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【金時】ってどんな意味か知っている?誰もが知る昔話がキーワード!

【金時】ってどんな意味か知っている?誰もが知る昔話がキーワード!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2020年8月 8日

宇治金時は、夏には欠かせないかき氷のフレーバーである。ほかにも金時にんじん、金時豆など、金時がつく食べ物も存在する。さて、みなさんはこの金時が何を指しているかご存知であろうか? 今回はその謎にフィーチャーしていこう。

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1. 金時とは

金時には、さまざまな種類がある。総じていえるのは、赤や臙脂色をした食べ物に使われる言葉であるということ。じつはこの色に、金時の由来が隠されているのだ。昨今ではCMでもしばしば見かける昔話の人物こそ、金時のルーツとされている人物である。

金時と金太郎

みなさんがよく知る、昔話に登場する金太郎。金太郎には、モデルとなった人がいるとされている。その人物こそ、坂田金時である。時は平安時代。源頼光の家臣となった人物で、優れた豪傑として知られ、四天王のひとりに数えられるほどであったとされている。そんな強さに溢れた金時は肌の色が赤いことが特徴で、このことから金時は赤いものをたとえるときに用いられるようになったといわれているのだ。

2. 金時がつく食べ物

金時豆と金時小豆

金時がつく豆といえば、金時豆がある。しかし宇治金時や氷金時などのかき氷にのっている多くは、金時豆ではない。ここがややこしいところ。金時豆はインゲン豆の一種。大粒の豆で煮豆や甘納豆にして食べるのが一般的だ。北海道で生産されているインゲン豆のなかでも生産量が多いのが金時豆だとされており、なかでも大正金時は非常にポピュラーな存在だ。
対して金時小豆とは、小豆の品種の一種。小豆はササゲの仲間なので、金時豆とは同じ豆でも異なる種類というわけだ。宇治金時になどにのっている小豆が必ず金時小豆というわけではないが、金時豆ではないということは覚えておくとよいだろう。

金時にんじん

金時にんじんは、別名「京にんじん」と呼ばれるにんじんの一種。おそらく多くの人は、正月を前にした師走のスーパーで目にしたことがあるのではないだろうか。色が非常に鮮やかなことからめでたいとされ、正月のお煮しめや紅白なますに広く使われているのだ。形は、普通のにんじんに比べるとスリム。味わいもいわゆるにんじん臭さが少なめ。β-カロテンのほかにリコピンも含有されている。

なると金時

さつまいもの種類にも金時がつくものがある。なると金時はさつまいものなかでも、クラシックな味わいが特徴。ほくほくとした食感と甘みが楽しめるもので、関西近県ではさつまいもといえば、なると金時を指すといっても過言ではないほどポピュラーな存在である。
しかし、そもそも金時いもは、なると金時とはまるで別物。別名を「紅赤」といい、さつまいもの女王の異名を取る品種で、色が美しく口当たりがよいのが特徴だ。餡などに使われていたが、生育、貯蔵の難しさから、作付けは減少。いまでは、市場に並ぶことはほとんどない幻のさつまいもだ。なると金時や五郎島金時は、実際にはこの系統を踏んでいるわけではない。

3. 金時と金平

坂田金時の息子は、坂田金平という名前であったそうで、この金平こそ、金平ごぼうの語源になっているという。金平は非常に力が強いことで知られており、これがゴボウの固さや地中に強く根を張ることなどとリンクして、金平ごぼうと呼ばれるようになったといわれているのだ。金時も金平も2020年まで、自身の名前が広く語られ、残っているとは思いもしなかっただろう。

結論

金時のルーツを探ると意外な人物、金太郎につながることがわかった。赤い肌の金時をイメージさせることから、赤いものを呼ぶときに使われるようになった。金時の意味と同時に、金時豆と金時小豆の違いについても理解しておきたい。
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