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大根とかいわれ大根の違いとは?成長したら大根になるって本当?

大根とかいわれ大根の違いとは?成長したら大根になるって本当?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

2020年5月 3日

日本の食卓になじみ深い野菜の「大根」と「かいわれ大根」は、見ためはまったく違うが、どちらも大根という言葉が入っていることから、同じ野菜なのだろうかと悩む人もいるだろう。また、かいわれ大根が成長すると大根になるのかという点も気になるところだ。ここでは、名前は似ている大根とかいわれ大根の、大きな違いについて解説していきたい。

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1. かいわれ大根はどんな野菜?

かいわれ大根は、「スプラウト」という野菜や豆類が発芽した種子の一種であり、食用に改良された大根の芽の部分である。発芽野菜や新芽野菜とも呼ばれ、市場に出回っているもののほかには、ブロッコリースプラウトやマスタードスプラウトなどがある。

スプラウトには生育の仕方により、もやし系とかいわれ系に分かれる。もやし系は暗室のみで育てて緑化させないが、かいわれ系は茎が伸びるまで暗室で育てたあとに光に当てて緑化させる。

かいわれ大根といえば料理の付け合せ程度のイメージをもつ人が多いかもしれないが、実はビタミンが豊富な野菜だ。なかでも、ビタミンKとビタミンA、葉酸が多く含まれている。また、「アリルイソチオシアネート」という辛み成分が含まれているのもかいわれ大根の栄養的な特徴だ。アリルイソチオシアネートは抗菌作用があるほか、食欲増進に役立つとして注目されている成分である。かいわれ大根を購入するときには、軸がピンとしていて、葉がきれいな緑色のものを選ぶとよい。

2. 大根はどんな野菜?

大根は根菜類であり、人参などの仲間である。主に根を食用とするが、葉も食材であり、種子から油をとることもある。大根の根の部分は淡色野菜であるが、葉は緑黄色野菜に分類される。

大根は調理方法が広く、レシピのバリエーションが豊富な野菜だ。大根サラダなどの生食、おでんなどの加熱調理、漬物が定番である。ほかにも、切干大根のように乾物にしたり、辛味大根のように薬味として使ったりと、さまざまな食べ方がある。

大根の日本での歴史は古く、奈良時代の書物に記録が残っている。品種が100種類以上もあることから、人気の野菜だということが伺えるだろう。色の白い大根以外にも、赤・緑・紫・黄・黒などいろいろな色の大根があり、市場にもっとも多く流通しているのは青首大根だ。

大根にはカリウムが多く含まれている。とくに、葉にはビタミンAやカルシウムなどの栄養素が多く含まれているため、葉は捨てずに食べるのがおすすめだ。さらに、「ジアスターゼ」というでんぷんの分解を助ける酵素が含まれており、胃もたれの防止になるといわれる。ジアスターゼは熱に弱い性質をもつので、効果を活かしたいのであれば生で食べるようにしよう。大根を購入するときは、ハリとツヤがありずっしりと重いものを選ぶとよい。

3. かいわれ大根が成長したら大根になる...はホント?

かいわれ大根は大根の種子が発芽した新芽であると考えると、「成長したら大根になるのではないか?」と考えがちだ。しかし、かいわれ大根と大根はそれぞれ品種改良されているため、かいわれ大根を育てても大根のように根が太く大きく育つことはないのである。同じように大根の種をかいわれ大根のように育てても、新芽は出るが食用には向かない。

・かいわれ大根の使い方

かいわれ大根のピリッとした辛みを生かすには、やはり料理のトッピングとして使うのがよいだろう。サラダにのせたり混ぜたりするほかに、スープや味噌汁に少量使用してみよう。また、魚や生ハムのカルパッチョなどの彩りとしても役立つ。

かいわれ大根を大量に消費したいときは、豚肉に巻いて食べたり、かいわれ大根をそのままサラダにしたりする方法もある。ドレッシングなど油分を含む調味料と混ぜると、辛みがマイルドになるのでおすすめだ。

・大根の使い方

大根にはさまざまな食べ方があり、生食から加熱料理、漬物、乾物までと幅広い。部位によって甘さが違うため、大根おろしやサラダなどで食べる場合は、甘さのある上の部分を使うようにしよう。下の部分は辛みが強いため味噌汁の具や漬物にするとよい。中央は辛みが少なく固いので、煮物が適している。

結論

名前は似ているが、大根は根菜類、かいわれ大根はスプラウトと、種類が異なる野菜である。また、それぞれ品種改良されていることから、かいわれ大根を育てても大根のように育つことはない。そして、栄養素にも特徴的な違いがある。大根にはとくに幅広い調理方法があり、また、部位によっても違うため、覚えておくと料理の幅が広がるだろう。
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