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ヴィーガン認証マークとは?生産者や販売者の思わぬメリットとは

ヴィーガン認証マークとは?生産者や販売者の思わぬメリットとは

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2020年7月 8日

絶対菜食主義であるヴィーガンの日常の食生活は、それ以外の人に比べて多くの制限があることは否めない。植物性食品と思って購入した市販品のパッケージをよく見ると、動物性食品が使われていた…というリスクもある。このような失敗をしないようにするためには、ヴィーガン認証されたマーク付きの商品を選べば安心だ。本記事では、ヴィーガン認証マークについて徹底解説する。

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1. ヴィーガン認証マークとは

日本ではまだ少ないが、欧米を中心にヴィーガンという生き方が広まっている。彼らの生活に寄り添う形で生まれたのが、ヴィーガン認証だ。

■ヴィーガン協会の基準を満たしたものを認証

1944年にイギリスで創設されたヴィーガン協会(Vegan Society)は、世界で最も歴史の長いヴィーガン組織である。ヴィーガンという言葉は、創設者であるドナルド・ワトソンによって生み出されたという。このヴィーガン協会が認証した商品につけられるのがヴィーガン認証マークである。

■ヴィーガン認証の条件

ヴィーガン認証マークの取得は、肉や魚、卵、乳製品、はちみつ、ゼラチンを含むすべての動物性食品を一切使用していないこと、植物のみ・あるいは植物と水のみで作られていることを条件としている。また、製造工程で動物実験が行われた化粧品や濾過・脱色工程で骨炭が使用された砂糖は認証されない。原材料だけでなく製造工程でも動物性のものを使用しないことという厳しい条件が課せられている。

■日本独自のヴィーガン認証マークもある

世界で広く知られているのはヴィーガン協会の認証マークだが、日本でも独自の認証が行われている。その認証を行っているのがベジプロジェクトジャパンという特定非営利活動法人だ。認証の基準はヴィーガン協会と同様に厳格である。

2. ヴィーガン認証マークのメリット

ヴィーガン認証マークを付けることによって、どのようなメリットがあるのだろうか。

■ヴィーガンが安心して商品や店を選べる

植物性製品と思っていたのに動物性のものが使われていた...ということが起きると、毎度確認が必要となるなど、ヴィーガンの生活は厳しいものとなってしまう。しかしヴィーガン認証マークがあればパッと見ただけで安心して選ぶことができる。ヴィーガン認証マークは、ヴィーガンにとって商品選びの救世主なのだ。

■メーカーの海外輸出や市場拡大につながる

認証マークはヴィーガンにとって助けになるだけでなく、メーカーにとってもメリットがある。ヴィーガン認証を取得することで国内でも市場を拡大できるだけでなく、海外への輸出の機会を得るなどの効果を得られるからだ。日本ではまだまだヴィーガンが少なく商品も限られているが、海外では販売されていないような日本独自の商品が認証されれば販路拡大につながるだろう。

3. 探してみよう!ヴィーガン認証マーク付きの商品や店

ヴィーガン認証マークは輸入食品やコスメをはじめ、意外といろいろなところで見つけることができる。また、ベジプロジェクトジャパンの認証マークなら日本製の食品や飲食店でも見かけられるはずだ。

■食品

海外製品では、チョコレートやチーズ、飲料などさまざまなヴィーガン食品がある。日本でも、酒や調味料、大豆チップスなどのお菓子、弁当など幅広い商品がベジプロジェクトジャパンに認証されている。

■日本酒

岩手県の南部美人株式会社が醸造する「南部美人」は、世界で初めてヴィーガン認証された日本酒である。Vegan Societyとベジプロジェクトジャパン、2つのマークがついている。

■ボディケア・ヘアケア・コスメ

はちみつやコラーゲンなどの動物性成分や化学成分を使わず100%天然成分で、動物実験も行わっていない製品が販売されている。

■飲食店

ヴィーガンメニューを用意しているレストランなどの飲食店にも、認証マークがつけられている。ベーカリーや駅弁、留学生の多い大学の学食などでも見かけられる。外国人が多く集う地域には、ヴィーガンメニューのある店が比較的多い。

結論

ヴィーガンにとって商品選びはひと苦労だが、ヴィーガン認証マークがあれば安心して購入することができる。国際化が進む昨今、ヴィーガンが日本にも増えていくことが予想される。ヴィーガン認証マークが広く知られ、当たり前になっていく日も近いかもしれない。
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