1. 形状を活かした飾りうずら卵

うずらの卵の円形を活かして、立体的なモチーフを作る。
・ひよこ
うずら卵の水煮に、コーンのくちばしと焼き海苔を切った目をくっつけるだけの、簡単飾り。コーンは細めのスパゲッティで刺して固定するが、食材の水分でやわらかくなっていくため、ゆでずに使うことができる。焼き海苔は、丸く切り抜けばパチクリとした目になり、細く切れば目を閉じているような表情となる。マヨネーズを薄く塗ってうずら卵に貼り付ける。細かい細工はメイクで使用する眉用のハサミでカットするとやりやすい。
・ひよこを応用したにわとり
コーンのくちばしと焼き海苔の目をつけたうずら卵に、市販のピックを刺すだけでにわとりのとさかを表現できる。ハート型のような飾りが上部についているものだとそれらしく見える。アレンジが簡単なので、ひよことにわとりを並べて飾っても、かわいい。
・耳の形状変化で動物バリエーション
うずら卵に顔パーツをつけて動物のバリエーションを作ることも簡単にできる。ニンジンを切り抜いて耳のようにさせばウサギ、魚肉ソーセージを切り抜いてピンク色の鼻パーツを飾るとブタ、海苔を切り抜いて目と耳を飾るとパンダといった具合に、動物の特徴となるパーツを土台のうずらの水煮につけるだけで動物バリエーションが広がる。お弁当箱の中にさまざまな動物がいるだけで、楽しい仕上がりになる。
2. 白身だけをくり抜いて、飾りうずら卵

うずらの水煮はしっかり火が入っていて黄身が固くなっているため、白身部分だけをはがすのが容易。これを利用すると、模様や
表情を簡単につくることができる。
表情を簡単につくることができる。
・水玉模様
ストローでところどころの白身をバランスよく取り除いていく。取り除いただけでも黄身が見えて白と黄色の水玉模様になるが、同じ径のストローで抜いた魚肉ソーセージやニンジン、スナップエンドウなどをはめるとピンク、オレンジ、緑の水玉飾りうずら卵ができる。
・中央をくり抜けば顔のように
うずらの水煮全体を全身に見立て、上面の白身をやや大きめにくり抜くと、その部分が顔のように見える。黄身部分に海苔などで目を飾ればキャラクターの出来上がり。丸型や星型など型を変えてくり抜くと、いろいろなキャラクターを登場させることができる。
・切り込み部分をつくると口を開けているよう
一部をV字に切り取ると、くちばしや口を開けているように見える。うずら卵を縦に使って中央あたりに切り込みを入れると、鳥などのモチーフでは口を開けているように見え、うずら卵を横に使ってやや大きめにV字切れ込みを入れると(刃が黄身まで到達してしまってもOK)、大きく笑っているような表情になるため、上部に目のパーツなどを飾ればカエルなどを表現することができる。
3. 白だけじゃない!色とりどりの飾りうずら卵

うずらの水煮を白いまま使おうとすると、作れる動物やモチーフが限られてくるが、色をつけるとさらに作れるキャラクターの幅が広がり、また味のバリエーションともなるので、一石二鳥だ。
・茶色に色をつけたい場合
うずらの水煮をめんつゆやしょう油漬けにして30分から1時間程度置くと、ほんのりと茶色に色づく。クマなどを作りたいときには、表現しやすい色となる。はじめから燻製のうずら卵を使ってしまうという手軽な技もある。
・黄色に色をつけたい場合
カレー粉やサフランを使用。カレー粉を水で溶いたところにうずらの水煮を30分程度つけておけば色づく。ひよこなどは白くても表現できるが、黄色がつくとよりわかりやすく、かわいい仕上がりになる。またお弁当の彩りもよくなる。
・ピンクに色をつけたい場合
新生姜の漬物液に漬けて冷蔵庫で2~3時間程度置く。もしくは梅酢などを利用しても色がつく。ウサギを作るときや、イチゴなどのモチーフを表現したいときに便利。
・色とりどりにしたい場合
身近な食品を使って作るには難しい、青や緑の色付けをしたいときに使えるのが、デコ用ふりかけ。ごはんに混ぜて色付けするために発売されているものだが、湯に溶いてうずらの卵を30分程度浸しておけば、色付けにも利用できる。
結論
あれこれとおかずを用意しても、お弁当箱に詰めるのは慣れていないと案外難しい。大きなおかずばかりでなく、小さいおかずも数多くあるとお弁当箱のおさまりが良くなる。うずら卵はちょうど良いサイズ感でありながら、お弁当にはうれしい卵のおかずとなる。
かわいく飾りつければ、小さいながらも存在感を発揮するだろう。
かわいく飾りつければ、小さいながらも存在感を発揮するだろう。
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