温野菜のカロリーや保存方法、生野菜との比較をまとめて紹介！

ホクホクとした食感と野菜の甘みを感じられる温野菜。美味しく食べるためにはいろんな策がある。野菜の中でも、普段から加熱して食べるじゃがいもなどは温野菜向け。冷たくても美味しいブロッコリーやトマトも温野菜には向いている。温野菜はシリコンスチーマーを使うと、簡単かつ栄養を逃がすことなく蒸すことができる。生野菜のサラダ同様、温野菜もドレッシングをかけるのが主流。サラダに飽きを感じた場合は、オーブン焼きにしたりチャーハンやパスタにリメイクしたりするのもおすすめだ。

健康を考えて野菜を積極的に摂り入れようとした時に、気になるのがその摂取方法。野菜の摂取方法は生野菜と温野菜の2パターン。生野菜のメリットとしてあげられるのは、酵素やビタミンを豊富に摂れること。一方温野菜のメリットは、熱を加えることでカサが減り、量を多く食べることができる。生野菜のメリットは温野菜のデメリット、温野菜のメリットは生野菜のデメリットとなっているので、お互いをバランスよく食べることが野菜の栄養を余すことなく摂取することにつながる。

温野菜は主役を選ばず、肉や魚どちらにでも合わせることができる万能食材。ただ塩コショウをしてフライパンで炒めるだけで、立派な一品にもなる。メインだけでは寂しい皿の中も、温野菜を添えるだけで彩りがよくなり、ワンランク上の料理に仕上がる。スープにすればたっぷりの野菜を摂ることもでき、身体にもうれしいおかずが一品できあがる。温野菜は、バリエーション豊かなホットサラダにもできる。ドレッシングも自分好みの配合で手作りすれば、格別なオリジナルサラダを生み出すことも可能だ。

温野菜はたくさん野菜を摂取することが可能だが、蒸したり茹でたりする工程に時間がかかると敬遠しがち。あらかじめ準備しておくとサッと料理に使うことができるので便利だ。風味や栄養を逃さないように、それぞれの野菜に適した正しい保存方法で保存することが大事。野菜は購入後なるべく早く新鮮なうちに調理するのがおすすめ。冷凍保存もできるが、食感が変わるなどの変化もある。冷凍後はスープや炒め物にするのがいいだろう。

野菜がヘルシーというのは、生であっても加熱してあっても変わりはない。野菜自体はヘルシーだが、ドレッシングやマヨネーズなど野菜に加えて使うものによってカロリーは変化するので気を付けたい。野菜の栄養素は加熱することで水に溶け出たり壊れたりするケースもある。しかしながら加熱することでカサが減り、量を多く摂取することもできるので、用途や目的に合わせて調理法を選ぶことが重要だ。ヘルシーなイメージのある野菜だが、糖質を多く含むものもあるので、ダイエット中には注意したい。

サラダというと冷たい生野菜を想像するが、その語源を辿るとラテン語で塩を意味する「sal」からきているという。塩をかけて食べるものをサラダと呼んでいたのだ。温野菜に初めてチャレンジする場合には、素材は2つで調理法や味付けもシンプルにするのがおすすめ。洗練された印象を与えることができる。温野菜を使った、初心者向きの温サラダには「レタスのシーザーサラダ」や「ブロッコリーのカレーサラダ」などがある。素材を混ぜ合わせ、シンプルな味付けをするだけで簡単に作ることができる。簡単な温サラダに慣れたら、そこから自分好みにアレンジを加えてみるといいだろう。

ヘルシーかつ栄養を豊富に摂取することができる温野菜。そのままでも彩りとして使えるだけでなく、サラダや炒め物にすれば立派なおかずが一品できあがる。下ごしらえをしてストックしておけば、野菜が足りないと感じたときにすぐに使えるので、献立を考えるうえでも助かるアイテムだ。