1. イエローカレーとは?

イエローカレーは、見た通りカレールウの色を指していることで名がつけられている。主にタイで食べられているカレーの種類だが、中身にはインドのスパイスも使われているのだ。しかし、ほかのカレーと違い辛さは大分マイルドになっている。その理由は「ココナッツミルク」や「ココナッツクリーム」をふんだんに使っているから。さらに、日本風カレーのようにじゃがいもなどを入れることも多いため、辛さが抑えられている。タイ人は辛いカレーが好きな傾向があるが、そのほかの国では、「イエローカレーなら食べる」という人が多い。内容によっては子どもも食べやすいイエローカレーは、ぜひ簡単な作り方を覚えて自宅で手作りしてみてはいかがだろうか。
■イエローカレーは実は簡単
具材は自由だが、おすすめはじゃがいもや鶏肉、玉ねぎなど。日本でよく食べられている具材である。すべて食べやすい形に切っておこう。まず、玉ねぎとカレー粉などの香辛料を炒め、カレーペーストを作る。ここで、にんにくやしょうがをすりおろして入れると、少し刺激がでるのでおすすめ。カレーペーストとほかの具材を炒め合わせたら、ココナッツミルクや水を入れ煮込んでいく。ナンプラーやスパイスを少しずつ入れて味見をし、好みの味に調整していこう。
2. イエローカレーにはどんな具材を入れる?

定番のイエローカレーには、じゃがいもや鶏肉を入れることが多い。しかし、いろいろな具材を入れることで、オリジナリティーも出せるので気になる具材を入れてみるのがよいだろう。こちらでは、イエローカレーにとくにおすすめの食材を紹介していく。
■シーフード
シーフードカレーなどが日本でも人気だが、イエローカレーとも相性バツグンだ。タイではカレー味と海老などの組み合わせの料理が多く、安定した美味しさを堪能できる。少しさっぱりした感じが好きな人におすすめしたい。
■豆乳イエローカレー
ココナッツミルクの香りや味が苦手だという人は、豆乳を代用してみてほしい。まろやかさは変わらず、香りも強くないのでぴったりだ。タイ風の味わいを出したいなら、完成したイエローカレーにパクチーをのせるのがおすすめだ。
■茄子やズッキーニ
茄子やズッキーニは、意外にもカレーとマッチする。それだけだと淋しいというときは、一緒にひき肉を混ぜるとよいだろう。茄子はそのままでもくたっとして食べやすくなるが、ズッキーニの場合はサイコロ状にカットしておくと、食べやすくなる。
3. 余ったら作ろう!イエローカレーのアレンジ

イエローカレーはごはんやナンと一緒に食べるのは、もちろんおすすめだ。しかし、それだけでは飽きてしまう。そこであまったイエローカレーをいろいろな料理にアレンジしてみると、何日も美味しく食べられるのだ。こちらでイエローカレーを使ったレシピを、紹介したい。
■イエローカレーピラフ
イエローカレーをピラフにして食べるのがおすすめ。ごはんを食べたい具材とフライパンで炒めていこう。その間に別のフライパンでイエローカレーを煮詰め、少し水分を飛ばしておくのがコツだ。頃合いを見て炒め合わせれば、できあがり。
■イエローカレードリア
ドリアのアレンジは簡単で、残ったイエローカレーのルウをごはんにかけて、上にチーズをのせるだけ。あとはオーブンに入れて、チーズに焼き色がついたらできあがりだ。
■イエローカレーヌードル
ドライヌードルでもラーメンタイプでもOK。ドライヌードルならフライパンでナンプラーなどを使いながら炒めよう。ラーメンタイプならルウに水を足し、コンソメを入れて煮立てるとスープになる。
結論
こちらではタイ風のイエローカレーの基本情報やおすすめの具材、残ったルウを使ったアレンジなどを紹介してきた。イエローカレーはマイルドな味が特徴で、子どもも食べやすい。家族で休日に手作りをして、食卓をエスニック風に飾ってみてはいかがだろうか。
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