1. 美味しいひき肉の見分け方
スーパーに並んだひき肉。ひき肉の種類には、牛ひき肉、豚ひき肉、鶏ひき肉、合いびき肉がある。ひき肉にはひき方に種類があるのはご存知だろうか。粗びき、中びき、細びきなど、ひき方によって食感も変わってくる。購入する際には鮮度のよいものを選びたい。新鮮なひき肉を見分けるポイントは「肉の色」「肉汁」だ。肉は空気に触れると酸化が進み黒っぽくなり、肉汁が溶け出す。色が悪いもの、肉汁が出たものは鮮度が悪いので購入を避けよう。精肉店で新鮮な肉をひいてもらうのもおすすめだ。
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2. ひき肉の調理のコツ
ひき肉は冷蔵庫から出して放置すると、肉から水分とともに旨みが流れ出してしまう。下味をつけてからはこまめに冷蔵庫に戻した方がよい。味がおちる原因になることに加え、傷んでしまう危険性もあるからだ。ひき肉をこねる際は、手を氷水で冷やしてから行おう。ハンバーグなどを作る時は、ひき肉をよくこね、粘り気を出すのがポイントだ。粘り気を出すことで肉汁が閉じ込められ、ふんわりとジューシーな仕上がりになる。手の温度でひき肉の旨みである脂が溶け出さないように気を付けよう。
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3. 大量のひき肉を購入した場合の保存方法
コストコでは大容量のひき肉を購入することができる。牛ひき肉、豚ひき肉、鶏ひき肉、合いびき肉それぞれ2kg前後で販売されている。コストコでお得にひき肉をゲットしてからの保存方法を紹介しよう。ひき肉は肉の中でも傷みやすい。購入したらすぐに冷蔵庫に入れよう。購入した日に使わない場合は冷凍保存がおすすめだ。小分けにして保存しておくと、解凍して使う時に便利だ。ラップに包んでジッパー付きの袋に入れておくと空気にも触れにくい。冷凍保存したひき肉は早めに使い切ろう。
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4. 合いびき肉を自分で配合してみよう
牛と豚は、7:3か6:4の割合が美味しいといわれている。牛肉と豚肉の割合で味わいが変わってくる合いびき肉。牛ひき肉と豚ひき肉を両方買って自分で好みの割合に配合してみよう。料理に合わせて割合を変えるのもおすすめだ。ハンバーグは牛ひき肉に脂肪の多い豚ひき肉を加えてジュージーに仕上げよう。精肉店で配合してもらう場合は、ひき方や部位も選択できる。使う料理によってこだわってみてはどうだろうか。
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5. ひき肉は調理法でカロリーをコントロール
ひき肉選びで料理のカロリーも変わってくる。ここではピーマンの肉詰めにスポットを当ててみる。ひき肉のカロリーは部位にもよるが牛、豚、鶏の順に高い。牛ひき肉でカロリーが気になる場合は、豚ひき肉を加えて合いびき肉にして使おう。さらにカロリーを抑えたい場合は鶏ひき肉がおすすめだ。豆腐と組合わせるとカサ増しにもなり、たくさん食べたい時にはおすすめだ。ピーマンの肉詰めを焼く際に使う油の種類と量も重要になってくる。油を使わずにオーブンで焼くとカロリーが抑えられるのでおすすめだ。
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6. そぼろごはんを作るコツは加熱前のひき肉にある!
下ごしらえが少ないそぼろごはんは手軽に作れ、ごはんのお供にぴったり。ひき肉と卵はどちらも火が通りやすいため調味料はあらかじめ準備しておこう。そぼろごはんの味付けに使う醤油と砂糖は炒めながら加えると焦げ付きやすいので注意が必要だ。ここでポイントになるのが、卵は溶き卵を作る段階で調味料を加えておくこと、ひき肉は加熱前にほぐしておき、火にかける前に鍋で調味料と合わせておくことだ。先に調味料を加えておくことで塊を作らず、味がしみ込んで美味しくなる。
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7. 豚ひき肉を使った担々麺の肉みそレシピ
麺に絡んで食べやすいのもひき肉の魅力。味のしみ込んだひき肉は麺類との相性もバツグンだ。ここでは担々麺の味の決め手となる肉みそのレシピを紹介しよう。担々麺の肉みそに使われるひき肉で定番なのは豚ひき肉だ。ひき肉がない場合はこま切れ肉でも代用できる。まずは、フライパンにごま油を入れて、にんにく、生姜を炒める。豚ひき肉を加えてさらに炒め、酒、醤油、甜麺醤を加え煮立たせる。最後に山椒や花椒を好みでかけて完成だ。なじみのある調味料を使用し、自宅で担々麺を作ってみてはいかがだろうか。
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8. ひき肉で常備菜を作ろう!
時間のある時に作っておくと便利な常備菜。ひき肉は調理保存後にもアレンジしやすいのがうれしいポイントだ。ひき肉をまとめ買いした日には、メインとなるミートローフやキーマカレーを作ろう。多めに作って常備しておき、食べたい時に季節野菜を焼いて彩りをプラスしてみるのもおすすめだ。朝の忙しい時間や仕事で遅くなった日に活躍するそぼろやボロネーゼはごはんやパスタにかけるだけで一品完成だ。時間がある時に作ってストックしておくと後から自由自在にアレンジできる。
結論
ひき肉は料理のバリエーションを増やしてくれるお助け食材。肉みそやソースにしてストックしておくのもおすすめだ。時間がない時にパッとごはんや麺にかけるだけで美味しさアップ。リーズナブルで調理しやすいひき肉は食卓を豊かにしてくれるだろう。