1. 正確な春雨の茹で時間と美味しく食べるコツ
春雨を乾いた状態から茹でるのに、正確にはどのくらいの時間が必要なのだろうか。まず春雨を美味しく食べるコツについてまとめよう。まずは熱湯に入れること。そうすることで春雨の食感に歯ごたえが出るのである。用意した鍋いっぱいの湯を沸かし、沸騰したら春雨を回し入れ、2分ほど中火で茹でよう。茹ですぎはコシがなくなるので気を付けたい。このとき菜箸でほぐしていくのがおすすめである。ザルにあげたら春雨の粗熱が取れるまでそのままにしておこう。水気をきることで、より調理しやすくなるのだ。
美味しく春雨を食べるカット方法
春雨はそのままだと長すぎて口に入れにくいため、美味しく食べるにはカットしていく必要がある。ただし、乾麺の状態ではかたくて難しいので、茹でたあとにカットするのがよいだろう。春雨を3等分程度に包丁でカットすると、食べやすい長さになる。また、初心者は少しかためで仕上がる「緑豆春雨」をチョイスしたい。でんぷんでできている春雨も販売されているが、柔らかくなりすぎることがある。春雨を使ったことがない人はとくに、緑豆春雨を選びたいところだ。
2. 茹で時間を短縮!春雨の簡単な調理方法の裏ワザとは?
春雨の茹で時間は2分ではあるが、沸騰するまで待つ時間も惜しいという場合もある。また、ほかの料理で鍋を使っていて、その料理を作り終えるまで春雨を茹でられないというケースもあるだろう。そんなときにおすすめなのが、春雨の茹で時間の短縮だ。実は春雨は沸騰したお湯で茹でる以外にも、乾麺から戻す方法があるのだ。
水洗い
一番挑戦してほしい簡単な方法が水洗い。乾燥した春雨をまずはボウルなどにはった水につけ、2~3回ほどその水を変えていこう。何度かすすぐうちに春雨の芯が少し残っている程度のかたさになる。その後3等分にカットしていくのだ。このときに包丁を使うのはもちろんOKだが、キッチンバサミだとより便利である。春雨の端を持ち、目分量で3等分にしたい。
蒸す
春雨は蒸す方法もおすすめだ。少し深みのあるフライパンに水を適量入れ、春雨を入れる。一緒に食べたい野菜は一口サイズにカットし、ふたを閉めて一緒に蒸そう。春雨は乾麺の状態でカットするのは難しいので、蒸したあとにキッチンバサミで切っていくと便利である。
3. 茹で時間が短くて便利!春雨のアレンジレシピ
茹で時間が短い食材である春雨は、忙しいときでも調理しやすいのが魅力だ。そこで春雨のアレンジレシピを紹介していこう。
定番の春雨わかめスープ
春雨を使った料理で定番なのがスープだ。とくに作りやすいわかめスープは、晩ごはんに添える一品にしたい。まずはわかめを戻しておく。沸騰した湯の中に春雨をそのまま入れて茹で、その後野菜やスープの素を入れたい。好みの味付けによるが中華風にしたい場合は「鶏ガラスープの素」がよいだろう。コンソメも捨てがたい。
つまみには春雨サラダ
酒のおともにおすすめしたいのが、春雨サラダ。茹でた春雨ときゅうり、ニンジン、キノコ類やもやしなどを混ぜ合わせよう。ごま油を少々入れると、香りがよくなるので試してほしい。
エスニック風エビ春雨
春雨は副菜だと思いがちだが、メイン料理にもなる。フライパンの中に鶏ひき肉を入れて炒める。ころ合いを見て、下処理をしたエビや唐辛子、ニンニクなどを入れて炒めよう。調味料を入れたら最後に戻した春雨を入れ混ぜるだけ。好みでアーモンドチップをかければ、エスニックな料理の完成だ。
結論
こちらでは意外と知らない春雨の茹で時間や美味しく食べる方法、さらには茹で時間を短縮する方法やアレンジレシピまでをまとめてきた。春雨は食感があり食べやすいのがポイント。どんな調味料とも合うので、つまみやメイン料理、副菜などその日の献立に合うメニューを決めていきたい。
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