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かき氷を食べると頭が痛くなるのはなぜ?予防する食べ方も解説!

かき氷を食べると頭が痛くなるのはなぜ?予防する食べ方も解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

2020年8月30日

夏の暑い季節になると、かき氷が食べたくなる人も多いのではないだろうか。祭りなどの縁日でも必ずといってよいほど登場するかき氷は、夏の風物詩の1つといえる。そんなかき氷だが、食べていて「キーン」と頭が痛くなった経験をもつ人は多いだろう。なぜ、かき氷のような冷たいものを食べると、あのように特徴的な頭痛が起きるのだろう。ここでは、かき氷を食べるとなぜ頭痛がするのか、その理由について解説していく。

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1. かき氷食べると頭がキーンとする理由を解説

かき氷を食べたときに起きる頭痛は、一般に「アイスクリーム頭痛」と呼ばれている。このアイスクリーム頭痛という名称は、国際頭痛分類第2版では正式名称として論文でも使用されているものである。ただし、現在は「寒冷刺激による頭痛」に名称が変更されている。アイスクリーム頭痛が起こる理由は、短時間で消失するため研究しにくく、健康に悪い影響を残さないということから、研究は少ないものの2つの仮説がある。
1つは、神経の勘違い。のどを冷たいものが通過するときに、その奥の三叉神経が冷たさにより刺激される。このときに発生する伝達信号により、脳が「冷たい」ではなく「痛い」と勘違いするというわけだ。2つめは、血管の拡張だ。冷たいものを食べて急激に冷やされたのどや口の中を温めるために、血流が増える。このとき頭の血管が拡張することで。一時的な炎症が発生して頭痛が起きるという説である。これら2つのどちらか一方、もしくは両方のメカニズムによって頭痛が起きるのではないかと考えられているのだ。

2. アイスクリーム頭痛の症状は?

アイスクリーム頭痛は、冷たいものが喉元を通過するとき生じる頭痛と定義されている。この頭痛には特徴があり、ズキズキではなくキーンとした痛みで、鼻の根本や眼窩、こめかみに起こるものだ。また、冷たい刺激を受けたあとに出現して、10分以上は継続しない短さも特徴である。
痛みはすべての人に起こるわけではなく頭痛がみられない人もおり、個人差が大きい。2016年に行われたドイツでの研究によると、アイスクリーム頭痛が起きる人は大人より子どもに多く、また、片頭痛をもっている人に多いと報告されている。さらに、両親にアイスクリーム頭痛が起きる場合、その子どももアイスクリーム頭痛が起きることが多いということだ。
ちなみに、アイスクリーム頭痛という名称であるが、かき氷よりもアイスクリームのほうが頭痛は起きにくい。これはオーバーランといって、アイスクリームには空気が含まれていることにより氷よりも温まりやすいというのが理由だ。

3. かき氷を食べても頭が痛くならない!予防法の紹介

アイスクリーム頭痛が起こるのは、口の中全体が急激に冷えるためだ。つまり、頭が痛くならないようにかき氷を食べるには、口の中が冷えすぎないように「ゆっくりと」「少しずつ」食べるのが最も効果的な方法だといえる。暑いからといって、口いっぱいにほおばってしまうと、アイスクリーム頭痛を誘発することになるので注意したい。ほかには、あたたかい飲み物と一緒に食べたり、常温のものを一緒に食べたりするのも1つの方法である。
かき氷はただシロップを掛けただけのものよりも、宇治金時のようなトッピングを楽しめるものがおすすめだ。また、かき氷そのものについても、氷の粒が荒いタイプよりも、薄く削ったふわふわのかき氷のほうが頭痛は起こりにくい。これはかき氷よりもアイスクリームのほうが頭痛は起こりにくいのと同じで、氷を薄く削ることにより温まりやすい空気を含んでいるためである。

結論

かき氷を食べたときに頭がキーンと痛くなる症状をアイスクリーム頭痛という。アイスクリーム頭痛は口の中が急激に冷やされたときに生じる頭痛であり、健康に悪い影響はない。予防するにはゆっくりと少しずつ食べたり、あたたかい飲み物や常温のものを一緒に食べたりするのが効果的である。また、かき氷の削り方でも頭痛の起きやすさに違いがあるので注目してみてほしい。
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