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【桜島大根】はギネスブックにも!魅力は大きさだけではなかった!

【桜島大根】はギネスブックにも!魅力は大きさだけではなかった!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

2020年7月19日

桜島大根はギネスブックに認定された世界一大きい大根で、鹿児島県桜島地域の特産品である。重さは通常サイズでも10kgほど、大きなものになると約30kgで直径は100cm以上にもなる。桜島大根には煮崩れしにくく味がしみ込みやすいという特徴があり、果肉も緻密で白いことから、漬物から煮物と幅広い料理に使用されている。今回は200年以上の歴史をもつ桜島大根について解説していく。

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1. 世界一大きい桜島大根とは?

桜島大根は、江戸時代には「大きな大根」として作られていたようで、そのルーツには諸説ある。
  • 愛知県で栽培されていた「方領大根」から変種を発見したとする説
  • 桜島に自生していた「浜大根」を起源とする説
  • 霧島市で栽培されていた「国分大根」を西桜島で栽培していたときにできた説
桜島大根は桜島地域の特産品であり、8月下旬~9月上旬に種をまき、収穫時期は12月下旬~2月頃である。昔は冬になると家族で切り干し大根を作って保存食としていた。煮崩れしにくく味がしみ込みやすいため、煮物やおでん、味噌汁、ぶり大根などに使われる。

桜島大根を煮物にするときは、米のとぎ汁か米をひとつまみ入れると大根から出たアクが繊維の中に再び戻るのを防ぐことができる。旨みや甘みを引き出して、上品な味に仕上げることができるので試してみてほしい。

また、桜島大根は漬物としても利用され、直径の大きな千枚漬けは鹿児島県の特産品として販売されている。最近では、桜島大根には「トリゴネリン」という成分が多く含まれていることがわかった。この成分は、血管の健康に役立つと期待されている。

2. 家でも作れる?桜島大根の栽培方法

桜島大根は鹿児島県の特産品であるが、家庭菜園で作ることはできるのだろうか。ここでは栽培方法についてみてみよう。

・土の準備

桜島大根を育てるには水はけのよい土壌が条件で、通常の大根よりも深く耕さなくてはならない。苦土石灰と完熟堆肥を施し、よく耕そう。畝(うね)は0.6m幅ほど。通常の大根より高い畝にし、水はけをよくするのがポイントだ。

・種まき

畝の中央に1cmの溝を掘り、1箇所に4〜5粒の種をまく。薄く土を被せ、種が雨で流れないよう不織布をかける。

・間引きをする

発芽したら不織布を取り外し、本葉が5~6枚になったら一度目の間引きをする。同時に化学肥料を施して土を被せる。本葉が6~7枚のときに次の間引きを行う。間引きのタイミングは生育に影響するので、よく観察してから行おう。間引くものは、色の濃いものや害虫に侵食されているものが望ましい。

桜島大根は発芽するまでの間、とくに水きれに注意が必要。成長がとても速く、水分が多く必要である。土の様子を見ながら、乾いていたらしっかり水やりを行うことが大切だ。収穫できるようになるのは季節によって違うが、秋どり栽培であれば種まき後60~70日である。

桜島大根は鹿児島県で栽培されていることから、温暖な気候を好むことがわかる。収穫時期は1〜2月が標準なので、この時期に霜が降りない地域であれば栽培は可能だ。本場の桜島大根ほどの大きさにならないとしても、冬でも温暖な気候条件が揃う地域であれば土の状態次第では栽培が可能である。

3. 桜島大根を使った漬物の紹介

桜島大根の定番の食べ方として漬物がある。漬物といっても1種類だけではなく何種類か存在しているのでみていきたい。

・塩漬け薄切り

薄塩に漬けた桜島大根をまるごと薄く切り調味した漬物。桜島大根の大きさが体現されている。さっぱりした味と大根本来の甘みが感じられる一品。ごはんのおともはもちろん、寿司や混ぜごはんの具にもおすすめ。

・味噌漬け

麦味噌を加えて調味した風味豊かな漬物。酒粕に長期間漬け込み、漬け変えしたあと仕上げに九州の麦味噌を加えた味わい深い漬物だ。お茶漬けやお茶うけ、焼酎のつまみにも。

・酒粕漬け

6ヶ月以上塩漬けして十分に発酵させたあと酒粕に漬けて塩を抜き、1ヶ月したら酒粕を入れ替える作業を3回くり返して作る。調味料を加えた調味粕で味付けを行い、さらに2ヶ月ほど漬けるため、スローフードといえる一品だ。このような手間をかけることで、琥珀色で照りのある漬物に仕上がる。

結論

鹿児島県の特産品である桜島大根は、ギネスブックに認定されている世界一大きい大根だ。煮崩れしにくく味がしみ込みやすいため、幅広い料理に利用されている。桜島大根に多く含まれるトリゴネリンは、健康に役立つことも注目されている。気候条件と土壌が揃えさえすれば家庭菜園でチャレンジしてみてはどうだろうか。収穫時にはたとえ難い達成感を味わえること間違いない。
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