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【ニッパヤシ】を解説!東南アジアの定番フルーツの食感はまるでナタデココ?

【ニッパヤシ】を解説!東南アジアの定番フルーツの食感はまるでナタデココ?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2020年3月24日

南の島のマングローブ林に青々と茂るヤシの葉。TVや雑誌などでよく目にする光景だろう。これが、ニッパヤシと呼ばれるヤシ科の植物だ。ニッパヤシの果実は、日本では珍しいフルーツである。ニッパヤシについて紹介していこう。

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1. ニッパヤシは特別天然記念物

ニッパヤシが自生しているのは、東南アジアをはじめとする熱帯・亜熱帯地域だ。日本国内で自生が確認されているのは、沖縄の西表島だけで、国の特別天然記念物に指定されている希少な植物なのだ。

ニッパヤシは、川と海水が混ざり合う湿地帯で生育する。葉は斜め上方向に3~10mの長さまで成長し、緑色をした羽根状に広がる美しい姿が特徴だ。

2. ニッパヤシの果実

ニッパヤシの果実は、直径30cmほどの大きさで、扁平の卵型の実が集合して大きな球体の果実となっている。外見はトゲのある松ぼっくりといった感じだ。扁平の実は焦げ茶色の固い殻状の皮で包まれ、ナタや包丁などで皮を切って果肉を取り出す。

果肉はプルンとした半透明で、ナタデココのような食感である。甘みは少なく、ベトナムでは濃い砂糖水に浸し冷蔵庫で寝かせて、甘味を浸み込ませて食べるようだ。フレッシュな果肉を、アイスクリームやほかのフルーツと盛り合わせにして食べると、見た目も華やかで美味しく食べられる。

そのほか、花梗の切り口から出る汁はジュースに、また砂糖やアルコールの原料としても加工される。

3. ニッパヤシは生活必需品

ニッパヤシの需要は食品としての果実もさることながら、生活必需品としての葉の役割は大きい。ニッパヤシの産地では、葉は屋根の材料として使われ、ニッパヤシで屋根をふいた家はニッパハウスと呼ばれる。

ほかにも生活雑貨品であるカゴやむしろ、帽子などさまざまなものが作られる。熱帯・亜熱帯諸国の人々が古くから親しんで来た、生活に欠かせない実用性の高い植物なのだ。

結論

ニッパヤシの果肉は冷蔵庫でしっかり冷やすと、熱い季節の冷たいスイーツにピッタリだ。残念ながら日本国内では新鮮な果実を食べる機会は難しそうだ。ベトナムの露店などで、ビニール袋に詰まったニッパヤシの果肉を見かけた時には、ぜひトライしてみよう。

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