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【金柑甘露煮】は金柑のおすすめの食べ方!作り方を紹介!

【金柑甘露煮】は金柑のおすすめの食べ方!作り方を紹介!

投稿者:ライター 徳田藍子(とくだあいこ)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2020年5月25日

秋から冬になると見かける金柑。よくのど飴の原料として使われていることがあるが、そのままでも美味しく味わえるのはなかなか知られていない。そんな金柑の食べ方の中でも、とくにおすすめの金柑甘露煮の作り方を見てみよう。

  

1. 金柑甘露煮とは

金柑甘露煮とは、金柑を皮ごと砂糖としょう油で煮込んだものだ。金柑のきれいなオレンジの色合いをそのままに、かわいらしいまん丸の形は見ているだけでも美味しそうな雰囲気だ。金柑はもともと風邪予防などに効果があるとされている果実で、小さいけれどさまざまな栄養素が含まれている。金柑には免疫力を強化したり、肌や粘膜を健康に保ったりする効果があるとされるビタミンCや、生命維持に必要なカルシウム、抗酸化作用のあるヘスピリジンが多く含まれている。小さくてもさまざまな栄養が含まれている金柑を手軽に食べられる方法として、甘露煮は人気の食べ方なのだ。金柑を甘露煮にすることで、保存もできるようになるので日々の健康維持にも役立つだろう。

■金柑はそのままでも食べられる

金柑は皮に独特の渋みなどがあり、そのままではなかなか食べられないと思っている人もいるが、実はそのままでも食べることができる。しかし酸味が苦手な人はそのままの金柑の味に抵抗があるだろう。そんな人でも食べやすいのが、金柑の甘露煮なのだ。甘い砂糖などで煮詰めることで、金柑のもつ苦みや酸味などを軽減し、食べやすい味わいにしてくれるのだ。

2. 金柑の種取り方法

金柑甘露煮を作る際の下準備として、金柑の種取りを行う必要がある。小さな実である金柑の中には種が入っているのだ。金柑の種取りはまず金柑のヘタを取り、5mmほど縦に切り込みを入れる。たっぷりの熱湯を用意し、3分ほど金柑を茹で、1時間ほど水にさらすと中の種が取りやすくなる。なかなか種が取れない場合は、竹串などを使って取り除くのがおすすめだ。

■圧力鍋を使う方法

簡単に金柑の種取りを行いたい場合は、圧力鍋を使う方法もおすすめだ。圧力鍋に洗った金柑を入れ、たっぷりの水とともに火をかける。圧力のピンがあがったら火を止めて水にさらしたら完成だ。圧力鍋を使うことで、金柑の皮と実をおもしろいほどきれいに分けることができる。しかしこの方法の場合は、圧力が入りすぎて、金柑の実の形が崩れてしまうことがあるので、注意しよう。

3. 金柑甘露煮作り方

■基本の金柑の甘露煮

種取りをした金柑を鍋に入れて水と一緒に火にかける。煮立ったら弱火にして10分ほど茹でる。そこに砂糖を加えさらに煮込んでいく。金柑が味を含んできたら、しょう油を少量加えて完成だ。しょう油を加えるだけで、味わいに深みが出て、ただ甘いだけではない旨みのある金柑甘露煮になる。できあがった金柑甘露煮は、お茶うけや食事の際の彩りとして使うのがおすすめだ。

■金柑はちみつ甘露煮

より簡単に金柑甘露煮を作りたい場合は、はちみつを使うのがおすすめだ。種取りをした金柑をお湯で茹でて、はちみつと水で煮詰めていく。煮汁がなくなったら完成だ。はちみつの甘さがのどにもやさしい。風邪の際などに食べたくなる一品だ。はちみつを使うことで、煮詰める時間も短縮でき、ササッと金柑甘露煮を作りたい際におすすめだ。

■金柑の白ワイン煮

金柑甘露煮をいつもよりおしゃれに仕上げるのなら、白ワイン煮がおすすめだ。鍋に金柑と白ワイン、グラニュー糖、水を加えて煮込むのだ。アクセントとしてシナモンなどのスパイスを加えるのもいいだろう。大人のデザート感覚で味わえるおしゃれな金柑の甘露煮になる。

結論

金柑の食べ方が分からなくてなかなか食べる機会がなかった人も、甘露煮にすることで手軽に金柑を食べることができる。金柑甘露煮はのどにもいいので、風邪の際にもいいといわれている。さらに砂糖だけではなく、はちみつや白ワインなどで煮詰めることでいろいろな味わいの金柑甘露煮を楽しめるだろう。
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  • 更新日:

    2020年5月25日

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