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【生わさびの醤油漬け】はおかずにもつまみにも!作り方を紹介!

【生わさびの醤油漬け】はおかずにもつまみにも!作り方を紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木 倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2020年8月12日

かつては日本各地に自生したといわれるわさびは、日本の食生活に根づいている食材である。生わさびの食べ方としては、おろしてその風味を楽しむのがもっともメジャーである。しかし、早く使いきりたいときには醤油漬けという手がある。ごはんにも酒にも合う生わさびの醤油漬けについて今回は語ってみよう。

  

1. 生わさびを使った醤油漬けを作る

わさびと醤油の組み合わせは、和食の中でも最強の組み合わせといってよいだろう。これさえあれば、白いごはんはいくらでもすすみそうな生わさびの醤油漬け、レシピは非常に簡単である。

シンプルな生わさびの醤油漬け

最もシンプルな生わさびの醤油漬けの作り方を見てみよう。必要なものは、生わさび、醤油、酒だけである。火を入れてアルコール分を飛ばした酒と醤油をあわせ、千切りやみじん切りにした生わさびを漬けるだけである。半日ほど漬けておけば、醤油漬けとして美味しく食べることができる。千切りやみじん切りにしたわさびは、ごはんや冷奴にのせればあっという間に消費してしまうだろう。また、わさびを漬けてあった醤油には辛みが移るため、これはこれで調味料として使用可能である。

昆布も加えてとろみがある醤油漬けを作る

醤油漬けには、応用バージョンもある。たとえば、昆布を加えてそのとろみを利用する方法である。この場合には、松前漬け風に大根やニンジンの千切りも加えるとよいだろう。もちろん、昆布も生わさびも千切りにする。醤油と酒、好みでみりんを加えた液にこれらの具材を漬けるのである。わさびの辛みが欲しい人は、千切りにしたわさびをさっと湯に通すことをおすすめする。

2. 根だけではなく花も茎も醤油漬けに

わさびといえば、根の部分をおろしたものを指すことが多い。しかし、古来日本に自生したわさびは、山菜として葉や花や茎も日本人の食卓を飾ってきたのである。もちろん、こうした部分も醤油漬けにできる。

花や茎の部分は下処理を

根の部分と同様に、わさびの花や茎は処理したあとには辛みが消えていくという性質を有している。また、根の部分と異なり花や葉の部分を醤油漬けにするには、生というわけにはいかない。下処理が必要となる。辛みや風味を損なわないために、ほどよい大きさに切った茎や花の部分は、80℃のお湯にさっとくぐらせる程度でよい。これを、煮沸した密封容器に入たりラップにくるんだりして、2~3時間ほど辛みが出るのを待つのである。

野沢菜漬け風の食感を楽しめる花と茎の醤油漬け

辛みが出たわさびを、醤油や酒で作った汁の中に漬ければできあがる。一晩ほど冷蔵庫で寝かせれば、味も落ち着いて美味しくなる。この漬け汁にも、わさびの風味と辛みが移り、調味料として重宝する。わさびの醤油漬けは、密封容器に入れて冷蔵庫で保管すれば、2週間ほどは問題なく食することができる。もちろん、冷凍保存も可能である。冷蔵で保管する場合は、密封容器に入れることが好ましい。小皿に入れてラップをかけるだけの保存法では、時間とともに辛みが消えてしまうためである。

3. 生わさびの醤油漬け、どのように食べる?

できあがった生わさびの醤油漬けは、もちろん白いごはんにのせて食べるのが王道である。また、細巻き寿司としてもさっぱりとした寿司となる。醤油漬けを細かく刻んで、いなり寿司やおにぎりの具にする人も多い。千切りであれば、和食を作るときの装飾としてもオシャレだろう。そのほか、冷奴にのせたり、そうめんや蕎麦の薬味代わりにしたりしても風味が生きる。そのまま大根おろしと混ぜて酒の肴にしても、日本人であることの醍醐味を実感できるごちそうとなるのである。

結論

おろして使うのが最もよく知られている生わさびであるが、時間を置くと辛みが消えてしまう。一気に消費したいときには、醤油漬けは理に適ったレシピである。漬かったわさびだけではなく、漬け汁も料理の際に大活躍してくれるため一石二鳥である。そのほか、花や茎の部分も、醤油漬けにして美味しくごはんを食べてみてほしい。
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  • 更新日:

    2020年8月12日

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