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【なすそうめん】の歴史や由来を紹介!石川県はそうめんが有名!

【なすそうめん】の歴史や由来を紹介!石川県はそうめんが有名!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2020年6月13日

なすそうめんは石川県の金沢市周辺で親しまれている郷土料理だ。地元のスーパーや惣菜店で購入できるうえ、料亭・居酒屋でも提供されているが、各家庭でも日常的に作られている。家庭によってはなすをそうめんと別に盛り付けたり、なすを揚げず直接煮たり、夏場は冷やして味わうところもあるようだ。今回は、なすそうめんの特徴・歴史や由来を紹介しよう。

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1. なすそうめんの特徴・歴史や由来

最初に石川県金沢市の郷土料理である、なすそうめんの特徴・歴史や由来を紹介しよう。かつて石川県はそうめんの産地として知られられていた。一大産地の奥能登の輪島市は室町時代からそうめん作りが根付いており、漆器の輪島塗以上の長い歴史を誇る。江戸時代に入ると評判はより高まり、各地へ出荷したり、庶民が名産品として進物用に贈ったり、有名な銘柄のものは将軍への献上品として用いられるほどだった。
しかし昭和時代に入るころに産業として衰退し、名産品は輪島塗に代わったという。また富山県の砺波市(となみし)の大門地区で作られる大門そうめんは、江戸時代の後期に薬売りの行商を通じ能登から伝承されたといわれている。そうめんの産地であった名残は金沢市で食べることができる郷土料理のなすそうめんにみてとれる。なすそうめんとは、そうめんとなすを煮込んだ料理で、そうめんはやわらかく煮込まれているので、麺料理というより煮物に近い味わいを楽しめるのが特徴といえるだろう。

2. なすそうめんの主な使用食材・カロリー・栄養

次に、なすそうめんの主な使用食材・カロリー・栄養について紹介しよう。なすそうめん作りに使用する食材は、ネーミング通りなすとそうめんだ。美味しいなす選びのポイントはヘタが黒くスジがハッキリとして、濃い紫色でツヤがあるものを選ぶことだ。加えて弾力とズッシリとした重みがあり、首まで太ったものを選ぶとよい。
なすはミネラルやビタミンなど、栄養素で目立つものはないが、カリウムが豊富に含まれている。カリウムはナトリウムが腎臓で再び吸収されるのを抑制し、尿への排出を促進する働きがある。とくに高血圧の人はカリウムを摂取し、ナトリウムの排出を促すべきだろう。ちなみにカリウム不足だと食欲不振・疲れ・内臓機能低下・脱力感といった症状を引き起こす可能性がある。なすの皮には強い抗酸化がある特有のポリフェノール「ナスニン」が含まれており、近年注目されている栄養成分だ。
そうめんに含まれる主な栄養素は炭水化物・タンパク質・ナトリウムなど。ある食品メーカーの公式サイトに掲載されているなすそうめんのカロリーは1人前あたりで101kcalだ。別の食品メーカーのレシピでは1人前あたりで200kcalである。レシピや使用する食材の量によってカロリーは変わるが、なすそうめんは比較的低カロリーな料理といえるだろう。

3. なすそうめんの食習の機会や時季

次に、なすそうめんの食習の機会や時季を紹介しよう。なすそうめんは、とくに夏バテして食欲が落ちがちなときに軽く食べられる食事として、暑い時季に日常的に作られている。昔はお盆料理のひと品として作られることが多かったようだが、現在は一年を通して材料が手に入るので時季を問わずに食卓にあがる。
また、なすそうめんは食べ残したそうめんを美味しく味わおうと、なすと一緒に煮物や汁にして食べた先人の知恵から生まれた郷土料理だ。最近は飲食店で提供されるところも増えたが、スーパーや惣菜店で購入できるうえ、各家庭で日常的に食べられている料理といえる。

4. なすそうめんの作り方

次に、なすそうめんの作り方を紹介しよう。なすそうめん作りで、なすとそうめん以外に用意するのは、出汁・うす口しょうゆ・みりん・酒だ。作り方は、なすのヘタを取り皮目に切り込みを入れ、薄い塩水に入れてアク抜きする。そうめんはかために茹で水で洗い、水きりしておく。
出汁を熱し、薄口しょうゆ・みりん・酒を加え、やや濃いめの味に調整してなすを煮る。なすがやわらかくなったら、出汁を適宜加えて味を調え、そうめんを加えひと煮立ちさせて火を止め、味をなじませればなすそうめんの完成だ。

5. なすそうめんの食べ方

次になすそうめんの食べ方について紹介しよう。なすそうめんは先述したようにしょうゆなどで味付けるのが一般的だが、味噌仕立てにして食べる家庭もある。ただしとくに決まったレシピはなく、各家庭でさまざまな作り方があるが、熱いままでも冷やして食べてもOKだ。
またそうめんは煮込み加減で食感が変わるので、なすとそうめんを一緒に煮込むには、ある程度の慣れが必要だという。ちなみになすそうめんの別名は「なすのそうめんかぶし」だ。

結論

石川県の郷土料理である、なすそうめんについて紹介した。ちなみに富山県には同じ具材を味噌汁にした郷土料理の「なすとそうめんのおつけ」があるほか、奈良県・高知県・香川県といったそうめんの各産地に似通った料理が伝わっている。いつもと違う味のそうめんを楽しみたいときは、なすそうめんを作ってみてはいかがだろうか。
(写真出展)
農林水産省 うちの郷土料理 なすそうめん
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/nasusoumen_ishikawa.html
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