやエビなどは、カニのうま味を引き立てるので相性バッチリとなっている。ただし、魚介類を大量に入れたり、牡蠣などの味や香りが強い具材を入れたりするのがNG。あくまでも主役はカニだと忘れないようにしよう。

5. カニ鍋のおすすめの「しめ」

普通の鍋料理であれば、しめにはご飯・ラーメン・うどんなどさまざまな食材が使われる。しかし、カニ鍋の場合は「ご飯」を加えて、カニ雑炊にすることが定番となっている。具材のだしがきいたスープにご飯を入れて、溶き卵を加える。そして、卵に火が通ってからネギなどをトッピングすればカニ雑炊の完成だ。最後までカニのうま味を存分に楽しめる食べ方となっている。
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6. カニ鍋のおすすめの「スープ」

冒頭で説明したとおり、カニ鍋にはいくつか種類がある。一般的にいわれるカニ鍋は「カニすき」と呼ばれるもので、昆布だしや醤油を使ったものだ。一方、スープにはほとんど味付けせずに、タレで楽しむのが「カニちり」と呼ばれる鍋料理となっている。味が濃いカニすきなら具材は何でも合うが、薄味のカニちりにする場合は、味や香りが強すぎる具材を使うのは避けたほうがいいかもしれない。
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結論

カニ鍋に使う具材は、メインであるカニをはじめ、豆腐、白菜、人参、長ネギ、キノコ類などが定番となっている。また、カニを邪魔しない程度に肉類や魚介類をプラスするのもおすすめだ。基本的にはお好みで具材を使って問題ないが、せっかくのカニ鍋なので、カニの味わいを引き立てられる具材を合わせてみよう。
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  • 公開日:

    2019年12月13日

  • 更新日:

    2021年11月25日

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