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パン・コンプレの特徴や食べ方を解説!名前の意味は【完全なパン】!

パン・コンプレの特徴や食べ方を解説!名前の意味は【完全なパン】!

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2020年6月 4日

パンにはさまざまな種類があるが、パン・コンプレというものをご存知だろうか。あまりメジャーではないが、フランスパンが好きな人ならぜひ知っておきたいパンである。パン・コンプレの特徴や食べ方、作り方を解説する。

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1. パン・コンプレとは

名前だけではどのようなパンか想像しにくいが、じつはパン・コンプレという名前にパンの特徴が表されている。パン・コンプレはフランスパンの一種ではあるが、一般的なフランスパンとはどのように違うのだろうか。

■全粒粉で作られている

パン・コンプレのコンプレ(complet)には、「完全な」という意味がある。これは、パンの材料に全粒粉が使用されていることを表している。一般的な小麦粉が胚乳のみに製粉されているのに対し、全粒粉には小麦の表皮や胚芽も含まれている。小麦がまるごと使用された全粒粉には食物繊維や鉄分、ビタミンB1などの栄養素も豊富だ。このように完全な小麦を原料とする全粒粉で作られるパンだから、パン・コンプレ(完全なパン)と名付けられたといわれている。

■シンプルで素朴なパン

全粒粉で作られたフランスパンであるパン・コンプレは、全粒粉ならではの茶褐色を帯びた粒々を含む生地が特徴。粉と塩と水だけで作られており油脂や乳類を含まない。粉の風味をダイレクトに感じられる素朴な味わいが魅力だ。本来のパン・コンプレは全粒粉100%で作られるものを指すが、生地が重く膨らみにくくなってしまうため、フランスパン用の小麦粉とブレンドされたものも多い。また、レシピによってはバターや蜂蜜などを加えてしっとりさせたものもある。

■同名のお菓子もある

パン・コンプレはパンの名称だが、洋菓子の名前としても知られている。全粒粉は使用しておらず、パンに似せて作られたお菓子という意味での「完全なパン」だというから興味深い。生地は厚みのあるビスキュイのようで、焼いたものをスライスしてクリームを挟む。パンのパン・コンプレとはまったく異なる味だ。

2. パン・コンプレの美味しい食べ方

フランスパンの一種であるパン・コンプレを食べる際は、フランスパンの食べ方を参考にすれば間違いない。スライスしてテーブルパンとして食べるのが基本だ。

■トーストやサンドイッチに

スライスしてそのまま食べても美味しいが、軽くトーストするのもおすすめだ。油脂が使われていないため、パサつきが気になる場合はバターやオリーブオイルをつけるとよい。また、サンドイッチ用のパンとしても使える。レタスにハムやチーズ、スモークサーモンなど好みの具を挟んで楽しもう。

■パンシチューにも

パン・コンプレには円形や楕円形、棒状などがありとくに形は決まっていない。丸いタイプのものを食べる場合は、上部を少しスライスして、中身をくり抜きシチューを入れて食べると絶品だ。全粒粉の素朴な味わいはシチューとの相性もよい。

3. パン・コンプレを作るコツ

一般的なフランスパンと違って、パン・コンプレは全粒粉を使用するため生地が膨らみにくく硬いパンになりやすい。そこで、次のようなコツをおさえておくとよい。

■全粒粉は下処理する

パンを作る前日に、全粒粉に熱湯を加えてふやかしておく。こうすることで、全粒粉に含まれる表皮や胚芽の粒が柔らかくなり、発酵がスムーズに進むようになる。全粒粉の割合が少ないレシピなら下処理は不要だが、時間に余裕があるなら行っておきたい。

■こね・発酵を丁寧に

どのパンにもいえることだが、美味しいパンを作るためにはしっかりこねることと十分に発酵させることが重要だ。パン・コンプレの場合も最初はべたつくが粉を足さずに根気よくこねよう。そして、一次発酵は30~50分、パンチを挟んで30~40分。成形後の二次発酵も60分ほどとたっぷりとるようにしたい。

結論

素朴なパンが食べたい人には、パン・コンプレがおすすめだ。パンの中では栄養も摂れて低カロリーという点も嬉しい。肉料理や魚料理、スープやサラダとの相性もよいため、普段の食事用のパンとしても活躍すること間違いなしだ。
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