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「塩梅(あんばい)」の由来?『梅酢』のポテンシャルがすごい。

「塩梅(あんばい)」の由来?『梅酢』のポテンシャルがすごい。

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年12月 8日

梅干しの副産物「梅酢」をご存じだろうか。新生姜やミョウガなどを漬けたものを見かけた方も多いと思うが、キッチンにあると何かと重宝する万能調味料でもある。白と赤と2種あり、梅干し級の酸味で料理を引き立てる、梅酢について紐解こう。

  

1. 梅干しの成分が溶け込んだエキス「梅酢」

自宅で梅干しを作る家庭ならお馴染みだと思うが、梅の実を塩漬けにすると、食塩の作用でじわじわと浸出液が出てくる。これがいわゆる「梅酢」だ。特徴は、梅の成分が溶け込んだ、クエン酸豊富な酸味。下漬けの際に出てくる黄味がかった白色のものが「白梅酢」、赤紫蘇を加えて鮮やかな紅色になったものが「赤梅酢」と呼ばれ販売されている。

ちなみに、味加減の良し悪しを表す際に使われる「塩梅(あんばい)」という言葉の発祥にもなったという梅酢。昔は極めて大事な調味料であったことが察せられる。

2. 梅酢は漬物、サラダ、肉料理など何にでも合う!

梅酢を入手したら、まずは、いろいろな野菜を漬けてみることから始めてみてはいかがだろうか。新生姜やきゅうり、茄子、カブ、山芋など何でもOK。よく洗って薄くカットし、少量の梅酢をもみ込みしばらく置いておくだけでできるうえ、保存効果もある。

ほかにも魚の臭み消し、おにぎりの手水、酢の物、ドレッシングなど何でもござれ。カロリー高めなソースやタレなどの代わりにかければ、揚げ物や焼き肉をさっぱりと美味しくいただける。油っこいものが辛くなったお父さん世代にとっては、実にうれしい万能調味料だといえるだろう。

結論

白と赤、どちらを選ぶかも気になるところだが、両方揃えて使い分けてみても面白い。特に、ほんのりピンク色に食材が染まる赤梅酢は、食卓に可憐な彩りをもたしてくれる。マヨネーズと和えたり、ポン酢代わりにピンク色の梅酢をアクセントとして使えば、いつものメニューがビジュアルフードに様変わり!
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  • 公開日:

    2020年3月 2日

  • 更新日:

    2020年12月 8日

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