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【聖護院だいこん】は柔らかいのに煮崩れしにくい?魅力を解説!

【聖護院だいこん】は柔らかいのに煮崩れしにくい?魅力を解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:栄養士 佐々木 倫美(ささきともみ)

2020年7月10日

聖護院だいこんは京野菜のひとつで、特徴的な見ためをしている。ほかにも一般的なだいこんとは違う特徴があり、美味しく食べるためのヒントとなるのだ。本記事では、聖護院だいこんがどんな野菜なのか、そして美味しく食べるための方法について紹介していく。変わった野菜だからと身構えずに、気軽に食べていただければ幸いだ。

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1. 聖護院だいこんとはどんな野菜?

聖護院だいこんは、伝統的な京野菜の中でも代表的なもののひとつだ。大きな特徴は根が短く丸いことで、かぶと似た見ためをしている。聖護院だいこんという名前は、左京区聖護院という地名に由来するとされる。尾張の国ではだいこんの栽培が盛んで、奉納も行われていたようだ。そのだいこんを農家が栽培し始めたのが、聖護院だいこんの発祥だといわれる。元々は今日よく見るだいこんと同じように、細長い形をしていたようだ。しかし短くて丸いものを選んで栽培していったことにより、現在のような形のものが残ったといわれる。
  • 大根焚き
京都の千本釈迦堂では、12月に大根焚(だいこだき)という行事が行われる。梵字を書いただいこんを悪魔除けと扱い、それらを煮込んで参拝者にふるまうという行事だ。ここでよく使われるのが聖護院だいこんだ。したがって、聖護院だいこんは千本釈迦堂の冬の風物詩だともいえる。

2. 聖護院だいこんは煮物にうってつけ!

聖護院だいこんの旬は冬だ。甘みがあり、さっぱりした味わいだ。また、一般的なだいこんと比べて水分が多い。そのため実が柔らかく、優しい口当たりを楽しめる。そのため一見煮崩れやすいようにも思えるが、実際はむしろ煮崩れしにくい。このように少し変わった特徴をもっており、煮物に使うのには最適だ。逆に、水分があまりいらない食べ方、たとえばだいこんおろしにはあまり向かないだろう。聖護院だいこんの味を楽しむなら、たとえば下記のような定番の食べ方がおすすめだ。
  • おでん
おでんの具の定番といえば、だいこんだ。一般的な青首だいこんでは煮溶けてしまうことも珍しくない。一方聖護院だいこんを使えば、形を保ちつつ柔らかく煮込める。また、聖護院だいこん自体の甘みとつゆの組み合わせを味わえるのも嬉しい。とくに寒い時期などに、ぜひ試していただきたい。
  • ふろふきだいこん
聖護院だいこんをもっとシンプルに食べるなら、ふろふきだいこんもおすすめだ。味をあまり付けなくてよく、聖護院だいこん自体の甘みを楽しめる。柔らかいため食べやすいのも嬉しい。
  • 味噌汁
味噌汁に聖護院だいこんを入れても美味しい。一般的なだいこんより少し厚めに切り、長めに煮込んでみよう。食べごたえがあり、薄めの味付けでも十分に楽しめる。普段使いの味噌でもよいが、産地の京都にならって白味噌を使ってみるのも面白い。

3. 肉と聖護院だいこんは相性バツグン、出汁の旨みを味わいたい!

聖護院だいこんは、肉などとも相性がよい。食材をうまく組み合わせて、味をより一層引き立てたい。例をいくつか見ていこう。
  • 豚バラと煮込む
聖護院だいこんには、味をしっかりしみ込ませるのがよい。たとえば旨みのしっかり出る豚バラと組み合わせると、煮汁の味を楽しめる。厚い肉を使って角煮にする場合は長時間煮込む必要がある。しかし聖護院だいこんなら煮崩れる心配が少ないため、簡単に作れるはずだ。
  • 鶏肉と煮込む
鶏肉も煮込むことによってしっかり出汁が出る。わざわざ鶏ガラなどを使わなくても、たとえば手羽元や手羽先を煮込めば美味しいスープができる。鶏の旨みをしっかり味わうなら、聖護院だいこんを使うのがうってつけだ。味付けをしっかりするのもよいし、薄味にして聖護院だいこんの甘みと鶏出汁の組み合わせを味わうのもよい。
ほかの肉や魚などと、聖護院だいこんを組み合わせても美味しいだろう。いろいろ試していただきたい。

結論

聖護院だいこんは歴史ある京野菜で、寺の行事の主役ともなっている。柔らかい、かつ煮崩れしにくいという特徴を活かし、甘みを楽しみたい。単体でも美味しいが、肉などの食材と組み合わせて味わうのもおすすめだ。新鮮なうちにいろいろな食べ方を試してみよう。
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