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【蚕】由来の昆虫食って何?日本人に馴染む理由とは

【蚕】由来の昆虫食って何?日本人に馴染む理由とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2020年8月 3日

人口増加というキーワードとともにさまざまな場面で語られている昆虫食。今回お届けするのは、なかでも注目を集めているシルクフードだ。人間と非常に関わりの深いシルク=蚕だが、ほかの昆虫食とどんな違いがあるのだろう?昆虫食の基礎をおさらいしながら、理解を深めていこう。

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1. そもそも昆虫食とは

昆虫食、このワードを近ごろ耳にしたという人も多いのではないだろうか?大手ライフスタイルショップの無印良品が、コオロギせんべいを発売したことも記憶に新しい。昆虫食は確実に世の中に展開し始めている。なかでも新顔として注目を集めているのが蚕由来の昆虫食だ。

食糧難への打開策

地球の人口は増加の一途を辿っており、このままのスピードで人口が増え続けると確実に食糧難が起きるとされている。島国であり、かつ人口の減りつつある日本にいるとなかなかリアルにその現場を感じる機会は少ないが、地球規模ではこれが現実だ。その問題を解決する策として登場したのが、昆虫食だ。食糧難において、もっとも危惧されているのは、タンパク質の不足。昆虫には、肉や魚などと同様、タンパク質が豊富に含まれている。また家畜などと違って、CO2の排出量が格段に少ない状態で生育が可能だ。

2. 蚕由来の昆虫食とは

シルクと聞くと艶やかでリッチな素材を思い浮かべる人も多いことであろう。その通り、シルクは絹糸や絹生地と訳されるのが一般的だ。その元になる生糸は、ある虫が作り出す繭からできている。小学生の時、育てたことがあるという人もいるかもしれない。それが蚕である。シルクは、蚕が作った繭からできた繊維と言い換えることもできるのだ。

シルクと人間

シルクと人間の関わりは非常に古く、その歴史は6,000年にも及ぶといわれている。中国とイスタンブール、そしてヨーロッパを結んだシルクロードは、まさにシルク製品を中心とした交易の道であり、多くの人が知るところであろう。日本では富岡製糸場が世界遺産に登録されたことも記憶に新しいが、各地で古くから養蚕が盛んに行われてきた。1965頃をピークとし、一時は生産量世界一を誇っていたが現在では激減している。その一方で、ハイテクやスマート化を駆使してシルク産業をいま一度盛りあげようというムーブメントもある。

蚕由来の昆虫食とは

シルクは布製品として世界中で貴重なものだと珍重されてきたが、実は栄養価にも優れていることが分かっている。とくに注目されているのが、良質なアミノ酸が含まれているところ。ほかの昆虫食同様、肉や魚に比べるとサスティナブルな環境で生育が可能。そもそも日本には養蚕を行なってきた環境があるので、馴染みやすいという印象も強い。

3. 実際の蚕由来の昆虫食

健康食としての蚕由来の昆虫食

蚕由来の昆虫食は比較的古くから存在していた。とくにシルクパウダーは製糸場などで開発され、健康食品として広く販売されている。アミノ酸が豊富に含まれており、パウダー状になっているものが多く、摂取しやすいところも人気を集めるゆえんだ。

蚕由来の昆虫食の専門店も登場!?

これまでの蚕由来の昆虫食は、蚕の繭を活用したものが主流だったが、蚕そのものを活用した昆虫食専門店が登場している。蚕そのものを使っていることもあり、タンパク質が豊富。肉や魚に代わる新たなタンパク質としても注目を集めている。しかも、コクや甘みがあり美味しさも兼ね備えているというのだ。

結論

蚕由来の昆虫食は、蚕やその繭を原料にした新時代のサスティナブルフード。日本人にも馴染みの深い蚕が原料なので、比較的手に取りやすいかもしれない。食べてみることで地球環境とともに昆虫食について、少し理解ができるかもしれない。
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