1. 春野菜と初夏野菜を食べる意味

旬の食材を食べる意味
昔から、初物を食べると長生きできると言われており、縁起物として知られてきた。日本にはご存知の通り、四季がある。季節ごとに旬を迎える食材はそのときに必要なパワーを秘めているとされ、積極的に食べることで健康でいられると言われてきた。近年ではハウス栽培も多く、季節に関係なく1年中いろいろな野菜を購入することができるが、ぜひ旬を理解して、季節の野菜を食したい。季節の野菜は栄養豊富であるだけでなく、たくさん収穫できるので、価格が安いところも嬉しい。
春野菜の効能
春は芽吹きの季節。春野菜の特徴は苦味だが、これには冬に蓄えた毒素を排出する効果があると言われている。またそのほかにも抗酸化力の高い野菜も多く、それを食べることで体が生まれ変わるようなイメージだ。
初夏野菜の効能
初夏に移り変わると、だんだんと水分を多く含んだ野菜が多くなる傾向にある。これは外気温が上がるので、体を冷やす効果が期待できる。そのほかにも利尿作用があるものも多い。
2. 春野菜で作りたい旬メニュー

春巻きと相性バツグン!
春野菜の苦味は、油との相性が非常によい。とくにおすすめしたいのは、春巻き。皮で巻いて揚げることでぐっと食べやすくなるので、春野菜の味が苦手という人にもぜひおすすめしたい。たけのこや山菜はもちろん、春キャベツや菜の花もおすすめだ。
明るい色の春キャベツ
春野菜の代表格ともいえるのが春キャベツ。旬は3〜5月頃と言われている。ほかの季節に見かけるキャベツよりも巻きがゆるく、ふんわりとしているので、スープなどはもちろん、生食もおすすめ。そのほか、メンチカツの具材やオイル系のパスタに入れても美味しいだろう。
手をかけてでも食べたいふき
ふきもこの季節だけの野菜。アクが強いので、購入したらすぐにアク抜きするのが正解だ。板ずりして、茹でるだけなので、アク抜きといっても簡単。薄皮をむいてから料理に使おう。旬のふきはフレッシュな味わいなので、薄味の出汁で煮るだけでも旨い。大人の味わいだ。洋食にも合うので、パスタやマリネにするのもおすすめ。
3. 初夏野菜で作りたい旬メニュー

この時期だけのアスパラガス
アスパラガスの旬は春から初夏にかけて。国産ならではの甘みと柔らかな味わいは格別で、お取り寄せするのもおすすめだ。新鮮なものはそのまま茹でるだけで甘みが強く、塩胡椒、オリーブオイルだけで十分。アレンジするのなら、フライがおすすめだ。
旬のニラは柔らか
ニラは通年野菜として知られているが、実は春から初夏にかけてが旬。出始めのニラはとても柔らかなので、ぜひおひたしで食べていただきたい。さっと茹でるだけで旨みもたっぷり。梅和えにすると蒸し暑くなり始めた初夏にぴったりのメニューに。
旬のグリーンピースごはんは格別
こちらも、春から初夏にかけてが旬。缶詰のグリーンピースが嫌いという人にこそ、旬のグリーンピースを味わっていただきたい。甘みと特有の香りは、缶詰や冷凍とはまるで違う味わい。スープやグリーンピースごはんがおすすめだ。
見つけたら買いたいヤングコーン
ヤングコーンも初夏限定の野菜。見つけたらぜひ購入して食べてみてほしい。優しい甘みはトウモロコシとはまた違った味わい。おすすめは、グリルで皮のまま焼いて食べるメニュー。穂先のヒゲが焦げやすいのでホイルを巻いて焼くとよいだろう。塩や醤油だけで十分に旨い。
結論
旬の野菜を食べることは、健康においても、暮らしを楽しむ面においても非常に意味のあること。春野菜や初夏野菜を見つけたら、気後れすることなくぜひ購入して楽しんでもらいたい。自分らしいメニューにアレンジするのもおすすめだ。
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