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天ぷらの正しい保存方法は?揚げたての食感を再現しよう!

天ぷらの正しい保存方法は?揚げたての食感を再現しよう!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2020年8月30日

天ぷらは食材の栄養をたっぷり摂れる、うれしい料理だ。また、揚げ物にいったんはまると、ついたくさん作りたくなる。しかし、思った以上にボリュームがあるため、一度に食べきれず残してしまうこともあるだろう。本記事では、余った天ぷらの保存方法を紹介する。せっかく作った天ぷらを無駄にしないよう、参考にしていただければ幸いだ。

  

1. 天ぷらの常温保存は避けよう

天ぷらが余ったら、とりあえず常温で置いておこうと考えるかもしれない。しかし、これはおすすめできない方法だ。というのも、常温で放置すると、天ぷらに含まれる油が酸化してくる。酸化が進むと、天ぷらの風味や香りが落ちてしまうのだ。長く放置した天ぷらを食べると、胃の調子が悪くなった経験のある人もいるだろう。
オイルポットに放置した油が、だんだん黒ずんでくるのを見たことがあるかもしれない。同じことが、天ぷらの衣の中でも起こっているのだ。もし天ぷらの味を保ったまま保存したいなら、少なくとも常温で保存するのは止めておこう。

2. 天ぷらのおすすめは冷凍保存

天ぷらの美味しさを保つために重要なのは、油の酸化を防ぐことだ。冷蔵保存もひとつの方法ではあるが、酸化の速度が緩やかになるだけで進んでいくのは変わらない。そこでおすすめなのは、冷凍保存だ。余った天ぷらをアルミホイルに包み、フリーザーバッグなどに入れて冷凍庫で保存する。
これにより、酸化を大きく遅らせることができる。また、冷凍庫に入れる際はしっかり粗熱を取ってから冷凍保存しよう。まだ温かいうちに冷凍してしまうと、天ぷらの周りに霜が付き、解凍する際に味が劣化してしまうからだ。
保存期間については、はっきりとした目安はないが、安全性や美味しさを考慮するとできれば1ヶ月以内には食べきるようにしたい。

3. 天ぷらの解凍に電子レンジはNG!グリルやオーブントースターで

天ぷらを解凍する際には注意点がある。解凍といえばつい電子レンジを使いたくなるが、天ぷらに関しては避けたほうがよさそうだ。というのも、電子レンジを使うと、天ぷらの衣に水分が残るせいで、仕上がりが水っぽくなってしまうのだ。これではせっかく美味しさを保つために冷凍したのに、意味がなくなってしまう。電子レンジの代わりの方法として、グリルまたはオーブントースターを使おう。とくに、コンロに据え付けの魚焼き用グリルがあれば楽だ。
手順は簡単で、天ぷらを並べて、そのままカリッとするまで加熱すればいいのだ。グリルは表面を焼くだけでなく、衣から余計な水分を取り除く効果もある。それにより、揚げたてのサクサクとした食感をある程度再現することができるのだ。少なくとも、油の酸化を防いでいる分、味は常温保存よりいいはずだ。長期間保存したあとでも、サクサクした食感を楽しめる。非常に手軽なのにも関わらず、美味しく食べられるのはうれしい。

結論

天ぷらは冷凍保存が手軽で、しかも美味しく保存することが可能だ。天ぷらを冷凍するというイメージはあまり湧かないかもしれないが、試してみればその便利さに驚くかもしれない。揚げ物の準備は手間がかかるのもあって、天ぷらをまとめて揚げてしまいたいと考えることもあるだろう。そんな場合にも、冷凍保存の便利さが助けになるはずだ。ぜひ試してみてほしい。
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  • 更新日:

    2020年8月30日

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