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【さやいんげん】の種類と特産地、選び方のコツ。旬の時期はいつ?

【さやいんげん】の種類と特産地、選び方のコツ。旬の時期はいつ?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2020年3月10日

鮮やかな緑色で、歯ごたえのよい、さやいんげん。炒め物や煮物に添えれば、彩りと食感のアクセントになることから、日常の食卓やお弁当に欠かせない野菜となっている。シンプルに茹でてサラダやゴマ和えにしても美味しく、満足感のある1品に。βカロチンやビタミン、ミネラルも豊富なのも魅力だ。種類や産地、選び方などを知って日々の料理に活用しよう。

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1. さやいんげんの種類

さやいんげんの原産地は中南米で、16世紀にコロンブスの新大陸発見によってヨーロッパに伝わった。育てやすく栄養価も高いため、西アジアから中国にも広まり、日本には17世紀に中国の禅僧・隠元が伝えたことから、「いんげん」の名が付いた(「藤豆」だったという説もある)。その後、江戸末期から明治時代にかけて渡来した品種が分化し、現在へと伝わっている。

次のように、つるの有るもの(つる性)と無いもの(わい性)に分類され、それぞれに形、長さ、色などの違うさまざまな品種がある。ちなみに「丸さや」は円筒形で適度な歯ごたえがあるが、収穫が遅れると硬くなる。「平さや」は扁平形でやや柔らかめだが、収穫が遅れても硬くなりにくい。

■「つる性(つる有り)」「丸さや」の代表的品種

◎ドジョウインゲン
長さ約15cm。細長くどじょうに似ていることから命名された。別名は「五寸インゲン」または「ケンタッキー・ワンダー」。

◎サーベルインゲン
ドジョウインゲンよりやや細い。サーベル(ヨーロッパの軍刀)に似ていることから命名された。

■「わい性(つる無し)」「平さや」の代表的品種

◎モロッコインゲン
さやが平らで、やや幅もある。長さは20cmほど。南欧~北アフリカで栽培されてきた。日本の種苗会社が商標登録する際、モロッコが舞台の映画「カサブランカ」が人気を博していたことから「モロッコ」の名が付いた。

そのほか、黄色い「イエローインゲン」(別名「バターインゲン」)や、紫色の「パープルインゲン」もある。紫色はアントシアニン色素で、茹でると紫から緑に変化するが、アントシアニンの栄養成分は残り、ブルーベリーと同様、眼精疲労に効果があるといわれている。

2. さやいんげんの特産地と旬

さやいんげんは成長が早い。春から秋まで時期をずらして種を蒔けば、1年に3回収穫できることから「三度豆」とも呼ばれている。全国各地で作られ、ハウス栽培も盛んなので1年中手に入るが、旬は夏。露地物は7~9月が美味しい。

生産量1位は千葉県で全国生産の約4分の1を占める。続いて福島、鹿児島、北海道、沖縄なども生産が盛んだ。以下のような、地域特産のさやいんげんもある。一般のスーパーマーケットではなかなかお目にかかれないので、旅先の道の駅などで見つけた際はぜひ購入を。

◎十六ささげ

奈良県大和地方で、江戸時代後半から作られていた。現在では愛知、岐阜、鹿児島、沖縄でも生産されている。さやは30~40cmもあり、豆が16個実ることから名付けられた。

◎あきしまささげ

岐阜県飛騨・美濃の伝統野菜。秋に濃い紫色の縞模様が入ることから「秋縞(あきしま)」の名が付いた。

◎かんぴょういんげん

長野県、群馬県などの在来種。冬の保存食として、かんぴょうのように陰干しすることから名付けられた。水に漬けて戻し、煮物や炒め物にしてさやごと食べる。

◎うりずん豆

沖縄県の特産品。アジア熱帯地域原産の四角豆を改良した品種。断面は四角形で四隅から尖ったひだが飛び出ている。柔らかで天ぷらに向いている。

3. さやいんげんの選び方

新鮮なさやいんげんは、さやが細長く、緑色も濃く鮮やか。太いものや豆の形が浮き出ているのは一見食べごたえがありそうだが、育ち過ぎて硬いので要注意。しなびたり、黄色っぽくなったり黒い斑点が出ているものは、味も落ち食感もよくない。ポキッと小気味よく折れそうな、張りとみずみずしさを感じるものを選ぼう。

結論

1年を通じて手に入り、使い勝手のよいさやいんげん。下拵えもさっと洗って切るだけで簡単な上、火の通りも早い。和食はもちろん、洋食にも中華にもマッチする使い勝手のよさが嬉しい限り。栄養価も高いので、キッチンに常備してさまざまな料理に取り入れよう。

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