チーズタッカルビとは？基本的な作り方や美味しく作るポイントを紹介

チーズタッカルビとは、韓国料理のタッカルビ（鶏肉の甘辛炒め）ととけるチーズを合わせた料理である。東京の新大久保にある韓国料理店が独自に作りだしたオリジナル料理とされており、そのフォトジェニックな見た目からSNSやメディアなどで注目を集める。さらに2017年には「JCJK流行語大賞」にも選ばれるなど、韓国料理としては非常にメジャーなものになった。

チーズタッカルビは家庭で作ることも可能だ。さまざまな作り方があるが、おすすめはホットプレートを使う方法だ。以下で、ホットプレートを使ったチーズタッカルビの作り方・手順を確認しよう。

【具材】
・鶏もも肉：1枚
・キャベツ：1/4個
・玉ねぎ：1/2個
・にんじん：1/2本
【調味料】
・コチュジャン：大さじ2～
・しょうゆ：大さじ2
・みりん：大さじ2
・砂糖：適量
【その他】
・ミックスチーズ：200g
・ごま油：大さじ2

1.具材を適当な大きさにカットする
2.調味料はすべて混ぜ合わせておく
3.ごま油を引いたホットプレートで具材を炒める
4.フタをして10分ほどそのままの状態で火を通す
5.調味料を加えて、水分が飛ぶまでしっかりと炒める
6.具材を両脇に寄せて中央にチーズをたっぷりと並べる
7.弱火で加熱してチーズが溶けたら出来上がり

チーズタッカルビの基本的な作り方は前述のとおりだが、いくつかのポイントにこだわることでさらに美味しく作ることが可能だ。ここではチーズタッカルビをさらに美味しく作るポイントを紹介する。

チーズタッカルビには鶏もも肉、キャベツ、玉ねぎ、にんじんなどの具材が使われることが多い。しかし、エビやイカなどのシーフード、トマトやセロリなどの野菜類、しめじやマイタケなどのキノコ類を加えても美味しくなる。お好みの具材を加えてチーズタッカルビを作ってみると良いだろう。

市販のチーズには大きく、ナチュラルチーズとプロセスチーズの2種類がある。このうちおすすめなのはプロセスチーズで、特に「とけるタイプ」がおすすめとなっている。チーズによっては加熱しても「とろ～り」と溶けないタイプもあるため、必ずとけるタイプを選ぶようにしよう。

チーズタッカルビに使うタレは、コチュジャン、みりん、しょうゆ、砂糖などであることが多い。もしもっと辛味が欲しいならコチュジャンの量を多くするのがおすすめだ。また、マイルドな味付けにしたいなら味噌や豆乳を加えるのも良い。その他、カレー粉やマヨネーズで味付けする方法もある。

もしチーズタッカルビが余ってしまったら、別の料理にリメイクしてみると良いだろう。例えば、白飯を加えて炒めれば「チーズタッカルビ炒飯」、うどんを入れて絡めれば「チーズタッカルビ焼きうどん」、鍋に入れて鶏ガラスープの素で味付けすれば「チーズタッカルビ風スープ」を楽しむことができる。余ってしまったとしても、このようなリメイク料理を作ってみると良いだろう。

チーズタッカルビとは、韓国料理のタッカルビをベースに「とろ～り」としたチーズがアクセントになっている料理である。そんなフォトジェニックな料理はホットプレートで作ることも可能だ。もし家庭でチーズタッカルビに挑戦したいなら、ぜひここで紹介した作り方などを参考にしてみよう。