1. デミグラスソースかけオムライスのカロリー

最初にデミグラスソースかけオムライスのカロリーを紹介しよう。とろとろっとした卵の上にデミグラスソースをたっぷりかけたオムライス。見るからにカロリーが高そうに見えるが、実際はどのくらいなのだろう。ここに示すものは一例であり、ごはんの量や使用する材料の種類や量によって大きくカロリーは変化する。ある食品メーカーの公式サイトに掲載されているデミグラスソースかけオムライスのカロリーは、1人前あたりで1,198kcalとかなり高カロリーだ。一般的なオムライスのカロリーを調べてみると平均で650kcalくらいのものが多く、比較すると倍近いカロリーになる。
別の食品メーカーの公式サイトに掲載されているデミグラスソースかけオムライスのカロリーは、1人前あたりで753kcalだ。ちなみにこのオムライスにかけているデミグラスソースにはブルーベリージャムが加えてあるが、オムライスのみならず肉料理にもよくあうソースで、とくに豚肉のソテーにおすすめだ。
2. デミグラスソースかけオムライスの栄養

次にデミグラスソースかけオムライスに含まれる栄養素について紹介しよう。デミグラスソースにもオムライスにも共通して使用される材料のひとつがトマトケチャップだ。トマトケチャップの材料であるトマトには旨み成分のグルタミン酸が、ほかの野菜と比べ豊富に含まれている。グルタミン酸はアミノ酸の一種で、脳を活性化させる働きがある。
ほかにもトマトにはカロテノイドのひとつであるリコピンという赤い色素成分が含まれており、近年カロテノイドの健康への働きが発見され注目されているようだ。具体的には、活性酸素の発生を抑え、取り除く作用をもっており、血液をサラサラにする働きや老化予防にも効果があると考えられている。ちなみにリコピンを効率よく摂取したいなら、トマトを生で食べるより加熱加工して食べたほうが体内に吸収されやすい。
デミグラスソースかけオムライスに含まれる栄養素のひとつである卵は、ほぼ完全栄養食品といわれており、食物繊維とビタミンC以外の栄養素がそろって含まれている。ちなみに完全栄養食品とは健康維持のために必要な栄養素を豊富に含む食材のことだ。卵はその代表といわれ、タンパク質・脂質・ミネラル・ビタミンをバランスよく含んでいる。とくにタンパク質は必須アミノ酸の9種類をバランスよく含んでおり、すべての食品の中で質的にも量的にも優れている。
3. デミグラスソースかけオムライスをカロリーオフして食べる方法

最後にデミグラスソースかけオムライスをカロリーオフして食べる方法を紹介しよう。美味しくデミグラスソースかけオムライスを食べたいが、カロリー過多では......と気になる人もいるだろう。デミグラスソースかけオムライスに使用する材料を少し変えるだけでカロリーを変化させることができる。たとえば使用する鶏肉はもも肉をむね肉に換えてみよう。
100gあたりのカロリーを比較してみると皮付きのもも肉は253kcal、皮なしのもも肉は138kcal、皮付きのむね肉は244kcal、皮なしのむね肉は121kcalだ。デミグラスソースかけオムライスをカロリーオフして食べたいなら、皮なしのむね肉を使用するべきだろう。中にはデミグラスソースの上に生クリームをかけて食べている人もいるようだが、かけずに食べるだけでもカロリーオフできる。
結論
デミグラスソースかけオムライスのカロリーや含まれる栄養素、カロリーオフして食べる方法を紹介した。肉と野菜の旨みが凝縮した濃厚なデミグラスソースをかけたオムライスは、特別感のある見ためでおもてなし料理にもピッタリだ。これまでトマトケチャップ派だった人も、一度試しに味わってみてはいかがだろうか。その美味しさにハマってしまうかもしれない。
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