1. きな粉棒にはどんな種類がある?
きな粉棒は駄菓子屋やスーパーのお菓子コーナーでよく目にする食べ物で、ねっとりとした食感のお菓子にたっぷりのきな粉をまぶしたもの。子どものころに、一度は食べたことがある人も多いはずだ。じつはきな粉棒にはいろいろなタイプがあり、大きく2つの種類に分けられる。1つは当たりつきのタイプで、昔ながらの駄菓子屋にあるような楊枝に刺さったタイプ。先端が赤く染まっていると、もう1本貰えるのだ。もう1つは当たりのないタイプで、楊枝に刺さったものとそうでないものがある。最近では、1つ1つ個包装になっているタイプもよく売られているだろう。たっぷりときな粉をまとっているため、食べるときにはきな粉がこぼれないように注意する必要がある。
2. きな粉棒の材料は水あめときな粉が主原料で栄養価が高い
きな粉棒はとても美味しいお菓子だが、何で作られているか知っているだろうか。きな粉はもちろん、中のねっとりとした部分には水あめが使われている。水あめときな粉を練ったものを成形し、周りにきな粉をまぶして作られているのだ。メーカーによっては黒糖などをプラスしてコク出している場合もある。きな粉棒のほとんどはきな粉で作られているため、スナック菓子などに比べると栄養価が高く身体に優しいのもポイント。きな粉の原料である大豆には豊富なたんぱく質が含まれているだけでなく、イソフラボンやサポニンなどの基礎代謝を向上させてくれる成分も含まれている。比較的カロリーも低く、1本50~100kcal程度のため、小腹がすいたときにもおすすめのおやつだろう。
3. きな粉棒を自宅で簡単に作る方法
きな粉棒はとても簡単に作れるお菓子で、水あめときな粉を練ったものを成形してからきな粉をまぶせば完成。成形しにくい場合はきなこをまぶしながら成形するとよい。水あめにかなりの甘さがあるため、周りにまぶすきな粉には砂糖を加える必要はないだろう。好みで黒糖を加えたり、水あめではなくはちみつで作ってみたりするのもおすすめ。使う材料によって仕上がりの味や食感に違いが生まれるため、いろいろと試してみよう。寒い時期などは水あめやはちみつが固まりやすいため、混ぜにくいときは軽くレンジで加熱すると成形しやすくなる。火などを使わずに作れるので、子ども一緒に手軽なおやつを作りたいときにもピッタリだ。
4. きな粉棒のアレンジレシピ
- シナモンをプラス
きな粉とシナモン、水あめを混ぜて成形すればちょっと大人な味わいのきな粉棒が作れる。シナモンが好きな人は、周りにまぶす用のきな粉にもシナモンを少量加えてみよう。シナモンの香りが美味しいきな粉棒になるはずだ。
- 冷凍きな粉棒
作ったきな粉棒や買ってきたきな粉棒を冷凍庫で凍らせると、きな粉アイス風のきな粉棒になる。水あめが入っているためカチカチには凍らず、ほどよい硬さと冷たさのスイーツになるのだ。皿に出して、黒蜜をかけて食べるのもおすすめだ。
- 抹茶きな粉棒
きな粉と一緒に少量の抹茶を混ぜて作ると、ほろ苦い抹茶味のきな粉棒が作れる。周りにまぶすきな粉の代わりに、抹茶を使ってもよい。抹茶をまぶすと、キレイな緑色に仕上がるので見ためもよくなるだろう。同じ要領でほうじ茶味を作っても美味しい。
結論
きな粉棒は身近なお菓子でありながら、詳しいことを知らなかった人も多かっただろう。きな粉棒は美味しいお菓子だが、じつは栄養価が高くて身体に優しいとは驚きだ。簡単に手作りできて美味しく、身体にも優しいので子どもと一緒に作っておやつとして食べてみてはいかがだろうか。
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