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【千本ネギ】とはどんなネギ?厳しい寒さが美味しさを育む!

【千本ネギ】とはどんなネギ?厳しい寒さが美味しさを育む!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木 倫美(ささきともみ)

2020年7月22日

千本ネギは伝統野菜といえる野菜で、特産としている地域もある。しかし育ち方に癖があるなど、一筋縄ではいかない作物だ。しかし味はよく、ぜひ食べたい食品でもある。本記事では、千本ネギが栽培される地域や味の特徴、美味しい食べ方について紹介していく。

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1. 千本ネギは複数の地域で特産品とされている

千本ネギは、ワケネギという種類に属するネギだ。千本ネギが特産品とされている地域は、実は2つある。
  • 新潟県佐渡市
佐渡では農業が盛んだ。理由は、かつて佐渡にある金山で働いていた労働者の食料をまかなうためだとされる。稲や柿などが盛んに生産される一方で、伝統野菜も栽培されている。その中に千本ネギも含まれているのだ。元々は、ワケネギが関西から能登半島経由で佐渡に伝わったといわれる。
  • 北海道比布町
比布(ぴっぷ)町でも千本ネギが特産品とされている。栽培が始まってから数十年程度と比較的新しい。「旬の彩り。」というブランド名で販売されている。
両地域に共通しているのは、冬の寒さが厳しいこと、積雪が多いことだ。実はこの気候は千本ネギと相性がよい。というのも、千本ネギは雪の下で栄養を蓄え、繁殖の準備をするからだ。生命力が強く、凍ってしまっても生きており、春になるとまた成長を始めるのだ。佐渡市と比布町は遠く離れているものの、気候が似ており、千本ネギの生育条件とぴったりはまったため、千本ネギが特産品になったといえるだろう。しかし生産は手間がかかり、大変だ。たとえば、雪の下で寝かせた千本ネギを掘り起こしてビニールハウスに移す必要がある。この一連の移し替え作業や、収穫の際の作業はすべて手作業となる。その大変さから栽培者が減りつつあるという問題もあるのだ。

2. 千本ネギの特徴は繁殖力の強さや辛み、甘み!

千本ネギという名前は、繁殖力の強さに由来する。ネギが枝分かれをして本数を増やすことを分けつと呼ぶ。千本ネギは分けつをしやすく、1つの株から30本以上にも増える場合がある。その数の多さから、この名前が付いたと考えられる。味は辛みが強く、生食すると驚く人もいるようだ。一方で、加熱すると辛みが抜け、甘みが強くなるという特徴がある。雪の下で蓄えられた甘みを味わうなら、何らかの形で加熱するのがよいだろう。

3. 千本ネギを食べる際は、加熱の具合による味の調整がポイント!

千本ネギを食べる際は、ぜひ甘みを味わいたい。そのためには、ある程度加熱をするのがよいだろう。ただ、加熱し過ぎると歯ごたえが失われる可能性もある。甘みを出しつつ、なるべく歯応ごたも残るような加熱をできれば最高だ。ここでは、千本ネギの美味しい食べ方の例をいくつか見ていこう。
  • 天ぷら
甘みも歯ごたえも楽しむなら、天ぷらはよい選択肢のひとつだ。じっくり揚げて、甘みを引き出したい。千本ネギのみを材料としてもよいし、ほかの具材を混ぜてもよい。ただし千本ネギは火が通りやすいため、ほかの具材を使う場合は火の通り具合が揃うよう気を付けよう。
  • サラダ
千本ネギをサラダに使う場合、生と加熱のどちらでも使える。生のまま加えて辛みを楽しむのもよいし、茹でるなどして温野菜にし、甘みを楽しむのもよい。好みや、ほかの野菜との組み合わせにもよるだろう。
  • 酢味噌和え
千本ネギは酢味噌和えにするのも美味しい。生のままでもよいが、辛みが気になる場合はさっと茹でるなどすれば和らぐだろう。
ここではほんの一部だけを紹介したが、実際には焼き物や鍋物など、さまざまな料理に千本ネギを使える。使いきれず傷むのが一番もったいないので、そうならないよう積極的に食べるようにしたい。

結論

千本ネギは寒さと雪があってこそ美味しく成長する作物だ。そのような性質があるためか、離れているはずの新潟県佐渡市と北海道比布町で、ともに特産物として栽培が続けられている。また、生食だと辛く加熱すると甘いという性質がある。ある程度は自分の好みに応じて味をコントロールできるともいえそうだ。使える料理はさまざまなので、いろいろ作って食べてみよう。
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