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卵の保存方法やポイントを紹介!尖った方を下にする!?

卵の保存方法やポイントを紹介!尖った方を下にする!?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年5月14日

家庭の冷蔵庫にはドアポケットに卵ケースがついていることが多いため、卵の保存に関してはあまり考えずにおこなっているかもしれないが、実は保存方法に気を付けるとより鮮度を保ちやすくなる。今回は卵の保存方法について紹介したい。

  

1. 卵は常温ではなく冷蔵庫で保存!

スーパーの売り場では、卵は常温で品出しされていることも多い。なぜ家庭では冷蔵庫に入れなければならないのか?という疑問もあるかもしれない。卵には気孔と呼ばれる穴が7,000から17,000個ほどもあり、そこから酸素を取り入れ卵内部で発生した炭酸ガスを排出している。外気との温度差により結露が発生すると、水分がこの気孔から卵の中に入って雑菌の繁殖が起こるリスクがある。常温で販売するのはこれを防ぐためだという。家庭でも常温の状態で置いておくと菌が繁殖する原因となるので、必ず冷蔵庫で保管すること。

2. 尖った方を下にする理由

パックに入った卵をよく見ると、尖った方が下になっている。この理由は2つで、一つは尖った方が底の丸い方よりも殻が厚く、強度があるので割れにくいこと。もう一つは諸説あるものの黄身を保護しやすいためだといわれる。卵の底の丸い部分には「気室」という空気の部屋がある。底の部分を上にして保存する事で、卵の黄身が浮いてきても気室がクッションとなり、直接黄身が殻に触れるのを防ぐのだ。黄身が殻に触れてしまうと、黄身の表面を傷つけたり、外気に触れたりと、劣化が進む原因となってしまう。これらの理由から先端の尖った方を下にして保存する方が良いといわれている。

3. 保存のポイント

ドアポケットに卵の保存ケースがある冷蔵庫が多いが、扉の開閉のたびに温度が上がってしまい先に述べた結露等につながりやすいこと、開閉時の衝撃でひび割れしやすいことから、扉部分ではなく冷蔵庫の奥にしまうのがおすすめだ。菌が付着するリスクがあるため、卵はパックのまま保存する方が良い。また、卵を洗った方が良いという意見もあるが、前述の通り、気孔から水と一緒に雑菌が入ってしまう危険性がある。汚れが気になる場合は洗うのではなく、拭き取るようにしよう。

結論

卵は食中毒を引き起こすサルモネラ菌の繁殖リスクがあるため、子どもの食事を作る家庭では特に保存や調理に気を付ける必要がある。特に夏場は気温が上がり繁殖に最適な環境になる。より良い保存方法を知って、食材を安全に使えるようにしよう。

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  • 公開日:

    2020年3月29日

  • 更新日:

    2021年5月14日

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