1. ミネストローネの基本をおさらい

ミネストローネとは、イタリア発祥の野菜スープのこと。諸説あるが、紀元前のローマ帝国の時代から食べられていたとされており、現在のようなトマトベースの味付けになったのは18世紀以降となっている。また、イタリアでも明確なミネストローネのレシピは決まっていないようで、家庭やお店ごとに違う食材が使われている。そのため、さまざまな野菜を使える「具沢山スープ」となっている。
2. 【レシピ】ミネストローネの簡単な作り方

「オリーブオイルをひとまわし」のレシピ集では、ミネストローネの作り方も紹介している。ここではその中から、初心者でも簡単に作れる「電子レンジで作るミネストローネ」を紹介する。なお、詳しいレシピや手順については、以下に記載しているページで確認してみよう。
ミネストローネの材料(3人分)
・鶏もも肉:360g
・玉ねぎ:中2/3個
・ニンジン:中 1本
・セロリ:1本
・ジャガイモ:中1と1/2個
・水:90ml
・ホールトマト缶:450g
・チキンコンソメ:24g
・塩:少々
・コショウ:少々
・豆の缶詰など:お好み
・玉ねぎ:中2/3個
・ニンジン:中 1本
・セロリ:1本
・ジャガイモ:中1と1/2個
・水:90ml
・ホールトマト缶:450g
・チキンコンソメ:24g
・塩:少々
・コショウ:少々
・豆の缶詰など:お好み
ミネストローネの作り方・手順
1.具材を一口大の大きさにカットする
2.具材を耐熱容器に入れて電子レンジで加熱する
※加熱後は触っても大丈夫なように十分冷やしておく
3.保存袋にトマト・コンソメ・塩コショウと具材を入れる
4.(3)の袋を揉んで具材を適当な大きさになるまで潰す
5.耐熱容器に(4)のスープを入れて電子レンジで加熱する
6.スープが温まり、鶏もも肉に火が通っていたら完成
2.具材を耐熱容器に入れて電子レンジで加熱する
※加熱後は触っても大丈夫なように十分冷やしておく
3.保存袋にトマト・コンソメ・塩コショウと具材を入れる
4.(3)の袋を揉んで具材を適当な大きさになるまで潰す
5.耐熱容器に(4)のスープを入れて電子レンジで加熱する
6.スープが温まり、鶏もも肉に火が通っていたら完成
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3. ミネストローネのアレンジアイデア5選

一般的にミネストローネというとトマトとコンソメをベースにすることが多い。しかし、ミネストローネは和風だしを使って和風テイストにしたり、鶏ガラスープの素を使って中華風に仕上げたりすることも可能だ。ここではそんなミネストローネのアレンジアイデアを5種類紹介する。
アレンジ1.和風ミネストローネ
1つ目に紹介するアレンジアイデアは、和風ミネストローネだ。ミネストローネに使うトマトスープを和風だしに変えて作るアレンジ料理であり、お好みで味噌や醤油などをプラスするのも可能。具材は定番のものだけでなく、和風だしと相性がいいレンコン・かぶなどを合わせるのもよい。また、トッピングに細かく刻んだ青ネギや青シソなどを使ってみるのもよいだろう。
アレンジ2.中華風ミネストローネ
2つ目に紹介するアレンジアイデアは、中華風ミネストローネである。こちらはコンソメの代わりに鶏ガラスープの素やウェイパーを使ったアレンジ料理であり、隠し味にオイスターソースなどを使うのもおすすめとなっている。また、具材にはシイタケや白菜などを使ってみても美味しい。具材を炒めるときはオリーブオイルではなく、豊かな香りが楽しめるゴマ油を使うようにしよう。
アレンジ3.トマトミルクのミネストローネ
3つ目に紹介するアレンジアイデアは、トマトミルクのミネストローネである。牛乳をプラスすることでトマトの酸味が和らぎ、マイルドな味わいのスープを楽しめるようになる。また、ミルク仕立てにするときには、オリーブオイルの代わりにバターを使い、トッピングに粉チーズや黒コショウなどを使ってみるのもおすすめだ。不足気味なカルシウムなどを摂れるのも嬉しいポイントといえる。
アレンジ4.カレー風味のミネストローネ
4つ目に紹介するアレンジアイデアは、カレー味のミネストローネだ。スープにカレールウやカレー粉をプラスするだけで、スパイシーなミネストローネを楽しめるようになる。カレー粉をプラスするタイミングは野菜を炒めるタイミングでも、煮込み始めるタイミングでもOK。また、パンチをきかすために、仕上げにミックススパイスである「ガラムマサラ」を加えてみるのもおすすめだ。
アレンジ5.エスニック風ミネストローネ
5つ目に紹介するアレンジアイデアは、エスニック風のミネストローネである。味付けにナンプラーを加え、トッピングにレモン汁やパクチーなどをプラスすることで一気にタイ風の独特なスープを楽しめるようになる。また、ベースはトマトスープでも可能だが、ココナッツミルクにしてみるのもアリだ。ココナッツミルクにすることでよりエスニック感を楽しめるようになる。
4. ミネストローネに関するよくある質問

ここまで、ミネストローネの作り方やアレンジアイデアなどについて詳しく解説してきた。しかしまだ「ミネストローネはどう保存したらいいのか」や「ミネストローネのリメイク方法には何があるのか」などが気になる人もいるだろう。そこで最後にこれらのよくある質問や疑問に回答する。
Q1.余ったミネストローネの保存方法は?
ミネストローネは常温保存がNGなので、基本的には冷蔵庫で保存しよう。保存する際はニオイ移りなどを防ぐために、密閉容器などに移すのがおすすめだ。それから、冷蔵庫に入れて保存するとよいだろう。また、長期保存したいなら冷凍保存をするとよい。できる限り具材を細かくしてから冷凍用保存袋に入れる。それから薄く広げた状態で冷凍庫に入れて保存すればOKとなっている。
Q2.ミネストローネのおすすめリメイクは?
余ったミネストローネは、リゾット・パスタソース・スープグラタンなどの料理にリメイクすることが可能だ。例えば、リゾットにしたいなら、軽く煮詰めたミネストローネに白米と溶けるチーズを入れて煮込むだけで作れる。また、パスタソースにしたいならひき肉や溶けるチーズを加えて煮込み、そこに茹でたパスタを入れたら完成となる。リメイク方法は、以下のページでも解説している。
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結論
ミネストローネはトマトとコンソメのスープにすることが多いが、ここで紹介したように和風・中華風・エスニック風などのアレンジでも楽しむことができる。そのため、もしいつものミネストローネと違う味付けにしたいなら、ここで紹介したようなアレンジアイデアに挑戦してみるとよいだろう。