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【管理栄養士監修】プルーンは鉄分が豊富ってホント?|栄養図鑑

【管理栄養士監修】プルーンは鉄分が豊富ってホント?|栄養図鑑

投稿者:ライター 徳田藍子(とくだあいこ)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2020年8月 7日

プルーンは鉄分が豊富な食材として知られている。今回は、そんなプルーンと鉄分の気になる関係について紹介していこう。プルーンは鉄分以外にもさまざまな栄養素をもっている食材なので、プルーンの魅力をこの機会にぜひ知ってもらいたい。

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1. プルーンには鉄分が豊富に含まれているのか?

昔からプルーンには鉄分が豊富に含まれているといわれている。鉄分とは、身体の中で赤血球を作るのに必要な栄養素とされており、とくに貧血気味の人は積極的に摂取したほうがいいといわれているのだ。しかし、実際にプルーンに含まれている鉄分量をチェックしてみると、100gあたり1gと意外と少ない。さらに鉄分はヘム鉄と非ヘム鉄に分類されており、ヘム鉄のほうが吸収力はいいのだ。ヘム鉄とは主に肉や魚に含まれている鉄分のことだ。それに対してプルーンの鉄分はほうれん草などとともに非ヘム鉄に属しており、吸収率が低くなってしまう。そのため、プルーンは鉄分を豊富に含んだ食材である、といいきることはできないだろう。しかし、非ヘム鉄はたんぱく質と一緒に摂ると吸収率がアップするので、ヨーグルトと一緒に食べたり、オートミールなどのシリアルに混ぜて食べるのがおすすめだ。また、プルーンはそのまま食べることができ、手軽に摂取できる鉄分として人気があり、おやつや朝食に味わえるのが人気なのだ。

2. プルーンに含まれている鉄分以外の栄養素

プルーンには鉄分以外にも注目の栄養素が含まれている。たとえば、おなかの調子を整える食物繊維や、皮膚や粘膜の健康には欠かせないビタミン、さらに葉酸やミネラル、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれているのだ。さらにプルーンの濃い色には抗酸化作用があり、活性酸素から身体を守る効果なども期待できる。

■プルーンは低GI食品

プルーンは低GI食品としても注目されている。それは食後の血糖値の急激な上昇を防ぐ食品ということで、プルーンのGI値は29と低く、レーズンが64、バナナが51などとほかの食品よりも低いことがわかる。そのため、プルーンは血糖値が気になる人にもおすすめしたい食品なのだ。

3. プルーン以外に鉄分を豊富に含んでいる食材

プルーン以外に、どのような食材が鉄分を豊富に含んでいるのか紹介しよう。鉄分が多い食材として有名なのが、まずレバーだ。レバーは肉や魚と同じくヘム鉄を含んでいるので、吸収のよい鉄分をもっている。それに対して、野菜や海藻、大豆など植物性の食品に含まれている鉄分は非ヘム鉄で、身体への吸収はあまりよくない。しかし前述したように、非ヘム鉄である植物性食品もビタミンCや動物性たんぱく質と一緒に摂取すると、鉄分の吸収をよくしてくれる。つまり、野菜などの植物性食品の鉄分は、魚や肉などを合わせると効率よく鉄分の吸収が見込めるのだ。鉄分をうまく摂取したい場合は、バランスのよい食事を心がけるのがおすすめだ。

4. 鉄分が不足するとどうなるのか

鉄分の摂取方法について紹介したが、では鉄分が足りなくなるとどのようなデメリットがあるのだろうか。鉄分が不足すると、めまい、肩こりや頭痛などの症状が出てくるといわれている。ほかにも皮膚や爪、髪の毛などにもトラブルが起こるといわれている。また、注意力が低下したり、イライラしたり、食欲不振のような症状が出てくることもあるので、鉄分はできるだけ積極的に摂取したい栄養素のひとつである。体調の変化などが現れたときは、もしかしたら鉄分不足が関係しているかもしれないので、栄養のバランスを考えて食事に鉄分を取り入れてみてもらいたい。

結論

プルーンは鉄分が豊富に含まれていると思われていたが、じつはそんなに多くの鉄分を含んでいない。しかし、プルーンは天然のさまざまな栄養素がバランスよく含まれた食品なので、プルーンを食べることでいろいろな健康効果が期待できる。また、プルーン以外に鉄分を豊富に含む食品を知って、バランスのよい食事を心がけて鉄分を豊富に摂取してみてもらいたい。
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