1. きな粉うどんとは
きな粉うどんとは、うどんにきな粉を和えただけのシンプルなメニューだ。保育園のおやつや給食にも登場することがあるという話題の食べ物で、腹持ちのよいおやつとして便利だと注目を集めている。
■きな粉の栄養
うどんときな粉というと不思議な組み合わせのように思うが、じつはきな粉は優れた栄養をもっているのだ。きな粉はもともと大豆を茹でて炒って粉にしたもので、大豆の栄養をもっていることから、昔から日本人には欠かせない食べ物でもあった。きな粉は身体に必要な栄養素のうちビタミンC以外をすべて持ち合わせているともいわれている栄養満点の食品だ。さらにきな粉は丈夫な骨作りや胃腸の調子を整えたりとさまざまな健康効果をもち合わせている。そんなきな粉を使ったきな粉うどんは、ただ簡単に作れて腹持ちのよいおやつとしての役割だけではなく、栄養ももち合わせた理にかなった食べ物だったのだ。
2. 基本のきな粉うどんの作り方
■必要な材料はたった3つ
きな粉うどんはとにかく材料もシンプルだ。用意するのはうどんときな粉、砂糖の3つだ。スーパーなどで売っている茹でうどんをザルにのせてサッと熱湯をかけて食べやすい大きさにカットし、そこにきな粉と砂糖を合わせたものを和えれば完成だ。シンプルな材料と作り方なので、忙しい日のおやつにピッタリだ。うどんを使うことで腹持ちもよく、栄養満点なのもうれしい。うどんをマカロニに変えた食べ方もあるので、自宅にある麺類でチャレンジしてみるのもいいだろう。
3. きな粉うどんをアレンジして楽しもう
■黒蜜きな粉うどん
基本のきな粉うどんにこしあんと黒蜜を加えることで、本格的な和菓子のような感覚で味わえる。作り方は基本のうどんきな粉と同じで茹でうどんの上に市販のこしあんをのせ、きな粉をふりかけ、さらに黒蜜をかければ完成だ。
■きな粉ごまうどん
きな粉うどんに黒ごまを加えることで、より香ばしい香りと食感を楽しめる。作り方は茹でうどんの水気をきっておき、ボウルにきな粉と三温糖、塩を入れて食べやすい味にし、うどんと合わせておく。うどんを器に盛り、すりおろした黒ごまをふりかけたら完成だ。うどんのもちもちとした食感が安倍川餅のような味わいになり、ボリュームのあるおやつとしてピッタリだ。
■きな粉だんご
うどんの上にきな粉をかけるだけでも十分美味しいが、本格的にうどんをだんごの形にする方法もある。ジッパー付きの袋に茹でたうどんを入れて潰し、ひと塊になったらボウルに移して片栗粉と砂糖を混ぜ、一口大に丸めて熱したフライパンで焼き、串に刺す。お湯につけてきな粉と砂糖を混ぜたものをまぶしたら完成だ。うどんを使うことで、通常のだんご作りよりも時短で作れるので、おすすめだ。
4. きな粉うどんを美味しく作るポイント
きな粉うどんを美味しく作るポイントは、うどんの固さにある。うどんを加熱しすぎて柔らかくなってしまうとモチモチ感がなくなってしまい美味しさが半減するので、少し固めぐらいに茹でるのがちょうどいい。さらにうどんは水気をしっかりきっておくのがポイントだ。合わせるきな粉の砂糖をきび糖や黒砂糖などに変えることで味わいに変化が出るので、自分好みの味付けで楽しんでみるのもいいだろう。
結論
きな粉うどんは、うどんにきな粉をまぶすだけのシンプルで簡単な作り方だが、うどんのモチモチ感ときな粉の甘さが絶妙にマッチし、子どものおやつにもピッタリだ。きな粉だけではなく、ごまやあんこなどさまざまな味付けをプラスしても美味しく食べられる。忙しいときやちょっと小腹がすいたときなどに、栄養満点で簡単なおやつとして食べてみてほしい。
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