1. きな粉と豆乳は相性バツグン!

きな粉と豆乳はどちらも大豆が原料の食材だが、一体どんな違いがあるのだろうか。きな粉は炒った大豆をそのまま粉砕したものだが、豆乳は大豆を柔らかくしてから細かく粉砕して固形物を絞ったものを指す。豆の香りや甘みを感じられ、牛乳アレルギーの人にもよく用いられている。ちなみに、豆乳を絞った残りの固形物は「おから」と呼ばれ、料理やお菓子作りなどに使用されている。クセがあるため好き嫌いは分かれるが、香ばしいきな粉と組み合わせると、グッと口あたりがよくなるのだ。大豆にはたんぱく質や食物繊維、大豆イソフラボンをはじめとする豊富な栄養が含まれている。大豆が原料の2つの食材を一緒に摂取することで、より効率よくさまざまな栄養素が摂れるだろう。また、同じ原料からできているため味の面でも相性がよい。
2. きな粉豆乳を飲むメリットとは

きな粉と豆乳を手軽に摂取するなら、混ぜるだけで簡単に作れるきな粉豆乳がおすすめ。好みの豆乳にきな粉を入れ、よく混ぜて飲んでみよう。ダマになってしまう場合は、きな粉を少量の豆乳で溶いて、ペースト状にしてから加えるとよい。大豆に含まれる大豆イソフラボンには抗酸化作用があり、老化の防止や骨粗しょう症の予防効果が期待できる。また、ペプチドは脂肪を燃焼しやすい身体を作る手助けをしてくれる。ただし、大豆イソフラボンは摂りすぎると体調不良になる場合もあるため、きな粉豆乳は1日1杯程度にするとよいだろう。朝の1杯や、おやつ代わりとして飲めば身体によいだけでなく、体重減少などの効果も期待できる。飲みにくいときは、はちみつや黒蜜などで甘みを付けてみよう。
3. 豆乳&きな粉で濃厚プリンを作ろう

きな粉と豆乳を使ったレシピは飲み物だけではない。温めた豆乳にゼラチンと砂糖を溶かし、さらにきな粉を加えて混ぜたら型に入れて冷やせば美味しいプリンが完成する。型から出したプリンに黒蜜をかけたり、フルーツや生クリームをトッピングしたりするのもおすすめ。豆乳の優しい甘みときな粉の香ばしさに、トッピングがプラスされて豪華なプリンに仕上がるだろう。きな粉が好きな人は生地にきな粉を入れるだけでなく、トッピングとしてきな粉をふりかけてもよい。ゼラチンの量を変えたり、きな粉や砂糖の配合を変えたりすると食感や味わいが変わってくる。いろいろ試しながら好みの味を探してみよう。
4. きな粉と豆乳を使ったアレンジスイーツ

きな粉を使ったスイーツといえば、わらび餅などの和菓子を思い浮かべる。そこに豆乳をプラスすると、どんな美味しいスイーツが作れるのだろうか。
- 豆乳きな粉餅
片栗粉と豆乳と砂糖を混ぜて火にかけ、粘りが出るまでしっかり混ぜながら加熱する。スプーンなどですくってきな粉の上に落とせば完成。豆乳が入ったクリーミーで滑らかな餅と、香ばしいきな粉の相性バツグンの一品だ。
- 豆乳きな粉クッキー
小麦粉の一部をきな粉に変え、豆乳を加えて生地を作ると食べごたえのある豆乳きな粉クッキーが作れる。少しの量でもお腹にたまるため、ついついおやつを食べすぎてしまう人にもおすすめだ。
結論
豆乳ときな粉はどちらも美味しいが、組み合わせることでより美味しく身体にもよいと分かった。豆乳だけでは飲めない人も、きな粉やはちみつを加えるだけで飲みやすくなるだろう。いままで豆乳に苦手意識があった人も、ぜひきな粉豆乳を試してみてほしい。
この記事もcheck!