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【バター餅】に迫る!秋田の郷土菓子はマタギたちの保存食だった!

【バター餅】に迫る!秋田の郷土菓子はマタギたちの保存食だった!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木 倫美(ささきともみ)

2020年5月 9日

秋田県の郷土菓子として知られる「バター餅」。郷土菓子でありながらなぜバターが含まれているのか、不思議に思う人も多いだろう。ハイカラなネーミングからは想像がつきにくいが、バター餅の起源はマタギたちの保存食にあるという。なめらかな食感が人気のバター餅について、さまざまな分野から迫ってみよう。

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1. 40年以上の歴史をもつバター餅

ほどよい柔らかさとほのかな甘さで人気のバター餅。バターと餅という不思議な組み合わせは、実は実践的な風習から誕生したことがわかっている。バター餅の由来や歴史についてみていこう。

マタギたちの保存食として

バター餅は、秋田において40年以上の歴史があるといわれている。その昔、北秋田を拠点に狩猟を生業としていた人々は、厳寒の時期にカロリー補給のためにバター餅を持参していたと伝えらえているのである。ちなみに、当時のバターは、アイヌや北海道の人々との物々交換で入手したものであった。つまり、嗜好品としてではなく必需品として誕生したのがバター餅であったのである。

バター餅の味わいとは

近年、ご当地グルメが脚光を浴びるようになり、バター餅も全国的に知名度をあ上げてきた。とくに、バターだけではなく卵や砂糖が加えられてスイーツ風になっていることから、人気も上々のようである。ジューシーなバターの食感やほどよい甘さが特徴である。「バタもっち」というゆるキャラが誕生しているほか、日本バター餅協会も発足した。また、海外にもバター餅というカテゴリーが存在している国がある。アメリカのハワイには、ココナッツミルクを加えたバター餅があるという。

2. バター餅の食べ方と作り方

ローカルグルメとして注目を集めるようになってこのかた、秋田のあちこちでバター餅を生産販売している。また、材料がシンプルなことから家でも作ることができるのがバター餅である。それでは、その食べ方や作り方について紹介する。

食べる前にはトースターで温めて

市販されているバター餅は、保存がききかつ固くなることもない便利な食品として、秋田ではいまでも子どものおやつになることが多い。バター餅は、夏場には少し塩気をきかせて傷まないようにし、冬は砂糖を加えてカロリーをあげるなどの工夫がされている。食べる前には、少しトースターなどで温めるとバターの香りが高まりさらに美味しくなる。

自宅でバター餅を作る場合

それでは、自宅でバター餅を作る場合には何が必要だろうか。
材料は、餅、砂糖、塩、卵黄、バター、片栗粉である。餅を柔らかくし砂糖や卵黄を加え、餅の生地にバターを包み込むように混ぜ込む。バターが混ざったら、片栗粉を加えて形を整えてできあがりとなる。自宅に餅つき機があると、手間はだいぶ省ける。店によっては、バター餅で小豆をくるんでいる商品もある。また、カカオの粉を入れて生チョコ風にしたり、レーズンを入れて洋菓子風にしたりするアレンジもある。

3. バター餅の気になるカロリーは?

餅とバターというなかなかヘヴィーな食材の組み合わせだけに、バター餅のカロリーが気になるところである。さらに、砂糖と卵黄も加わっている。なにしろ、カロリー供給を目的に誕生した食品であるから、当然カロリーは高くなる。
一般的なバター餅は、100gあたりのカロリーが244kcal。おやつにするには、少し高すぎるカロリーである。市販されているバター餅は、1個が70gほどであるから、カロリーは180kcal弱となる。
美味しいからといって食べすぎると、完全にカロリーオーバーとなるので注意が必要である。

結論

秋田の食文化の一翼を担うバター餅。近年ではローカルスイーツとして注目を浴びている。苛酷な環境の中で働いていた人々のカロリー源となっていたバター餅、その優しい味わいは現在も人気である。ただし、お菓子としてはカロリーが高めであるため食べ過ぎには要注意である。
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