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発酵食品が再び注目を集める理由とは?原点回帰が環境を守る?

発酵食品が再び注目を集める理由とは?原点回帰が環境を守る?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2020年6月21日

世界的な不安に包まれるなか、発酵食品にふたたび、スポットが当たっている。発酵食品は、我々日本人にとって非常に関わりの深い存在でもある。今回は発酵食品がなぜ注目を浴びているのかを検証していきたい。

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1. 発酵食品とは

発酵食品とは、微生物が活動することにより、食品中の成分が人間にとって有用なものに変化した食品のこと。とは言え、特別なものではない。我々が毎日食べている食品のなかにも多くの発酵食品が存在する。代表的なものは、醤油や味噌、みりん。多くのご家庭にとって、毎日の食事に欠かすことのできない調味料であろう。ほかにもキムチやヨーグルト、チーズ、ザーサイ、ぬか漬け、納豆、黒酢などもすべて発酵食品。ビールやワイン、日本酒などの酒類も大きな分類で言えば、発酵食品と言える。

発酵食品と人類

発酵食品と人類の関係は、非常に古い。今ではほとんどの家に冷蔵庫があり、食品の保存に困ることはないが、古くはそのような設備はどこにもなかった。発酵食品は偶然生まれたものもあるが、食材の保存の知恵から生まれたものも多い。例えば、チーズは牛乳を長く保存するのに役立つし、漬物は一度にたくさん収穫した野菜を長持ちさせることとなる。昔の人たちはそれが発酵の効果だと知る由もなかったわけだが、人類の歩みに発酵食品の存在は欠かすことができないのだ。

発酵と腐敗

微生物や菌というとどうも悪いものと感じる人も多いことであろう。発酵を語るうえで欠かせないのが、腐敗である。実際はどちらも微生物が活動をしているものでいわば、同じものだ。人間にとってよい作用を及ぼすものを発酵、悪い作用を及ぼすものを腐敗と人間側の理屈に合わせて分類しているだけなのである。

2. 発酵食品が注目を集める理由

現代になり、科学技術が進歩したことで、発酵のメカニズムが解明され、体内への影響が次々に明らかになってきている。人は体内に多くの菌を保有している。これは常在菌と呼ばれるもので、この菌のバランスを保つことこそ、健康を維持することに欠かせないのだ。つまり人間は、微生物、菌とともに生きているのだ。その常在菌のバランスを保つ役割を担っているのが、発酵食品なのである。

原点回帰

今、地球は温暖化や人口増加、未知なるウイルスなど、さまざまな問題を抱えている。これは行きすぎた進化の代償とも言うことができるのではないだろうか?そのなかで、一度立ち止まって考える時間の必要性を多くの人が感じ始めているのが現実だ。そういったなか、食においても古くから人々の暮らしに寄り添ってきた発酵食品を見直すムーブメントが起きつつある。

3. 発酵食品との上手なお付き合い

本物を選ぶ

発酵食品の例を見てみるとコンビニエンスストアでも売られているようなポピュラーな食品が多い。ただし、セレクトには注意が必要。一見、発酵食品に見えても添加物が大量に含まれている食品も多く存在するのだ。大切なのは本物を選ぶこと。サスティナブルな環境下で作られていること、原材料が明確なこと、適正な価格であることなど、自分の中でいくつかのルールを設けて、本物の発酵食品を選ぶことが重要である。

偏りなく、毎日食べる

発酵食品は、毎日取り入れることに大きな意味があるとされている。また、一口に発酵食品といってもさまざまな種類があり、それぞれに含まれている微生物は異なる。そこで、異なる発酵食品をバランスよく、摂取することが重要だ。何も毎日大量に摂取する必要はない。今日は納豆、明日はキムチ、などバランスよく取り入れるとよいだろう。

結論

発酵食品がふたたび注目を集めるゆえんは、健康効果によるところが大きい。しかし、本質的に考えると本物の発酵食品を選ぶことは、地球環境を守ることにも通じるのではないだろうか。この機会に発酵食品について考えてみてはどうだろう。
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