1. ピンチョスに必要なものは土台、のせる具材、そして串

ピンチョスには、土台とのせる具材、そして串が必要だ。選び方は基本的に自由ではあるが、おおまかな目安を見てみよう。
土台
ピンチョスの土台に使われるのは、基本的にパンだ。本格的なピンチョスには小さめのバゲットなどを薄切りにして使うが、自作する場合にはあまりこだわる必要はない。たとえば、食パンやバゲットのスライスを小さく切り分けるだけでも十分だ。また、そもそもパンを使う必要すらない。歯ごたえのある野菜や、ベーコンやサラミなどの肉を使ってもよい。ポイントは、ある程度固く具材をこぼさずに済むことだ。この条件に当てはまるような土台を、好みに応じて用意しよう。
具材
ピンチョスの具材は、おおまかにいえば何でもよい。酒のつまみに合うよう塩気のあるものでもよいし、単体で美味しく食べられるものでもよい。塩気のあるものなら、たとえば生ハムやスモークサーモン、魚やアボカドのディップなどが美味しい。また、塩気のしっかりあるチーズを使ってもよい。塩気を求めないのであれば、プチトマトなどのあっさりした野菜やオリーブ、あるいはフルーツなどをのせてみるのもよい。土台が肉の場合も、フルーツと意外に相性がよいことがある。なるべくさまざまな種類の具材を使って、彩り豊かに仕上げたい。
串
ピンチョスは土台と具材を串で刺した料理だ。したがって、串が必須となる。本場で使われる串は特別な形をしているが、自作する場合にはなくても問題ない。たとえば弁当の盛り付けに使うプラスチック製の串、それがなければ爪楊枝を使っても問題ない。大事なのは具材がこぼれないことと、食べやすさだ。基本的には家にある串あるいは爪楊枝を使えばよいだろう。
2. ピンチョス作りのポイントは大きさ!さまざまな食材を楽しむために

切り方
ピンチョス作りのポイントは、ひとつをひと口で食べきれる量にすることだ。少しずつ、さまざまな具材を楽しむことを目的と考えよう。土台は十分に小さく切り、具材も少しだけのせるよう意識する。少ない量でも、具材の味を楽しむには十分だ。
小さくたくさん作る
ひとつが小さいとボリュームが足りないように思うかもしれないが、その分たくさん作ればよい。具材を何種類も使えば、さまざまな味を楽しめるほか、彩りや栄養も豊かになる。あくまでごく軽い料理なので、個数が多くても問題なく食べられるだろう。たとえば複数人で食べるなら、20~30個作ってしまっても食べきれるのではないだろうか。ただ、ピンチョスは基本的に前菜扱いの料理であるため、もちろんこれだけでお腹を満たす必要はない。ほかの料理も組み合わせて、より豪華な献立にしたい。
3. ピンチョスはデザートとしても楽しめる!

ピンチョスは前菜として食べることが多いが、それ以外の楽しみ方もできる。たとえば、甘い食材などを使ってデザートとして食べるのもよい。具体的には、たとえば土台にクリームチーズを使い、フルーツを具材として使う。そこに甘いソースをかければ、立派なデザートとして成立するはずだ。
ほかにも土台にはケーキなどのお菓子を使えるほか、具材の代わりにジャムなどをのせてもよい。本場のピンチョスのイメージにこだわらず、食べたいものを組み合わせてピンチョスを作ればよいのだ。気になる食材があれば使ってみよう。
ほかにも土台にはケーキなどのお菓子を使えるほか、具材の代わりにジャムなどをのせてもよい。本場のピンチョスのイメージにこだわらず、食べたいものを組み合わせてピンチョスを作ればよいのだ。気になる食材があれば使ってみよう。
結論
ピンチョスはおしゃれな料理ではあるものの、作り方はきわめて簡単で、さっと仕上げられる。また、食材の組み合わせも自由で、好きな味付けにできるのも嬉しい。食材によっては前菜に限らず、デザートや口直しとしても楽しめるはずだ。ホームパーティーなどでおしゃれな料理を作りたいときは、ぜひピンチョスを試してみてはどうだろうか。
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