自家製【タルタルソース】をマスター！作り方やアレンジ法などを紹介

フライにかけて食べることの多い、タルタルソース。たっぷりつけて食べると美味しいが、カロリーが気になり控えめにかけて食べた経験のある方が多いのではないだろうか。カロリーが高そうなイメージのあるタルタルソースだが、市販品のカロリーは、使用している原材料によって違う。原材料を確認してカロリーが低めのものを選ぶという手もあるが、手作りすれば、さらにカロリーを抑えることができる。栄養面からしても、卵にはタンパク質やビタミンなどが豊富で、玉ねぎには疲労回復効果のあるビタミンB1なども含まれている。工夫して食べれば、美味しく料理を堪能できる、栄養も豊富な万能ソースといえるだろう。

秋田県の名産「いぶりがっこ」をご存知だろうか。たくあんに似ているが、味は少し違う。スモーキーな風味が特徴で酒のあてにもぴったりの漬物だ。実は、いぶりがっこはタルタルソースと相性がよい。作り方もとても簡単で、ピクルスの代わりにいぶりがっこを使用するだけである。肉料理や野菜のディップはもちろん、白いごはんと合わせても最高に旨い。本当にいぶりがっこが、タルタルソースと合うのか？にわかには信じがたいと思うが、だまされたと思って試してみてほしい。

日本では、マヨネーズに細かく刻んだ玉ねぎや茹で卵、ピクルスを混ぜたものをタルタルソースとして提供していることが多いが、本来のタルタルソースは、エシャロットや玉ねぎなどアクセントのある野菜にケッパーや生パセリ、オリーブなどを刻んで加え、さらにチャイブやディルなどのハーブ類を加えた本格的なものだ。しかし、あまりに本格的なものだと、子どもの口には合わないかもしれない。家族皆で食事を楽しむために、子どもにはピクルスと茹で卵をたっぷり入れたマイルドで優しい味のものを、大人用には本格的な味わいのものを用意してみてはいかがだろう。

市販品を購入してもよいが、家庭で手軽に作って楽しむこともできるタルタルソース。用意するものは、玉ねぎ、茹で卵、きゅうりのピクルス、マヨネーズ、レモン汁、塩、こしょうといたってシンプル。材料が準備できたら、後は刻んで混ぜるだけ。自家製のタルタルソースで食べる、白身魚のフライやチキンのソテーはバツグンに美味しいはずだ。

酒のあてにしたり、カレーの付け合わせにしたりすることが多い、らっきょう。タルタルソースと相性がよいのをご存知だろうか。作り方もとても簡単で、茹で卵・ピクルス・玉ねぎを混ぜたシンプルなタルタルソースに、みじん切りにしたらっきょうを混ぜるだけ。コリコリとした食感が楽しいタルタルソースのできあがりだ。ひと味違ったタルタルソースは、肉や魚料理のつけ合わせにおすすめなので、ぜひ試してみてほしい。

宮崎県発祥の鶏肉料理、チキン南蛮。揚げた鶏肉を甘酢に浸し、タルタルソースをかけて食べる、人気の一品である。タルタルソースの作り方をマスターしたら、ぜひチキン南蛮を家庭で作って食べてみてほしい。揚げた鶏肉を浸す甘酢は、簡単に手作りすることができるし、タルタルソースに使うピクルスは、柴漬けやきゅうりの古漬けなど、酸味のある漬物でも代用可能だ。手作りのタルタルソースをたっぷりつけて食べるチキン南蛮は絶品、チャレンジしてみる価値はある。

刻んで混ぜるだけで作れるタルタルソースは、子どもと一緒に料理を楽しみたいときにもおすすめだ。「茹で卵をフォークでつぶす」「マヨネーズなどの計量をする」など、小さな子どもでも手伝える
工程がたくさんある。玉ねぎやピクルスなど細かく刻むものは大人が前もって準備しておけば、あとはボールの中で材料をぐるぐると混ぜるだけ。自分で作ったタルタルソースがあれば、苦手な食材も美味しく食べられるかもしれない。

市販のものを用意してもよいが、タルタルソースは、家庭で手軽に作ることができる。家で作れば、好みの味付けにできるうえ、欲しい量を作ればよいので余らせてしまう心配もない。ぜひ、自家製タルタルソースを作ってみてほしい。