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【あさりバター】の旨みを引き出す方法とは?加熱時間に要注意!

【あさりバター】の旨みを引き出す方法とは?加熱時間に要注意!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

鉛筆アイコン 2020年5月13日

あさりは旨みの強い貝で、味噌汁や酒蒸しなどによく使われている。今回紹介するのはあさり料理の中でも手軽で美味しいあさりバターだ。あさりの旨みとバターの香りを存分に味わえる料理で、少ない材料で作れるのが嬉しいポイント。それでは早速、あさりバターの作り方やあさりの砂抜きのコツをチェックしてみよう。

  

1. あさりバターはおかずにもつまみにもおすすめ

あさりバターはバターの香りとほどよい塩気が美味しい料理で、おかずとしてもつまみとしても活躍してくれる。砂抜きしたあさりをバターやにんにく、酒などと一緒に蒸すだけなので簡単に作れるのも魅力。ちなみに、あさりは亜鉛やタウリンといった栄養が豊富で、タウリンは二日酔い予防にもよいとされているのだ。カロリーも100gあたり30kcalと低く、糖質制限中のつまみとしても最適。あさりバターの場合はバターが高カロリーなため、バターの量を加減するとカロリーが抑えられる。バターのカロリーは100gあたり745kcalあるので1人前の使用量を10gと考えてもハイカロリーなのが分かるだろう。ただし、使用量すべてが口に入るわけではないため、そこまで深く考える必要はない。

2. あさりバターはあさりの砂抜きが重要ポイント

あさりバターを作る際に最も重要なのが、あさりの砂抜きだ。砂抜きが上手くできていないと、食べたときにジャリッとした砂の食感を感じてしまうことがある。ジャリジャリとしたあさりは美味しさが半減してしまうため、砂抜きはしっかりと行うようにしよう。基本の砂抜きは、海水と同じ塩分濃度の水にあさりを半日程度漬けておけばOK。できるだけ暗くて涼しい場所に置いておくと砂を吐き出しやすくなる。海水の塩分濃度は3%程度なので、100gの水に対して3g(小さじ1/2)の塩を加えればよい。塩水はあさりがしっかり浸る程度用意しよう。しばらく放置しておくと、塩水の中に砂が吐き出される。目で見てチェックできるので、砂が吐き出されているか確認しながら行うとよいだろう。

3. あさりバターを美味しく仕上げるコツ

あさりバターを美味しく仕上げるコツは、あさりの砂抜きと火加減。あさりは加熱しすぎると固くなってしまうため、ほどよいところで火を止めて仕上げよう。砂抜きをしたあさりは貝同士をこすり合わせるようにして洗い、汚れをしっかり落としておく。フライパンにバターとニンニクを入れて火を付け、ニンニクの香りが出たら水気をきったあさりと酒を加えてふたをする。あさりの殻が開いたらふたを外し、最後に醤油を少しふりかければ完成だ。あさりは殻が開いたタイミングが食べごろなので、料理が苦手な人でも完成の目安が分かりやすいだろう。

4. アレンジしても美味しいあさりバター

あさりバターはそのまま食べても美味しいが、いろいろな料理にアレンジできる。たとえば濃いめの味付けで作ったあさりバターに茹でたパスタを加えれば、美味しいあさりパスタが作れる。鷹の爪を加えてピリ辛に仕上げたり、チーズをかけてまろやかにしたりするのもおすすめ。パスタ以外にも、うどんと一緒に食べても美味しい。シンプルな出汁で作ったうどんに、あさりバターをトッピングして食べてみよう。あさりバターを作るときにキャベツなどの野菜を加えるのもおすすめ。使う調味料を醤油ではなく味噌にしたり、ポン酢にしたりするとさまざまなバリエーションが楽しめる。

結論

あさりは下処理が面倒なイメージがあるが、塩水に漬けておくだけなのでじつは意外と簡単。しっかり砂抜きさえできれば、美味しいあさりバターが作れるだろう。アレンジの幅も広いので、ぜひいろいろな味付けで食べてみてほしい。酒好きな人は、旨みたっぷりのあさりバターで美味しい酒を楽しもう。
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  • 更新日:

    2020年5月13日

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