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カレーは常温保存では菌が繁殖しやすい!?基本は冷蔵、冷凍保存

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年10月17日

ついつい多めに作ってしまうカレー。3日3晩寝かせた方が美味しいからと、常温保存してはいないだろうか。ここでは、カレーの正しい保存方法について解説していこう。冷凍保存と解凍方法のコツを押さえれば、美味しいカレーをいつでもいただけるので、ぜひ知っていてほしい。

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1. 常温保存のカレーが危険なのはなぜ?

暑い夏や暖房をかけた冬の部屋では、カレーの常温保存は1日でも危険と覚えておこう。では、なぜカレーの常温保存が危険なのか説明しよう。

ウエルシュ菌が原因

カレーで注意したい菌が「ウエルシュ菌」だ。国立感染症研究所の発表によると、ウエルシュ菌による食中毒発生件数は、年間
20~40件と多くはない。しかし1件あたりの患者数は平均83.7名と非常に多く、集団食中毒が起こりやすい菌なのだ。

ウエルシュ菌の特徴とは

肉や魚介類に多く含まれている菌である。カレーやスープなど一度にたくさんの量を作り、常温で数時間放置される食べ物で菌が増えやすい。その原因は、ウエルシュ菌が熱に強いからだ。43~47℃で発育し、10分間で増殖できる。

感染したときの症状は

潜伏期間は6~18時間と長くない。平均で10時間であることから、夕食にカレーを食べた次の朝に症状が出れば、ウエルシュ菌による食中毒かもしれない。症状は、下痢と腹痛が主である。嘔吐や発熱はまれだ。1日に1~3回程度の下痢で、1~2日で回復することがほとんどである。一般的に症状は軽いがほかの食中毒と同様、小さな子どもや高齢者では注意したい。

2. カレーは常温保存では菌が繁殖しやすいため、季節に関係なく冷蔵又は冷凍保存

カレーは常温保存では菌が繁殖しやすいため、季節に関係なく、冷蔵保存又は冷凍保存がよい。その理由は次の通りである。

常温放置で菌が繁殖

前項で説明したように、ウエルシュ菌は45℃前後で急激に増殖する。そのため、常温で置いているカレーは、どんどんウエルシュ菌が増え続けているのだ。菌を増やさないために、冷蔵保存または冷凍保存するようにしたい。

冷蔵より冷凍がおすすめ

冷蔵保存より冷凍保存をおすすめする理由は、日持ちする期間の違いだ。冷凍保存なら2~3週間日持ちする。どうしても冷蔵保存したいなら、2~3日で食べきるようにしよう。また鍋で冷蔵保存し、食べる度に温め、冷めるまで常温保存するということも避けたい。冷めるまでの時間に、菌が増殖してしまうからだ。

3. カレーを冷凍保存するコツ

カレーは常温保存では菌が繁殖しやすいため、季節に関係なく冷蔵又は冷凍保存がよい。冷凍保存の目安は1カ月くらいだが、冷凍して2週間以内がより美味しく食べられるそうだ。

できるだけ早く冷ます

カレーは常温保存では菌が繁殖しやすいため、季節に関係なく冷蔵又は冷凍保存がよい。大きな鍋や桶に氷水を張り、カレーの鍋ごと浸けて冷まそう。カレー鍋より大きなものがなければ、小分けにして冷ますのもよいだろう。食べる分をよそったら、残りは早めに冷ますようにしよう。

にんじん・じゃがいもはつぶす

冷凍した場合、にんじんとじゃがいもは食感が悪くなる。冷凍したじゃがいもがモソモソした食感で、不味くなった経験がある人もいることだろう。冷凍する前に、つぶしておくことで、食感が悪くなるのを防ぐことができる。

保存容器

カレーを冷凍する場合、容器はガラス製のタッパーかファスナー付きのフリーザーパックがおすすめだ。プラスチック製のタッパーにカレーを入れると、においとぬめりが取れにくくなる。それを防ぐために、ガラス製のタッパーをおすすめする。また、フリーザーパックなら、食べたあとは捨てればよい。

小分けにする

残ったカレーを鍋のまま冷凍することはやめておこう。1食分ずつ小分けにして冷凍した方が、凍結するまでの時間が短くてすむ。また、食べるときにも便利だ。できるだけ空気を抜いて密閉するようにすることも、忘れないでおきたい。

4. カレーの解凍方法のコツ

カレーを冷凍するなら、解凍方法のコツも知っておきたい。解凍方法を間違えると、せっかくコツを押さえて冷凍したカレーも不味くなってしまう。

冷蔵庫に移す

また、解凍する際は食べる前日に冷蔵庫に移し、ゆっくり自然解凍するとよいとのこと。解凍されたものを鍋に移し入れ、かき混ぜながら十分に温めよう。

電子レンジで温める場合

とろみがある料理を電子レンジで温めると、加熱ムラが生じることがある。一度に温めるのではなく、2~3分ずつ加熱してかき混ぜることで、ムラなく温めることができる。

湯せんで温める場合

フリーザーバッグに入れて冷凍した場合は、凍ったフリーザーバッグごと湯煎して解凍することもできる。水を沸騰させた鍋に、フリーザーバッグをそのまま入れよう。外側が温まっていても、中心部は凍っていることがある。十分加熱することが大切だ。

結論

大量に作ったカレーの常温保存は危険だ。冷凍保存で、後日も安全に美味しくいただこう。小分けして冷凍したカレーは、働く忙しい男性にとって、帰宅後すぐに食べられるおすすめの作り置き料理だ。ちなみにルーと炒めた玉ねぎだけのカレーを冷凍しておけば、いろいろな具のカレーを手軽に楽しめるので、ぜひ試してほしい。

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