このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
すいぜんってどんな料理?作り方やおすすめの食べ方を紹介!

すいぜんってどんな料理?作り方やおすすめの食べ方を紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

2020年7月 6日

石川県の郷土料理のひとつであるすいぜん。現在ではすいぜんを見かける機会も少なくなったが、歴史の長い料理である。本記事では、意外と知られていないすいぜんの特徴や食べ方、作り方などを詳しく解説していく。ところてんに似ているようで、じつは異なる部分が多々あるすいぜんの魅力を紹介していこう。

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. すいぜんの特徴を紹介

すいぜんは石川県の輪島市の郷土料理である。てんぐさと米粉を混ぜて作っており、見ためはところてんにも似ている。ただ、ところてんとは異なり、すいぜんはゴマダレをつけて食べるのが一般的だ。
もともとは精進料理がルーツとなっており、刺身の代わりとして食べられていたといわれている。また、昔は「すいぜんはその家の男性が手作りするもの」として認識されており、家庭によってすいぜんの形や食感なども微妙に異なった。現在ではすいぜんを作る家庭はごくわずかとなってしまったが、輪島市のスーパーなどでは既製品のすいぜんを販売しているところもある。
すいぜんは真っ白な見ためをしているため、白がよく映える赤い食器に盛りつけられる傾向があり、輪島市の特産品である輪島塗の漆器を使用する人も多い。

2. すいぜんの主な使用食材は?

すいぜんの主な原材料はてんぐさと米粉である。またすいぜんと一緒に食べるゴマだれは、すりごま、味噌、黒砂糖を使用することが多い。てんぐさと米粉には、それぞれ以下のような栄養が含まれている。
てんぐさ:食物繊維、ビタミンK、マグネシウム
米粉:タンパク質、炭水化物
てんぐさは海藻の一種であり食物繊維が豊富で、骨粗しょう症予防に役立つ成分として注目されているビタミンKや、体内で行われる代謝に深く関わっているマグネシウムなどもたくさん摂取できる。また、米粉は白米とほぼ同じ成分が含まれているため、タンパク質や炭水化物といったエネルギー源の補給に欠かせない重要な栄養を摂取することができるのだ。

3. すいぜんはいつごろに食べるもの?

すいぜんは、主に法事や葬式の際の食事として出すことが多い。このようなフォーマルな場で出てくるすいぜんは花の形などに整えられており、赤い食器に盛りつけた美しい見栄えのものが出てくる傾向にある。
また甘しょっぱいゴマだれとセットで出てくることがほとんどのため、食後のデザートとしてすいぜんを出すケースが多い。ただ、もともとは刺身の代わりとして食べていたものなので、デザートではなくおかずの一品として出すこともある。

4. すいぜんの作り方を解説

現在では、すいぜんを食べる機会が減少してしまったため、すいぜんを手作りする人はほとんどいないが、作り方自体は簡単である。ここからは、料理初心者にもおすすめできるすいぜんの作り方を紹介していこう。
まず鍋のなかに水で戻したてんぐさ、水、酢を入れて軽く煮立たせる。その後、てんぐさをよく濾してから、細かく砕いてある米粉を入れ、好みの型に入れて冷やそう。
また、すいぜんを冷やしている間に、味噌、すりごま、黒砂糖をよく混ぜ合わせておき、すいぜん専用のゴマだれも用意しておく。すいぜんが固まったあと、型から取り外せばすいぜんの完成である。

5. すいぜんのおすすめの食べ方

すいぜんはゴマだれをかけて食べる方法が一般的だが、じつはアレンジ次第でさまざまな食べ方をすることができる。
ゴマだれの味噌の代わりに醤油を入れて、醤油ベースの甘じょっぱいタレと一緒に食べたり、好みのドレッシングなどをかけて食べたりする方法もおすすめだ。甘じょっぱい味が苦手な場合は、酸味の強いドレッシングなどを使用すれば、刺身やしゃぶしゃぶ感覚で食べられるため、おすすめである。
反対に、黒蜜などの甘いタレと一緒に食べれば、甘さ強めのスイーツ感覚で食べられるため、すいぜんのアレンジはバリエーション豊富といえるだろう。

結論

いまでは作られる機会が減ってしまったすいぜん。しかし、輪島市内のスーパーや葬儀関連の商品を扱う店では、すいぜんを扱っていることもある。作り方も意外と簡単で、アレンジの幅も広いため、気になる人はぜひオリジナルのすいぜんを作ってみてはいかがだろうか。
(写真引用)
農林水産省 うちの郷土料理 すいぜん
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/suizen_ishikawa.html
この記事もcheck!

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ
    >