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マンゴスチンとは?基本的な切り方や美味しい食べ方などを解説!

マンゴスチンとは?基本的な切り方や美味しい食べ方などを解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

2021年3月23日

パイナップルやチェリモヤと一緒に、世界三大美果のひとつに数えられている「マンゴスチン」。その上品な甘みと滑らかな舌触りは絶品で、「一度食べたら忘れられない」という人も少なくない。今回は、そんなマンゴスチンの基本・特徴・選び方・食べ方などを詳しく解説する。

  
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1. マンゴスチンとは?

マンゴスチンとはフクギ科フクギ属の常緑高木であり、紫色の見た目をしている直径5~7cm程度の果実は食用である。その果実は「世界三大美果」のひとつに数えられ、外皮を切り落とすと現れる乳白色の果肉は滑らかな舌触りと上品な甘みが特徴。その美味しさから、別名「果実の女王」と呼ばれている。2003年に輸入解禁されたため、現在では冷凍品だけでなく生果も食べることが可能だ。

マンゴスチンの産地はどこ?

マンゴスチンの原産地はマレー半島といわれているが、国際連合食糧農業機関によれば(※1)、2019年時点のマンゴー・マンゴスチン・グアバの合計生産量が最も多いのはインドである。また、インドネシア・中国・メキシコ・パキスタンなど、南アジア・東南アジア・南米でも多く栽培されている。ちなみに日本で販売されているほとんどは、品質が優れているタイ産のマンゴスチンである。

マンゴスチンの旬はいつ?

生果のマンゴスチンは、一般的に3~10月頃に流通している。このうち旬は5~8月頃であり、この時期に流通しているものが最も美味しいとされている。なお、冷凍品のマンゴスチンは一年中流通しているため、時期を問わず食べることは可能だ。

2. マンゴスチンの栄養価と栄養素の特徴

マンゴスチンは美味しいだけでなく、実は炭水化物・ビタミンB群・カリウム・マンガンなどの含有量も多く栄養面でも優れている。そこで文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に(※2)、100gあたりのマンゴスチンの栄養価を確認しておこう。

マンゴスチン100gあたりの栄養価

  • エネルギー:67kcal
  • たんぱく質:0.6g
  • 脂質:0.2g
  • 炭水化物:17.5g
  • 脂肪酸
     ・飽和脂肪酸:0g
     ・一価不飽和脂肪酸:0g
     ・多価不飽和脂肪酸:0g
  • ビタミン
     ・βカロテン:0μg
     ・ビタミンD:0μg
     ・ビタミンE:0.6mg
     ・ビタミンK:0μg
     ・ビタミンB1:0.11mg
     ・ビタミンB2:0.03mg
     ・ナイアシン:0.5mg
     ・ビタミンB6:0.04mg
     ・ビタミンB12:0μg
     ・葉酸:20μg
     ・パントテン酸:0.33mg
     ・ビオチン:0.6μg
     ・ビタミンC:3mg
  • ミネラル
     ・ナトリウム:1mg
     ・カリウム:100mg
     ・カルシウム:6mg
     ・マグネシウム:18mg
     ・リン:12mg
     ・鉄:0.1mg
     ・亜鉛:0.2mg
     ・銅:0.07mg
     ・マンガン:0.35mg
     ・ヨウ素:0μg
     ・セレン:1μg
     ・クロム:0μg
     ・モリブデン:0μg
  • 食物繊維:1.4g
     (・水溶性食物繊維:0.5g)
     (・不溶性食物繊維:0.9g)

3. マンゴスチンの購入場所と選び方

マンゴスチンの旬の時期であれば、スーパーや八百屋などで売られていることもある。また、Amazonや楽天市場などのECモールでも売られていることが多い。ECモールでは直接見て選ぶことはできないが、スーパーや八百屋などで見つけた際には以下のポイントを参考に選ぶようにしよう。
  • 外皮:濃い赤紫色でほどよくハリがあるもの
    ※ピンク色や赤紫色っぽいものは未熟である
  • 形:ふっくらとしていて、キレイな球形のもの
  • ヘタ:鮮やかな緑色で、みずみずしさがあるもの
また、マンゴスチンは輸送途中に追熟され、店頭には完熟の状態で売られていることが多い。そのため、追熟しないよう「冷蔵ケース」に陳列されているものを選ぶほうがよい。なお、マンゴスチンの選び方と購入場所については、以下の記事でも詳しく解説しているので参考にしてみよう。
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4. マンゴスチンの基本的な食べ方・剥き方

新鮮なマンゴスチンを手に入れたら、以下のようにしてマンゴスチンの皮を剥こう。また、冷凍マンゴスチンの解凍方法についても紹介しているので一緒に確認しておこう。

マンゴスチンの皮を剥く方法

  • マンゴスチンの軸(ヘタ)を向こう側にして両手で持つ
  • (1)の状態で親指に力を入れて軸をグッと押し込む
  • 外皮に割れ目が入るので、そこから皮を剥がせば完了

冷凍されたマンゴスチンの解凍方法

冷凍されたマンゴスチンを解凍する際は、冷蔵庫に2時間程度置いておこう。常温解凍すると、マンゴスチンの組織が壊れてしまい果汁が漏れ出してしまう可能性がある。なお、解凍したマンゴスチンの再冷凍はNG。また、解凍すると急激に劣化が進むため、早めに食べ切る必要がある。

5. マンゴスチンの美味しい食べ方

マンゴスチンはそのまま食べても美味しいが、ゼリー・シャーベット・ジュースなどにするのもおすすめだ。また、マンゴスチンの果肉を漬け込んでフルーツブランデーを作ったり、マンゴスチンの皮を使ってマンゴスチンティーを楽しんだりするのもいいだろう。マンゴスチンの美味しい食べ方については、以下の記事で詳しく解説しているので興味がある人はぜひ確認してみよう。
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6. マンゴスチンの上手な保存方法

マンゴスチンは追熟するフルーツなので、常温で置いておくと早く劣化してしまう。また、通常は店舗に並んでいる時点で完熟しているため2~3日以内には食べ切るようにしよう。冷蔵保存する際は、乾燥を防ぐために湿らせた新聞紙でマンゴスチンを包み、ポリ袋に入れてから野菜室で保管する。長期保存がしたいなら、ヘタだけ外してから外皮のまま保存袋に入れて冷凍庫で保管するとよい。

7. マンゴスチンのトリビアを紹介!

マンゴスチンは「果実の女王」などと呼ばれているなど、さまざまなトリビア(雑学)がある。ここではマンゴスチンをもっとよく知るために、おもしろトリビアについてまとめておく。

その1.マンゴスチンは同一品種だけ

マンゴスチンは南国地域を中心に世界中で栽培されているが、実はすべて同一品種であるとされている。マンゴスチンは、普通の植物と違って受粉を必要とせず、珠心細胞が単為生殖を行って作られた不定胚から繁殖している。分かりやすくいえば「クローンが作られている」ということだ。そのため突然変異や昨今の品種改良により別の品種も生まれているが、流通している多くは同じ品種である。

その2.2003年に輸入の解禁がされる

原産地であるマレー半島やその周辺地域では、古くからマンゴスチンが栽培されてきた。しかし、日本では、植物検疫法の関係で2003年までは冷凍品のマンゴスチンしか輸入できなかったという。その後、安全に輸入できる「蒸熱処理方法」が誕生したため、2003年4月25日に生果のマンゴスチンの輸入が解禁(※3)。ようやく日本でも生のマンゴスチンを楽しめるようになったのだ。

その3.原則マンゴスチンは日本に持ち込めない

マンゴスチンはタイ・インドネシア・シンガポール・ベトナム・マレーシアなどで入手可能だが、いずれの国からも日本にマンゴスチンを持ち込むことはできない。これは日本にはいない害虫による被害などを食い止めるためだ。ただし、韓国のような一部地域に関しては、「検査証明書」があり税関での検査に合格すれば持ち込み可能となっている(※4)。

その4.世界三大美果の一種である

マンゴスチンは、世界三大美果の一種として認知されている。世界三大美果に関する明確な定義などはないものの、一般的には「パイナップル・チェリモヤ・マンゴスチン」「マンゴー・チェリモヤ・マンゴスチン」などといわれている。このように定義は異なるものの、いずれの場合でもマンゴスチンが含まれているため、一般論としてマンゴスチンは世界三大美果の一種であるとされている。

その5.「果実の女王」と呼ばれている

マンゴスチンは「果実の女王」という別名も持っている。こちらは、大英帝国時代のビクトリア女王が、イギリスでマンゴスチンが食べられないことを嘆いたのが由来だとされている。この出来事がきっかけで、マンゴスチンを「女王の果実」や「果実の女王」と呼ぶようになった。なお、果実の女王に対して、「果実の王様」はドリアンである。

結論

「果実の女王」であるマンゴスチンは、現在は日本でもフレッシュな状態で食べることが可能だ。一般的には3~10月頃、特に6月頃に多く出回っているので興味があるなら探して見るといいだろう。また、味や食感は落ちるが、冷凍品は通年手に入れられるのでECモールなどで探してみよう。
【参考文献】
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  • 公開日:

    2020年3月29日

  • 更新日:

    2021年3月23日

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