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欧風カレーとイギリスのカレーの違いとは?日本生まれのカレーを解説!

欧風カレーとイギリスのカレーの違いとは?日本生まれのカレーを解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年11月15日

カフェなどの商品で目にすることが多い「欧風カレー」。名前のイメージからヨーロッパで作られたカレーのように思われるが、実はこちらは日本で誕生したカレーのことである。しかし、なぜ名前に欧風と付いているのか、インドカレーとは違うのかなど、気になることは多いだろう。そこで今回は欧風カレーについて詳しく解説する。

  

1. 欧風カレーとは?

欧風カレーとは、東京・神保町にある喫茶店「ボンディ」の創業者・村田紘一氏が作った料理とされている。村田氏は1968年9月からヨーロッパに滞在し、約4年間フランスのレストランに勤める。そして、そこで学んだ基本のブラウンソースに、カレーの素材を加えて作り上げたのが「ボンディ欧風カレー」であった(※1)。また、これが今日の「欧風カレー」の元祖といわれている。

ボンディ欧風カレーの特徴や魅力

欧風カレーの元祖といわれる「ボンディ欧風カレー」の特徴には、乳製品を多く使ってまろやかさとコクを出していることがある。また、食材を炒めたり、煮込んだりと、時間をかけて作ることで甘さの中に辛味がある味わいとなっているという。ボンディの欧風カレーは東京都内にある店舗のほか、ネット通販に対応しているため自宅にいても楽しむことができる。

2. ほかの国のカレーとはどう違う?

欧風カレーはボンディの創業者である村田氏が作り、日本に根付いたカレーである。そのため、ヨーロッパには、日本でいう「欧風カレー」は存在しない。しかし、ヨーロッパ(特にイギリス)には独自のカレーがある。そこでインドのカレーを確認してから、イギリスのカレーについて学んでみよう。

インドカレーとは?

インドでは、「カレー(カリ)」は煮込み料理の総称として使われており、それぞれの料理にはサーグ、コルマ、ダールなどの料理名が付けられている。ただし、観光者向けに「○○カレー」と記載している。また、地域や家庭により使うスパイスや具材が異なり、例えば、北インドでは乳製品をベースにしたこってり味が多く、南インドではココナッツミルクをベースにしたサラサラ味が多い。

イギリスのカレーとは?

カレーがインドからイギリスに伝わったのは18世紀ごろ。特に、1770年代にインド総督のヘイスティングズが広めたといわれている。また、19世紀初頭にカレーパウダーが誕生したことで、イギリスの家庭料理の一つになったそうだ。戦後はアジア系移民を多く受け入れたことで、インド料理店が多数誕生する。現在は、チキンティッカをカレーソースで煮込んだカレーが人気になっている。

【イギリス以外のカレーは?】

カレーは、イギリス以外ではヨーロッパでマイナーな料理とされている。古くからカレーパウダーが流通しているため、フランスやドイツなどではカレー味の料理も作られている。しかし、煮込み料理としてのカレーは少ないそうだ。

3. そのほかの日本生まれのカレー

欧風カレー以外にも日本で誕生したカレーはたくさんある。特に、昭和の初めには地域によって特徴的なカレーが多く誕生したという。そこで日本生まれのカレーをいくつかまとめておく(※2)。

日本で誕生したカレーの一覧

  • タコのカレー(北海道):タコやイカなどを使ったカレーライス
  • ホッキ貝のカレー(福島県):近海で獲れたホッキ貝を使ったカレーライス
  • 馬肉のカレー(熊本県):牛肉の代わりにこま切れ馬肉を使ったカレーライス

結論

欧風カレーは、ヨーロッパのカレーという意味ではなく、「ボンディ」の創業者である村田氏が作った日本生まれのカレーのことであ。そのため、インドカレーやイギリスのカレーとは異なり、スパイス感よりもまろやかさやコクなどが特徴となっている。市販品にも欧風カレーのルーやソースが多くあるため、ぜひこの違いを気にしながら食べてみるとよいだろう。
【参考文献】
  • 公開日:

    2018年10月26日

  • 更新日:

    2021年11月15日

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