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ハンガリーの食文化やマナーを紹介!グラスをぶつける乾杯はNG?

ハンガリーの食文化やマナーを紹介!グラスをぶつける乾杯はNG?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2020年3月28日

ハンガリーはヨーロッパ有数のグルメ国である。美味しい郷土料理は日本人にも食べやすく、旅行者に人気だ。国内で食べられるところは限られるが、ぜひ一度食べてみて欲しい。しかし、もしハンガリー料理店でお酒を飲むことがあったら気をつけよう。特に旅行中は現地の人への配慮が必要だ。お酒の乾杯マナーが独特な国なのである。

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1. 日本人にも親しみやすい国

ヨーロッパ旅行で問題になるのは食事だ。あっさりした日本食が恋しくなる人も多い。そんな中で、ハンガリー料理は「日本人が毎日食べ続けても飽きない」といわれている。

欧州唯一!アジアがルーツの国

ハンガリーの民族ルーツをたどると、その祖先はアジア系。世界地図ではアジア系最西端の国にあたる。ちなみに日本は最東端で、食事はアジアの食文化を受け継ぎながら独自の発展をさせてきた。発祥起源が似ているためか、ハンガリー料理は日本人に優しい味付けなのだ。国土の半分が大平原で、伝統的にマジャール人という遊牧民族が畜産中心の生活を送っている。

他国からの侵略の歴史

欧州の中央で7つもの隣国に取り囲まれ、中世から領土争いと戦争にさらされてきたお国柄だ。国土は日本の4分の1と小さく、独立を保つには大変な努力が必要だった。首都は「ドナウの真珠」と称えられるブダ・ペストで、ハンガリーは繁栄と侵略の歴史を乗り越えて来た独立性の強い国である。後述するが、ハンガリーの乾杯文化にはこの侵略の歴史が影響している。

2. 目に鮮やかなハンガリー料理

ハンガリー料理は色鮮やかな色彩も楽しい。羊、牛などの畜産肉のほか、アヒル飼育によるフォアグラも有名である。

なんといってもパプリカ

日本でもおなじみのパプリカだが、ハンガリーのものは色、形、大きさ、風味、そして辛さもさまざまである。生のまま料理に使う以外にも、乾燥や粉末がスパイスや彩りとして活用されている。パプリカのほかは、放牧で得られる畜産肉、乳製品、サワークリームが有名だ。

名物料理は牛肉のシチュー

ハンガリーの名物料理は「グヤーシュ」という、牛肉の煮込みシチューである。濃厚なドミグラスソースに牛肉、タマネギ、ニンジン、ジャガイモが入っており、パプリカが効いているのが特徴だ。各家庭によってレシピが違う、日本のカレーのような存在だ。スープ料理が豊富で、野菜スープひとつとっても100種類以上あるといわれている。飲み物ではハンガリーワイン、ビールが有名である。

3. 乾杯には要注意

ハンガリーで最も有名な酒はワイン。そしてビールなのだが、乾杯をビールで行うのは避けられている。

ハンガリーの乾杯マナー

まずはビール、というのは日本だけの文化ではない。欧州ではビールグラスをぶつけて音をたてて乾杯するのが一般的だ。しかし、ハンガリーでは乾杯のビールは避け、音を立ててグラスをぶつけてはいけない。これは、1849年のハンガリー革命に由来する。ハンガリー軍を破ったオーストリア軍が、捕虜の前で派手にグラスをぶつけてビールで乾杯した。このため、ハンガリー人はむこう150年間ビールで乾杯しないと誓ったのだそうだ。150年以上経った今でもその風習は残っている。

自国のワインに愛着が強い

このような事情から、乾杯はワインで行われることが多い。紀元前から自生品種のブドウを栽培し、世界的にも有名な産地となった。北東部トカイのワインは「世界3大貴腐ワイン」の1つである。酸味が強く爽やかで、ハンガリー人の自国ワイン好きはかなりのものだ。

結論

同じアジア圏をルーツにもつ、美食の国ハンガリー。旅行に行ったらぜひ貴腐ワインを楽しんでみよう。乾杯で音をたてるのは、相手を攻撃することと同等のため、乾杯のマナーだけは注意したい。自国への誇りが背景にある、伝統的な乾杯マナーなのだ。もちろん途中ではハンガリービールを飲むことができるので、安心して欲しい。

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