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土のように真っ黒!?【黒大根】ってどんな大根?

投稿者:ライター 松崎茉莉奈(まつざきまりな)

監修者:管理栄養士 池田絵美(いけだえみ)

2019年8月17日

根の表皮がまるで土の色のように真っ黒な「黒大根」。ヨーロッパ原産の大根で、外側は黒いが中は真っ白である。肉質は緻密でかため、煮崩れしにくく辛みが強いのが特徴である。日本ではまだまだ馴染みがないが、ヨーロッパではポピュラーな大根で、フランス料理によく使われる。今回はそんな黒大根について紹介しよう。

1. 黒大根の特徴

黒大根はその名のとおり、表皮が黒いのが特徴で、ブラックスパニッシュ、ブラックラディッシュとも呼ばれる。土の色のような表面とは対照的に、中は一般的な大根と同じ綺麗な白色である。原産地のヨーロッパでは16世紀頃から栽培されている歴史ある大根だが、日本ではあまり知られていない。
肉質がかためなので煮崩れしにくく、魚料理や肉料理などの付け合わせに使われることが多い。加熱して食べるほか、サラダなどの生食にも使われる。

丸い?長い?黒大根の形

黒大根には一般的な青首大根と同じような形の黒長大根と、かぶのような形の黒丸大根がある。味は大きく違わないが、黒丸大根のほうがややかためである。

黒大根から生まれた「からす大根」

栃木県那須烏山市で栽培されているからす大根は、黒大根を栽培したもので、耕作放棄地の利用やかぼちゃの後作として導入された。細長い黒長大根のような形をしている。インパクトのある見た目は話題を呼び、地元の飲食店などでも使われるようになった。からす大根の名は、地域の名前とからすのように黒い見た目からきている。

2. 黒大根の旬や選び方

黒大根の旬は主に11~2月の冬の時期。一般的なスーパーなどではあまり見かけることはないが、生産地の直売所や品ぞろえの豊富な青果売り場などでは取り扱っているところもある。また、黒大根はフランス料理によく使われるので、フランス料理店で出てくることもあるかもしれない。

あまり出会うことのない黒大根だが、見かけた際は次の点に注意して選ぶとよい。

葉に勢いがあり、みずみずしいもの

黒大根も日本の大根同様、葉まで食べられるので、なるべく葉つきのものを選ぶとよい。葉がしおれているもの、乾燥しているものは鮮度が落ちているので避けよう。

形が整っているもの

一般的な日本の大根と違い、表面はザラザラでややごつごつしている。形もさまざまだが、なるべく整っているものを選ぼう。

持ったときに重みがあるもの

黒大根は水分が少なくスが入りやすい。スとは中にできる空洞のことで、パサパサとした食感になる。手に持ってみて、軽いものは要注意だ。

3. 黒大根の食べ方

黒大根は辛みが強いが、日本の辛み大根ほどではなく、ほどよいアクセントとなるのでサラダなどの生食にも使われる。表皮の黒色と中の白色のコントラストが美しいので、薄くスライスして食べるとよいだろう。日本の赤大根と合わせることで、さらに彩りがよくなる。

黒大根と赤大根のサラダ

  • 黒大根、赤大根は綺麗に洗い、皮ごと薄くスライスする。水菜は3~4㎝の長さに切る。
  • 器に1を盛り付ける。黒、赤、白、緑がバランスよく見えるように盛り付けると見栄えがよい。
  • お好みのドレッシングをかける。シーザードレッシングなど甘みのあるドレッシングがおすすめ。
煮崩れしにくいので煮物に使われることも多い黒大根だが、水分の少なさを活かすなら炒めたり、焼いたりするのがおすすめ。火を通すことで、辛さはほとんどなくなる。加熱しても色移りしにくいところも黒大根のよいところだ。

黒大根のバターソテー

  • 黒大根はよく洗い、1㎝程度の輪切りにする。
  • フライパンに油を熱し、黒大根を並べ、表面に綺麗な焼き色がつくまで焼く。
  • バター、醤油を加え全体にサッと絡めて火を止める。

結論

ヨーロッパではポピュラーな大根・黒大根について紹介した。まだまだ日本では馴染みのない大根だが、見た目のインパクトからその存在は徐々に広まりつつある。ヨーロッパ原産とあって、西洋の料理との相性がバツグンなので、手に入ったときには珍しい黒大根を使った西洋料理を家族にふるまってみてはいかがだろうか。
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