1. 子どもと朝ごはん

朝ごはんは、子どもにとって必須。朝ごはんは、気持ちよく1日をスタートさせるための大切なエネルギー源だ。また、子どもは消化器官も成長過程にあり、一度にたくさんの物を食べることができない。とくに夜早く寝る子どもは、朝にははらぺこ状態。しっかり朝ごはんを食べることは、体を起こす効果もある。
朝ごはんの栄養素
朝ごはんに取り入れたい栄養素は大きく分けて3つ。まずは体を動かすエネルギー源となる炭水化物。次に体の構成成分であり、腹持ちのよさにも関係してくるタンパク質。最後に体の調子を整えるミネラルやビタミンだ。これらを上手に組み合わせることが重要。
簡単がキーワード
栄養素を重視するとはいえ、朝はなかなか難しいのが事実。結果的にパンだけ...というような朝ごはんに陥りがちだ。そんな状況を回避すべく、すぐに食べられる食材や常備菜など、お助けシステムを導入しておくとよい。
2. 子ども料理の基本

安全性
子どもが料理をする場合に、最も気をつけたいのは安全性。まずは広い作業スペースを用意すること。狭いところで行うとどうしてもハプニングが起きがち。ものをどかしてスペースを確保したら、次は安全に使える道具を用意する。年齢によって異なるが、小さな子どもであればスプーンやフォーク、手でちぎるなど、包丁やナイフを使わないよう工夫をするとよい。ある程度の年齢になれば、刃物もOK。子ども専用の刃がギザギザしているものや刃先の丸いものを用意するなど、こちらも試行錯誤を重ねて、身の丈にあったものを見つけたい。
用意から皿洗いまで
食材や調理器具の準備など、こちらがお膳立てをして、料理の楽しさを覚えてもらうことはある意味正解だが、一定の年齢を超えているならば、準備から片付けまでトータルで教えるのが肝心。最終的に1人でできるようになることが、親にとっても子どもにとっても有益だ。面倒臭がらずに、準備から片付けまでしっかりと教えよう。
メリット
好き嫌いがある子どもには、料理がてきめん。自分で作ると苦手なものも意欲的に食べるというケースは往々にしてある。そのほか、食育の観点からも料理は重要。食べたもので自分の体ができているということを実体験として学ぶチャンスでもあるのだ。
3. 子どもが作る朝ごはんメニュー

ごはんの朝ごはん献立
ごはんの朝食でおすすめしたいのは、おにぎり。具材にシャケフレーク、ハム、チーズ、しらすなど、タンパク質源を選ぶのが大きなポイントだ。子どもの年齢に合わせてだが、握るのが難しい場合は、ラップに包んで結び口をぎゅっとするだけでもOK。
合わせたいのは汁物。火を使わずに作るのに活躍してくれるのは電子レンジだ。味噌、顆粒出汁、乾燥わかめ、ごま、青海苔などを入れたお椀に、電子レンジで沸かしたお湯を投入するだけで簡単味噌汁が完成。お湯の取り扱いには十分注意しよう。
合わせたいのは汁物。火を使わずに作るのに活躍してくれるのは電子レンジだ。味噌、顆粒出汁、乾燥わかめ、ごま、青海苔などを入れたお椀に、電子レンジで沸かしたお湯を投入するだけで簡単味噌汁が完成。お湯の取り扱いには十分注意しよう。
パンの朝ごはん献立
マグカップで作るフレンチトーストは、きっと子どもにも大人気の献立。卵と牛乳と砂糖を混ぜ、ちぎったパンを加えてなじませたら、電子レンジでチンするだけ。甘みは控えめにするのがおすすめだ。プチトマトやみかんなど、そのままで食べられる野菜やフルーツをプラスすれば完成だ。
パスタの朝ごはん献立
電子レンジを使ったパスタも朝ごはんにおすすめ。タッパーや耐熱ボウルに半分に折ったパスタと水、トマト缶詰、冷凍のコーン、ベーコンやハム、コンソメや鶏ガラスープの素などを加え、電子レンジで加熱するだけ。途中で一度出して混ぜると麺がくっつきにくい。電子レンジから取り出すときに、容器が熱くなっているので注意が必要だ。
結論
火を使わないことで、料理のハードルはぐっと下がる。まずはその簡単さを見せつつ、上手に手伝わせるところから始めよう。子どもが好きなメニューをチョイスするのもおすすめだ。電子レンジを活用したレシピは数多く登場している。まずはいろいろと調べてみるのもよいだろう。
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