1. 枝豆の種類と旬

枝豆の歴史は古い。江戸時代には、枝つきのまま茹でたものを売り歩く姿があり、そこから「枝豆」の名がついたという。
夏が旬で7~9月が食べごろだ。だだ茶豆など地方特産の品種も多く、枝豆好きには楽しみな時期である。
◆茶豆
主に新潟県で栽培されている。甘味が強く、香りが高い。豆の色が少しだけ茶色みを帯びている。
◆丹波黒大豆
丹波の特産。正月に食べる黒大豆の若いさや。さやの色が茶色っぽい。粒は丸々としていて大粒。甘味が強く、コクと旨味がある。10月頃から出回る。
◆だだちゃ豆
山形県鶴岡市の特産。ブランド枝豆の先駆けとなった。とうもろこしに似たような独特の香りがある。甘味とコクがあり、さやの表面のうぶ毛が茶色いのが特徴。
夏が旬で7~9月が食べごろだ。だだ茶豆など地方特産の品種も多く、枝豆好きには楽しみな時期である。
◆茶豆
主に新潟県で栽培されている。甘味が強く、香りが高い。豆の色が少しだけ茶色みを帯びている。
◆丹波黒大豆
丹波の特産。正月に食べる黒大豆の若いさや。さやの色が茶色っぽい。粒は丸々としていて大粒。甘味が強く、コクと旨味がある。10月頃から出回る。
◆だだちゃ豆
山形県鶴岡市の特産。ブランド枝豆の先駆けとなった。とうもろこしに似たような独特の香りがある。甘味とコクがあり、さやの表面のうぶ毛が茶色いのが特徴。
2. 枝豆の選び方

旬の枝豆はこの時期にしか食べることができない。美味しい枝豆の選び方を覚えて、ワンランク上のものを手に入れよう。
◆枝に付いたままが美味しい
枝豆は収穫した後も呼吸を続ける。収穫して1日経つと、甘味のもととなるショ糖が半減し、味が一気に落ちてしまう。また、枝からさやを離しても劣化が進み、さらに味が落ちる。
豆を一つひとつ枝から取るのは手間がかかるが、美味しさを求めるのであれば、枝付きの方が断然うまい。枝つきを買い、枝から切り離したらすぐに茹でる。この2点を押さえるだけで、枝豆をより美味しく食べることができるのだ。
◆葉と枝
枝付きの場合は、枝の間隔が狭く、さやがびっしりと付いているものがよい。葉が茶色く変色していたり、茎とさやのつなぎ目が茶褐色になっているものは避ける。
◆色
さやの色が鮮やかな緑色をしているものがよい。
◆さやの表面
うぶ毛がきれいについているものが新鮮。
◆豆
豆がふっくらとしていて、3個ずつ入っているものがよい。ただし、豆がパンパンに育ちすぎるとさやが硬くなり、大味で香りが薄れてしまう。実の入りが7~8割のものが、香りが高く、最も美味しい。
◆枝に付いたままが美味しい
枝豆は収穫した後も呼吸を続ける。収穫して1日経つと、甘味のもととなるショ糖が半減し、味が一気に落ちてしまう。また、枝からさやを離しても劣化が進み、さらに味が落ちる。
豆を一つひとつ枝から取るのは手間がかかるが、美味しさを求めるのであれば、枝付きの方が断然うまい。枝つきを買い、枝から切り離したらすぐに茹でる。この2点を押さえるだけで、枝豆をより美味しく食べることができるのだ。
◆葉と枝
枝付きの場合は、枝の間隔が狭く、さやがびっしりと付いているものがよい。葉が茶色く変色していたり、茎とさやのつなぎ目が茶褐色になっているものは避ける。
◆色
さやの色が鮮やかな緑色をしているものがよい。
◆さやの表面
うぶ毛がきれいについているものが新鮮。
◆豆
豆がふっくらとしていて、3個ずつ入っているものがよい。ただし、豆がパンパンに育ちすぎるとさやが硬くなり、大味で香りが薄れてしまう。実の入りが7~8割のものが、香りが高く、最も美味しい。
3. 旬の枝豆の美味しい食べ方

旬の枝豆はなんといっても、塩茹でが一番うまい。塩味のきいた茹でたての枝豆は、ビールのつまみに最高だ。茹で方のコツを覚えて、さらに美味しい枝豆を食べよう。
◆美味しい茹で方のコツ
(1) さやの上端を一つひとつ、はさみで切り落とす。こうすると、茹でた時に切り口から塩味がしみ込みやすくなる。
(2) たっぷりの湯を沸かす。鍋が小さい場合は、何回かに分けて茹でたほうがいい。
(3) 湯を沸かしている間に、さやがついたままの豆をたっぷりの塩でよくもみ、うぶ毛を落とす。塩もみしてしばらく置くと、農薬などが軽減されるので、よくもんでおく。
(4) 湯が沸騰したら塩を入れる。
(5) 塩もみした枝豆を洗わずにそのまま入れる。
(6) 再び沸騰したら蓋をして、4分で火を止める。
(7)すぐにザルにあげ、自然に冷ます。うちわであおいで粗熱を取ると、緑色が鮮やかになる。
(8) 冷める前に味見をして、塩気が足りないようなら塩を足す。
※ 余熱で柔らかくなるので、茹でたては少し硬いくらいがよい。
※ 茹ですぎると、枝豆本来の旨味がどんどん流出してしまうので注意すること。
◆美味しい茹で方のコツ
(1) さやの上端を一つひとつ、はさみで切り落とす。こうすると、茹でた時に切り口から塩味がしみ込みやすくなる。
(2) たっぷりの湯を沸かす。鍋が小さい場合は、何回かに分けて茹でたほうがいい。
(3) 湯を沸かしている間に、さやがついたままの豆をたっぷりの塩でよくもみ、うぶ毛を落とす。塩もみしてしばらく置くと、農薬などが軽減されるので、よくもんでおく。
(4) 湯が沸騰したら塩を入れる。
(5) 塩もみした枝豆を洗わずにそのまま入れる。
(6) 再び沸騰したら蓋をして、4分で火を止める。
(7)すぐにザルにあげ、自然に冷ます。うちわであおいで粗熱を取ると、緑色が鮮やかになる。
(8) 冷める前に味見をして、塩気が足りないようなら塩を足す。
※ 余熱で柔らかくなるので、茹でたては少し硬いくらいがよい。
※ 茹ですぎると、枝豆本来の旨味がどんどん流出してしまうので注意すること。
結論
夏になると、待ってましたとばかりに出回る新鮮な枝豆。大豆の若豆なので栄養も豊富だ。良質なタンパク質をはじめ、カルシウムやカリウムが多く、子供にもどんどん食べて欲しい。茹で方のコツを覚えて、旬の味覚を大いに堪能しよう。